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2018年7月8日日曜日

知事・15市町長の写真入りヒバクシャ国際署名賛同呼びかけポスター

ポスターを掲げる岡邊好子理事長(右)と鹿島孝治副理事長

〝被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます〟と訴える「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)に賛同した井戸敏三知事と兵庫県内の十五人の市町長の顔写真・名前(一人は写真が印刷に間に合わず名前だけ)や三十九の賛同団体と個人六十人を掲載したポスターを兵庫県原爆被害者団体協議会が作成し、七月二日に発表しました。
兵庫被団協はおととしから各自治体首長や地方議員、各種団体に署名への賛同・協力を訴えてきました。全国でも早い時期に井戸知事が応じるなど賛同が広がった(現在、知事と二十三市長、十一町長)ことから、ポスターを企画し、改めて掲載を呼びかけたものです。これだけ多くの知事、市町長の賛同を掲載したポスター作成は兵庫被団協では初めて、全国でも初めてとみられます。
岡邊好子兵庫被団協理事長は「私も数えで九十歳ですが、このポスターを力にもうひとふんばり頑張ります」と核兵器禁止条約実現、核兵器廃絶への決意を語っています。


ポスターは各自治体の役所ロビーや公共施設、各種団体の事務所、個人宅への張り出しや、街頭署名活動などで活用してほしいと呼びかけられています。
一枚百円、購入・問い合わせは兵庫被団協まで。

(兵庫民報2018年7月8日付)

輝け憲法平和が一番:市民+野党の大集会

川西アステ歩道橋



「輝け憲法 平和が一番、市民+野党の大集会IN川西・夏物語」と名づけた街頭演説会が七月一日、川西アステ歩道橋で行われました。
暑い中、地域では初めての野党国会議員がそろって訴える演説会を聞こうと、三百人を超える方々が市内・近隣市などから集まりました。
十時からプレ企画を開始し、フォークソングや沖縄の唄、憲法紙芝居に青年のスピーチをステージで行い、憲法クイズ・シール投票に参加する部活動の高校生や、着ぐるみから風船を受け取り「何の集会ですか?」と子連れの方たちに「憲法・平和の大切さを地域から発信します」と訴え三千万人署名への協力を呼びかけました。
参加した男性は、「野党の結束が見られて嬉しい。頑張って欲しい」と目を輝かせ、通行中に立ち寄った女性も「テレビで聞いたことある声だと思った。すごいですね。」と演説を聞きました。
野党国会議員によるリレー演説では、日本共産党の宮本岳志衆院議員が森友問題の国会追及を紹介しつつ「国会でも地域でも野党共闘が発展している」と力強く訴え、兵庫六区の統一候補としてたたかった立憲民主党の櫻井周衆院議員は「野党共闘で国会勢力を変えよう」と呼びかけ、自由党の渡辺義彦元衆院議員は「本当の保守は国民の生活を守るものだ」と安倍政権を糾弾。社会民主党の福島みずほ参院議員は「働き方改悪法を廃止させよう」と強調しました。
それぞれが地域から憲法を守る勢力を増やし、秋に行われる川西市長選・市議選での勝利、来年の参議院選挙勝利に向け、市民と野党が力を合わせ安倍政権を倒そうと呼びかけました。
―吉岡けんじ

宝塚ゆめ広場


阪急宝塚駅前の宝塚ゆめ広場でも同日十六時から、市民+野党の共闘街頭演説会が行われ約二百人が参加し、櫻井周衆院議員(立民)、宮本岳志衆院議員(共産)、福島みずほ参院議員(社民)、大谷啓元衆院議員(自由)が訴えました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

都市空間向上計画は撤回せよ:神戸市議会一般質問

市民意見409件中、賛成わずか12件

六月二十五日の神戸市議会本会議で日本共産党神戸市会議員団の金沢はるみ議員、西ただす議員が一般質問を行い、久元喜造市長の政治姿勢をただしました。
神戸市は、今年三月に都市空間向上計画の基本的な考え方案を発表しました。この計画は、神戸市を住み続けられる地域と住み続けられない地域に分断するものです。
神戸市が四月に行った市民意見の募集では、四百九件もの意見が寄せられ、賛成意見はわずか十二件。多くが計画への反対意見や不安・懸念の声となりました。多くの市民が都市空間向上計画など望んでいないのは明らかです。
神戸市は市民の意見を踏まえ、区域名称や施策の方向性、スケジュールなどを見直した「修正案」を公表するとしています。


金沢議員は「市民意見を踏まえれば、都市空間向上計画そのものを撤回すべき」と求めました。
金沢議員が久元市長に「四百九件の市民意見を全部見たか」と質問すると「似たような意見が沢山あり、共産党の組織的な運動の結果と感じたのでパラパラと見ただけ」と答えました。金沢議員は「大変失礼な話。パラパラと見て反対の意見が沢山あったら、組織的な意見だと切り捨ててしまうのか」「市民の率直な意見に対して団体的、組織的と言うのは非常に問題」「市民のパブリックコメントに寄せられている思いをくみとろうとしていない」と強く批判しました。

遊休市有地活用し認可保育園の建設を

久元市長は、二〇一八年三月末までの待機児童ゼロの目標を実現できず謝罪しました。
神戸市の待機児童は昨年の九十三人から三百三十二人と三倍以上に増えています。日本共産党神戸市議団は、これまで、待機児童解消は、市有地などを活用した認可保育所の建設が必要とくりかえし求めてきました。市長も待機児童対策緊急プロジェクトに取り組むとし「保育所用地の確保の努力が十分ではなかった」と認めました。


西議員は「遊休市有地を活用し認可保育所の建設を進めるべきだ」と求めました。久元市長は「待機児童を早期に解消できなかったことは申し訳なく思っている」「発表した緊急対策を全力で推進したい」としました。西議員は「小規模保育所の増設は困る、認可保育所の建設をと声があがっている。声をよく聞いてすすめて欲しい」と強く求めました。
国民健康保険料、済生会病院、神鋼石炭火力発電所、垂水区いじめ自殺問題、六甲アイランド高校生の生徒飛び降り問題についても質問しました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

一緒に考えようあなたの働き方:民青同盟姫路班がつどい


「一緒に考えよう あなたの働き方ブラックかも?」と題して民青同盟姫路班がつどいを七月一日に開催しました。
はじめに参加者が自己紹介と疑問などを出し合い交流。友人が正規職員になり若いのに責任を持たされ、ストレスで病気になっているという例も紹介されました。
講師に招かれた日本共産党県委員会の小林明男労働部長は、高度プロフェッショナル制度など安倍政権の働き方改革法の問題点に言及。財界の要求にこたえ非正規労働者化、成果主義、長時間過密労働が広がったが、昔は正社員が当たり前、アルバイトなどは限られていたと紹介。過労死ラインの労働時間が合法化される悪法だと批判しました。ブラック企業も若者の告発と運動で社会問題になり対策が始まったと述べ、志位委員長の廃止運動提案に応え、若者の運動で今度も廃止させようと呼びかけました。
そのあとの交流では、公務員も長時間労働を余儀なくされ残業代も出ていないという実態や、ほとんどが非正規の職場実態などが参加者から語られました。
資本主義の暴走から労働時間短縮で個性の開花めざす未来社会の展望を示す日本共産党への『入党のよびかけ』カラー冊子を紹介すると、「友人に渡してみる」と持ち帰る青年もありました。
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今回、案内しても仕事中だという青年が多かったことから、今後は、少人数で相手にあわせて開いていこうと相談しました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

政治が変われば働き方も変えられる:川西・猪名川労働者後援会がつどい

講演する津川氏(右)(その左は北野市議)

日本共産党を応援する川西・猪名川労働者後援会が「私たちにとって『働き方改革とは』八時間働けば普通に暮らせる社会に!」と題したつどいを六月三十日に開催。津川知久前兵庫労連議長が講演し、懇談しました。
津川氏は、今年、多くの日本を代表する企業の株主総会で経営陣が不正問題を追及されたこと、年金基金・日銀が保有する株式が五十兆円を超え公的資金が国内株式市場の一割近くを占めていることなどをあげ、安倍政権のもと政治も経済も異常な事態になっていると指摘しました。
五月にひらかれた日本共産党の職場問題学習・交流講座でも、労働者の健康・命が脅かされるとともに、企業自体の発展を阻んでいると指摘されていることも紹介し、人間のつながりが職場で壊されており、共産党のルールある経済社会の改革提案が待たれていると語りました。
また資本主義とはどのようなものか、働くとはどういうことか―と問いかけ、利潤第一の仕組みのもとで労働者を守るルールをつくる世界のたたかいの歴史を振り返り、韓国での最低賃金引き上げ、正規化の変化も紹介。政治が変われば労働者の働き方、生活を変えることができると強調し、安倍政権打倒へ共同を広げる意義を語りました。
懇談では、「介護職場であまりの暑さに職員が倒れて救急車で搬送された」「保育士への主任手当補助金でかえって不団結になっている」など職場の実態が語られました。
「パワハラはどうしたらなくせるか」などの参加者からの質問についても議論しました。
北野のり子共産党川西市議も「市は何でもPFI手法を導入しようとしているが、地元業者に仕事がまわらない」など川西市政について報告しました。
*
川西・猪名川労働者後援会は、ハイキングや山菜取り登山、バーベキューなど楽しい活動も大切にしながら、学習も深めようと今回のつどいを企画しました。今回、参加の都合がつかなかった人もいるので、また開催しようと相談することになっています。

(兵庫民報2018年7月8日付)

兵庫県社保協総会・社会保障学校


兵庫県社会保障推進協議会は第四十七期定期総会・第三回社会保障学校を三十日、神戸市勤労会館で開き、九十人が参加しました。記念講演の講師には税理士で元静岡大学教授の湖東京至氏を迎えました。
「消費税を上げずに社会保障財源三十八兆円を生む税制」と題し講演した湖東氏は、「消費税は消費者が八%払っているように見えるだけで、実は大企業が吸い上げている」と消費税の仕組みを説明。年間売り上げから事業者が消費税を計算する仕組みであり、大企業は仕入れ額を下請けに値引きさせるため、消費者から受け取った消費税額をおさめておらず、「輸出還元金」があり大手輸出企業は、消費税導入後一度も消費税額を支払っていないと試算した結果を示しました。
さらに、安倍政権の「骨太方針」は「消費税率アップの時に一斉に値上げをしないように」とし、軽減税率対象商品の前倒し値上げを推奨、軽減税率は消費者ではなく大手企業がもうかる仕組みとして導入される事を明らかにしました。
また、消費税に頼らなくても三十八兆円もの増収が見込まれる十三項目を示し、所得税負担率は所得一億円までは累進的に増すものの、それ以上では逆に下がり、百億円超では一一・一%となっている等の不公平税制の改善を訴えました。
総会はスローガン「憲法九条改憲をゆるさず、平和と人権を守ろう、国の責任で、社会保障を充実させましょう」をはじめ、二十五条運動、国保改善、介護保険制度改善、兵庫県地域医療構想と地域医療を守る運動などの方針を確認。新会長に県保険医協会副理事長の武村義人氏が就任しました。
―堤匠(県社保協事務局長)

(兵庫民報2018年7月8日付)

兵庫革新懇が自衛隊問題で講演会


憲法改悪の焦点になっている自衛隊問題について理解を深めるため、兵庫革新懇は六月三十日、兵庫県民会館けんみんホールで「日米軍事同盟の新段階と自衛隊の変貌」をテーマに講演会を開催、約二百人が参加しました。
講演会は、神戸青年合唱団の「うたごえ」ではじまり「沖縄を返せ」の合唱で盛り上がるなか、纐纈厚明治大学特任教授(山口大学名誉教授)が講演を行いました。
纐纈氏は、自衛隊の成立のいきさつから今日に至る経過をたどり、自衛隊が変質し深く日本の政治に影響を与えてきている実態を解明しました。
「戦後、平和憲法を制定し、戦力不保持を定めたにもかかわらず、朝鮮戦争下、アメリカの圧力で警察予備隊が発足。自衛隊に改組された後も文民統制のもとでの〝専守防衛〟などといいいながら事実上の軍隊として復活し、世界七番目の巨大な戦力に成長してきている。さらに、これに決定的な転換をもたらしたのが安倍内閣による集団的自衛権の容認、安保法制の改悪だった。戦前の軍隊の思想を引き継ぎながらアメリカの圧力のもとで改編強化されている自衛隊について、国民はよく実態を知り、監視し、憲法改悪をゆるさないことが重要だ」と指摘しました。
用意した講師の著書は完売し、参加者からは「自衛隊のことがよくわかった」「文民統制のまやかしが理解できた」などの感想が寄せられました。
―堤隆二(兵庫革新懇)

(兵庫民報2018年7月8日付)

治安維持法国賠同盟総会

挨拶する金田峰生氏

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部総会が七月一日、こうべまちづくり会館で開かれ、六十人が参加しました。
メッセージを寄せた同盟中央本部の増本一彦会長が「弾圧犠牲者らが生命を賭して抵抗した歴史の成果が安倍政権によって危うくされている」と奮闘を訴えました。
基調報告で戸崎曽太郎県本部会長は、米朝首脳会談が歴史を動かす端緒になると述べ、また朝鮮半島でも日本においても朝鮮の人々に暴威をふるった治安維持法弾圧の歴史を重く受け止め、和解・友好の道を開く重要性を指摘しました。
さらに同盟が取り組んでいる犠牲者への国家賠償法制定を求める国会請願について、実現を阻んでいるのは、歴史修正主義者が政権を支配している現実であり、また日本が国際法になっている「人道に反する罪」を認めない人権後進国だからであると強調しました。
会議では、国会請願の目標達成とともに、設立三十五周年の年に一千名の同盟建設を目指すとし、南あわじ市での「意見書」採択に続き自治体議会での請願に取り組む決意など、実践に基づいた発言が続きました。
新役員選出では会長に岡正信氏を選んだ他、若干の若返りを果たしました。
総会には日本共産党兵庫県委員会の金田峰生氏が連帯の挨拶をしました。
―戸崎曽太郎

(兵庫民報2018年7月8日付)

関西電力株主総会:脱原発などの株主提案議案も20件

関西電力は六月二十七日、株主総会を大阪ATCホールで開催しました。
約八百五十人出席のなか、岩根茂樹社長は「大飯原発三、四号機本格運転で七月一日から電気料金を値下げする」「首都圏をはじめ関西圏以外への電力販売の拡大に取り組む」などともうけ一辺倒の体質を露わにしました。出席した市民株主の会や大阪市、京都市、神戸市から脱原発などを求めた二十議案と、会社側が提出した三議案を審議しました。
特に原発再稼働によるもうけを役員十一人でまっ先に山分けする会社提案には、市民株主から厳しい批判が出ました。午後までかかった討論のあと議案採決では参加者減少の中、〝関電動員株主〟による多数で強引に否決しましたが、〝もうけ山分け案〟には、さすがに動員者たちも反対の手を挙げていました。
会場への通路は駅改札口から全てビル内を通るコースで、参加株主への宣伝行動が出来ない状況で、関電経営者が如何に消費者の批判を恐れているか如実でした。これに対し、労連近畿ブロックや反原発の団体も、道沿いからビル内通路を歩く株主に原発ゼロへの賛同をよびかけました。
―速水二郎(電力兵庫の会)

(兵庫民報2018年7月8日付)

名張毒ぶどう酒事件支援する会現地調査報告とドキュメンタリー

無実の死刑囚・故奥西勝さんの無罪、名誉回復を求める名張毒ぶどう酒事件を支援する兵庫の会は、六月三十日、神戸市内で会員やアムネスティの方を含め支援者二十六人の参加で、東海テレビ制作の「眠る村」上映会と現地調査報告会を開催しました。
「眠る村」は、事件現場の村人の姿、冤罪犠牲者、家族の苦難を生々しく紹介し、事件から五十七年もたつ名張事件の真実と再審請求を棄却し続ける司法の不当性を告発した感動のドキュメンタリー番組です。
観たあと参加者から、無実の奥西勝さんを獄死させ、いま再審請求人である妹・岡美代子さん(89)の死を待つかのような司法の非人道的な対応に怒りの発言が相次ぎました。また、真実を隠すいまの安倍内閣とだぶらせて、冤罪をなくすためにも政治を変えたいとの発言もありました。
支援者一同、一日も早い再審開始、無罪をめざして支援運動を広げようと決意を固めあいました。
―近藤正博(国民救援会県本部事務局長)

(兵庫民報2018年7月8日付)

遊戯史研究家・増川宏一さんが「戦争と平和」語る


「九条の会.ひがしなだ」が、シリーズで取り組んでいる戦争体験を語る集いの十三回目「戦災を生き延び、平和を求めて~『住吉』駅前の空襲で死に直面~」が一日、東灘区民センターで行われました。
今回の語り部は増川宏一さん(遊戯史研究家)。一九三〇年(昭和五年)長崎市生まれの増川さんが、戦時中の学生生活や空襲体験などを通じて、「戦争からの教訓」を明らかにしました。
増川さんの実家は当時、大阪で医院を開業していましたが、奈良県へ疎開し、中高一貫七年制の旧制甲南高等学校(現甲南大学)尋常科(中学)三年に在学中だった増川さんは、「男手がなくて不安」という学友の誘いで、今のJR住吉駅南側の東灘区宮町六丁目に「半ば用心棒代わりに下宿」していました。
終戦直前の八月一日の大空襲で死に直面、住吉川辺りまで必死に逃げて気を失い、焼け跡に戻った後は狭い防空壕暮らし、という苦い経験をもとに、「幾多の犠牲の上に、今の憲法ができ、九条がある。断じて過ちを繰り返してはならない」と強調しました。
また、「戦争は思想統制を生み、組織統制へ進む」として、「当時は、なんであれほどあほなことが行われて、何とも思わなかったのか」と省み、「なぜ小学校で教育勅語を暗誦、奉安殿に最敬礼させ、十軒一組の〝隣組〟に監視と配給体制を担わせたのか」を解明。「特にスポーツ、文化面がひどかった」として、芸能人の強制改名、野球用語での英語禁止などの実例をあげ、苦笑をも誘いました。
さらには、神戸には華僑や中国人労働者が多かったことから、麻雀屋も多く、そこに特高刑事が張り込んで監視体制を強め、事実上、「敵性遊戯」をつぶしていったエピソードも披露しました。

東灘区では連続的に学習会が予定されています。

市民アクション東灘特別学習企画:水面下で進む「戦時徴用」の現実を学ぶ

7月21日(土)14時、東灘区民センター9階多目的ホール/①ドキュメンタリー映像「防衛フェリー~民間船と戦争~」上映(昨年度文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞受賞作品)/②お話:依田恵美子さん(名古屋テレビ・ディレクター)折衝中/主催:安倍改憲NO!! 市民アクション東灘/参加協力費500円/☎080‐6120‐6012(藤丸)
じっくり学ぶ:自民党改憲案の問題点と危険性

東灘憲法共同センター第4回総会記念講演:憲法改定を許さない運動はこれから

7月29日(日)14時、東灘区民センター第1・2会議室/講師:二宮厚美(神戸大学名誉教授)/参加協力費:カンパ制(1口500円以上)/問い合わせ☎078‐851‐9381

増川宏一さんには『日本遊戯史』(二〇一二年、平凡社)など遊戯の歴史に関する著書が多数あります。
また、「支配階級と遊び」を「兵庫民報」二〇一七年十月十五日付・二十二日付に寄稿し、明治以来の日本政府、戦後のGHQが遊びを国民支配にいかに利用してきたかを紹介しています(掲載号は少し残っています。一部八十円+送料。編集部へお問い合わせください。国会図書館でも閲覧できます)。

(兵庫民報2018年7月8日付)

みんぽう川柳〈六月〉「雨」

選者 島村美津子

特 選

傘の花一つに二個のランドセル
 神戸市 田原菊代

【評】「あめあめふれふれかあさんが……」昔よく歌ったなつかしい童謡がふと口をついて出る。傘の下でスキップしている二つのランドセルの色まで想像してみたくなる。
平和であってこその楽しいワンカット。この子たちの未来に再び戦争のおきないことを願いながら。

入 選

平和行進雨の五百歩頑張った
 神戸市 松尾美恵子

平和の願い雨の中でも行進つづく
 尼崎市 富田明美

梅雨空に原発反対デモに行く
 神戸市 高馬士郎

基地反対梅雨をはねのけこぶし上げ
 芦屋市 梶原嘉代子

雨期に泣くうち捨てられし水田よ
 尼崎市 中内眞佐子

降り止ぬ雨が怖いな山崩れ
 神戸市 藤田幸子

水不足降れば大雨土砂崩れ
 神戸市 梶山洋枝

畑仕事めぐみの雨にひと休み
 神戸市 塩谷凉子

雨の薔薇バンドネオンと夜更かしと
 神戸市 水田裕子

オリーブの枝にキョトンと雨ガエル
 神戸市 山本尚代

誰よりも雨が大好きかたつむり
 神戸市 亀井洋示

相合傘不意に蛍のお客さま
 神戸市 長尾粛正

仮設地の心の雨は未だやまず
 神戸市 玉山歳子

雨降って地固まるか米と朝
 神戸市 古賀哲夫

みんぽう川柳募集


  • 七月の題は「行進・パレード・デモ」締め切り七月二十七日
  • 八月の題は「ひまわり」締め切り八月二十四日
  • 毎月第四金曜日必着
  • 応募は一人二句まで。葉書、メール、Fax(葉書大の枠を書き、その中に記入)に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで。


(兵庫民報2018年7月8日付)

大門みきし「ねずみ小僧は合法か」

連載エッセイ29

江戸時代の窃盗犯、ねずみ小僧治郎吉は汚職大名や悪徳商家から盗んだお金を貧しい庶民にばらまき、「義賊」と呼ばれました。盗んだお金をそのまま自分の懐に入れるとただの盗人ですが、人びとに分け与えたことから、「公益性」を評価され「義賊」と見なされたわけです。
違法行為である賭博が、なぜ「公営ギャンブル」にだけ認められているのか。その理由はねずみ小僧とおなじです。私人が賭博を行うのは違法だが、地方自治体などが行う「公営ギャンブル」は賭博の上がりを住民サービスに使うから「公益性」があり、違法性が減じられるという理屈です。
一九六七年、その理屈に異をとなえたのが「公営ギャンブル廃止」をかかげ東京都知事に当選した経済学者の美濃部亮吉さんでした。美濃部さんは「使途が良ければ違法行為が許されるというものではない。ねずみ小僧も犯罪者に変わりはない」と主張。「公営ギャンブル」の「公益性」を倫理の観点から疑問視しました。
こういう歴史的な論争を全く無視して、公営どころか明白に違法行為である民営賭博を強引に認めようというのが今回の「カジノ実施法案」。しかも日本人から巻き上げたお金を海外のカジノ企業が自分の懐に入れるなど、ねずみ小僧もびっくりです。「公益性」の一かけらもない。こんな悪法を通そうとする安倍内閣と自民、公明、維新は、ねずみ小僧以下です。廃案に追い込むため最後まで頑張りましょう。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2018年7月8日付)

亀井洋示「骨太の悪人共」


(兵庫民報2018年7月8日付)

観感楽学

国会で文書の改竄が大問題になっています。なぜか私は「文書」や「内容の改竄」など情報に関する話を聞くと漏洩を思い浮かべてしまいます▼個人情報保護法が全面施行される数年ぐらい前から会社の情報、とりわけ個人情報の漏洩などの取扱いが非常に厳しくなりました。勤めていたソフト会社でも定期的に情報漏洩を防ぐための学習会を受けさせられました。もううんざりするほど何度も受講させられました▼ただ、会社もいったん情報が漏洩すると、社会的な信用がなくなるという大打撃を受け、対応に多くの人とお金が必要になるため必死だったのだと思います▼それでも、社内の大事な情報ファイルを誤って取引先に送信してしまうという事故がありました▼メールはとても便利です。ファイルを添付することで相手に簡単に多くの情報を伝えることができます。その反面、送信先などを間違えると簡単に情報を漏洩させ、他人に多大な迷惑をかけることがあります▼メールは「送信」ボタンを押す前に必ず送信先が正しいか確認するよう心がけ、極力誤送信をしない方法、送信前に内容を確認する癖をつけることをお勧めします。(ふ)

(兵庫民報2018年7月8日付)

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