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2018年11月4日日曜日

長田区と北区で白井聡氏が講演

日米安保による隠された支配構造を片付け、その後を展望しよう


安倍首相が執念をもって改憲に臨もうとしている国会が開会されたもと、市民と野党の長田共同アクションが十月二十八日、新長田勤労市民センター大会議室で「白井聡講演会」を開催し、二百十名が参加しました。


白井氏は、敗戦を知識としては認めながら、都合の悪い事実として無かったことにしようとする「敗戦の否認」に戦後レジーム(政治体制)の核心があるとする自らの「永続敗戦論」を展開。福島原発事故で失敗を認めないという政府・東電の態度など様々な局面に現れていると述べました。
さらに、戦前は「国民は天皇の赤子」という家族的国家観により支配の存在が否認されていたこと、戦後も日本国憲法よりも日米安保条約が優先されアメリカによる支配の存在が否認されているという「国体論」を説き、マルクスから「一度目は悲劇として、二度目は茶番として」を引いて、この「国体」を片付けるとともに、そのあとどういう国づくりをするかが問われると主張。しかし、自然に崩壊・終焉することはないとも指摘し、市民と野党の共闘がさらに発展することが重要だとしめくくりました。
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前日には北区の六つの九条の会による講演会も開かれました。



(兵庫民報2018年11月4日付)

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