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2018年11月4日日曜日

『ナチュラルウーマン』:神戸映画サークル協議会11月例会

激しく吹く風にあらがって私を生きる


見ている私達自身をも励ましてくれる。この作品を思い返してそう思う。
今日、私たちがよく耳にする言葉に「LGBT」がある。歴史的には古代エジプト時代からの流れの中から生まれてきた。この世に男と女が誕生して以来、異性・同性に抱く感情にも様々な形が生まれてきたし、自分の感情に素直に生きたいと願った人は多い。日本でも平安時代以降、暗黙の了解として様々な愛の形を受け入れてきた。
十一月例会作品『ナチュラル ウーマン』は身体は男性でも心は女性というトランスジェンダー女性が、一人の男性を愛したが故に彼女を取り巻く社会から差別や偏見を受けながらも、自分の心に素直に生きようする姿を描いた物語。
性的マイノリティーに限らずなんらかの障害を抱えた人達が疎まれてきた今の社会。少しでもそんな人達を理解することなくして「共生」はありえないのでは…。
―松本正憲(神戸映画サークル協議会)

映画『ナチュラルウーマン』

11月16日(金)①11時30分②14時30分③19時、17日(土)①11時30分②14時30分③18時、神戸アートビレッジセンター/監督:セバスチャン・レリオ、主演:ダニエラ・ヴェガ/2017年/チリ・米・独・スペイン/104分/一般当日:1,700円(前売:1,300円)、シニア・障がい者・大学生以下:1,300円/☎078-371-8550、URL http://kobe-eisa.com/

(兵庫民報2018年11月4日付)

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