弱者置き去りの政治を変えたい
県議会議員(東灘区) きだ結党員の両親のもと「社会を変える立場に身を置きたい」との思いで高校で民青に、大学で党に入りました。
生き方を決定的にしたのは、阪神・淡路大震災です。
あの日、全壊した寮のドアを蹴破って脱出し、たどり着いた職場・東神戸病院は野戦病院のようでした。地震では助かったのに、多くの人が生活を立て直せず、身近な患者さん含め自殺や孤独死を目の当たりにしてきました。被災者を置き去りにし、神戸空港建設に邁進する政治に心底憤りました。
薬剤師として十六年間働く中で、国保料が払えず、来院したときは手遅れだったなど痛ましい例を見てきました。「お金を気にして、子どもの受診をためらう自分が情けない」というママ友も。震災とこうした体験から政治変革の思いを強め、県議会議員という道にすすむ動機になりました。
二期、全力で走ってきた感じです。
子育て世代として、取り組んできた中三まで医療費無料化は県下四十一市町中、三十五市町。神戸市も今度こそ実施させなければいけません。中学校給食は、神戸市でもついに実現しましたが、おかずが冷たい業者弁当方式。改善が急務です。
借り上げ県営住宅の退去問題で何度も論戦し、「弾力的な対応をする」「七十五歳未満も受け付ける趣旨を徹底する」との知事答弁を引き出し、転居困難な事情を判定委に申請すればほぼ継続入居が認められるようになりました。
東灘区でマンション敷地内の土砂崩れの復旧が公費事業になったときは、喜ばれました。他、イノシシ対策、市バス充実など住民とともに取り組み、すすめてきました。
いよいよ統一地方選。何としても勝ち抜き参院選につなげる決意です。
推薦します!
みんなの居場所 海運堂
砂田沙紀さん
市民の声に耳を傾けてくださり、心強い
数年前、近隣の公立幼稚園二園の閉園に関する説明会で、きださんとお会いしました。どのような声があがっているのかを気にしてくださり、私もお話する機会がありました。いつも市民の声・現場の声に耳を傾けてくださるので、とても心強く思います。(兵庫民報2018年11月4日付)