――加古川で日本共産党演説会
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声援にこたえる(左から)参院議員の大門みきし、高砂市議選予定候補の大西ゆき・さかべ勝彦、加古川市議選予定候補の高木えり・岸本たてき・立花俊治、参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生の各氏 |
日本共産党東播地区委員会は六月三日、加古川市民会館で演説会を開き、五百五十人を超える人びとが参加しました。
演説会では、加古川市議選(六月十七日告示・二十四日投票、定数三十一)、高砂市議選(八月二十六日告示・九月二日投票、定数十九)、明石市議選(来年の統一地方選挙)の予定候補が紹介され、加古川の三人と、参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生氏が決意を表明し、大門みきし参院議員が演説しました。
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加古川市議予定候補の岸本たてき=現=、高木えり=現=、立花俊治=新=は、中学卒業までの医療費無料化などの実績や一世帯一万円の国民健康保険料引き下げなど公約(「三つの緊急提案」)を紹介するとともに、市民の願いを実現するためには、三つある常任委員会すべてに党議員を配置でき、会派代表質問、議案提案権を得ることができる三議席がどうしても必要だと訴えました。
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金田峰生氏は、神鋼加古川工場での労災死亡事故、神戸のゴンチャロフでの長時間労働・パワハラ自死の事例をあげ、安倍政権の「働き方改革」法案は廃案に、と批判するとともに、日本共産党が安心して働ける真の働き方改革を対案として提案するなどルールある経済社会実現のためにがんばる姿を紹介しました。
さらに、加古川市議選での三議席確保は続く高砂市議選、統一地方選、参院選での日本共産党躍進の試金石となり、何より安倍政権への厳しい審判になると強調し、自らも奮闘する決意を表明しました。
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大門参院議員は、異常な安倍政治の根源に政治の右傾化があり、改憲を執拗にめざす安倍首相を日本会議が支えていると指摘。経済政策でも混乱する与党と政府の様子を示し、経済政策の転換と消費税増税阻止を訴えました。さらに、疑惑解明はじめ日本共産党の役割を紹介し、日本共産党を大きくしながら、〝明るく元気に〟選挙をたたかおうと呼びかけました。
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日本共産党加古川市委員会は、党議員団が実施した「市民アンケート」に寄せられた声をもとに、「三つの緊急提案」をこのほど、発表しました。
①高すぎる国民健康保険料を一世帯一万円引き下げます。
②かこバス・かこタクシーの路線拡大、デマンドタクシーで買い物・医療難民をなくします。
③全小中学校にエアコンを設置し、全中学校で給食を早期に実施します。
さらに、これらの提案を実現するために三人の共産党議員がどうしても必要ですと訴えています。
(兵庫民報2018年6月10日付)