3000万署名で平和の花を咲かせよう
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垂水支部の街頭宣伝 |
「戦争は絶対にダメ!改憲発議ストップ!」と全国で三千万署名行動が広がり、兵庫も女性たちも力を合わせ〝憲法カフェ〟や街頭宣伝行動など支部・班から行動を広げています。
街頭署名行動に立てば、「軍事より暮らしに予算をまわしてほしい!」「安倍さんはやめてほしい!」「こどもがいるから戦争は絶対イヤ!」の声がいっぱいです。
いま、『憲法クイズ・ミニリーフ』(中央本部作成)が「わかりやすい!」と大好評です。このリーフで「無数に憲法カフェを開こう!」と支部・班が若い世代と一緒に取り組みを広げています。
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尼崎支部は、リズム小組で次々と『憲法クイズ・ミニリーフ』でおしゃべりしています。
「憲法を守らないといけないのは誰?」の質問に、若い世代の多くが「国民!」と答えます。先輩会員たちと一緒に九十九条を読み合わせ、「権力の暴走を防ぐためなんだよ」と「憲法そもそも論」を学びあい、その場で署名。また、署名用紙も各自が持ち帰り、若い世代の署名の担い手を広げています。
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須磨支部は「四人に一人の割合で集めないと改憲をストップできない!」と、班が次々行動しています。
地域の人々と一緒に全戸訪問し、署名を百五十筆・二百筆集めたり、九条の会と一緒に六百軒にポストイン、その後訪問し、二百筆超を集めるなど行動を広げています。
二月三日には〝安倍は外、節分パレード〟を行い、七十人が着ぐるみや思い思いのタペストリーを持ち、板宿商店街を歩きました。お店の人からの「がんばって!」の応援も受け、地元に大きくアピールしました。
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垂水支部は〝憲法カフェ〟をきっかけに、若い世代が「九条変えたくない」と独自のプラスターをつくり、毎週班が街頭宣伝行動に取り組んでいます。
ハンドマイクで訴えると、若いママがじっと聞いて署名したり、「いつもご苦労さま、この前署名しましたよ」と話しかけられるなど、参加した会員は「地域に根付いて来たね」と世論の変化を感じています。
別の班では「わたしたちの声がいのちを守る希望になります」の訴え文と三千万署名の発起人の名前もいれた独自のチラシをつくって百軒にポストイン。後日訪問して、留守も多いですが、一筆一筆と積みあげています。「対話すれば署名してくれる」と確信になっています。
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西脇支部は毎月、道の駅での〝平和カフェ〟を二年間、二十三回続けています。憲法を写したり、前文を読みあっています。また、地域の人々とスタンディングもして署名を広げています。
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この間、各支部が請願や自治体交渉、学校訪問などに取り組み、就学援助の入学準備金の前倒し支給と助成金の増額が十一の自治体で実現しました。九条とともに「生存権」「教育権」「幸福追求権」など憲法が生きる政治に変えたい、そのために私たちは、三千万署名を、その担い手を広げにひろげ、女性たちと力を合わせて、五月三日の目標達成へ全力をあげたいと思います。
桜井文子(新婦人兵庫県本部事務局長)
(兵庫民報2018年2月25日付)