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2018年11月25日日曜日

統一地方選へわたしの決意:宮野つるお(長田区)

上京して省庁に要請する宮野さん

30数年空白の長田区の議席必ず

長田区県政対策委員長 宮野つるお

自分は何の為に生まれてきたのだろうと思っていたら、夜間大学時代にオストロフスキー『鋼鉄はいかに鍛えられたか』という本に出合い、人類を解放することだと教えられる。
学生自治会の活動をしている時、先輩からあの侵略戦争に命がけで反対した政党があった。それが共産党だと教えられる。
また在日の友人から、関東大震災のどさくさに紛れて朝鮮人が殺された事を教えられた。
そんなことも知らずにいたことにショックを受ける。わけもわからないままに、人の言うことに疑問を持たず、自ら調べようともせず、のほほんと生きてきた人生を反省し、羅針盤をもって航海する人生、自分とみんなの幸せのために生きる人生にしようと共産党員になった。
夜間大学を卒業後、長田にある神戸医療生活協同組合の協同病院やいたやどクリニック、番町診療所、介護ショップ協同などの医療・介護の分野で三十年以上働いてきた。
二月の長田区神戸市会議員補欠選挙では四千二百四十一の(世に良い)方々から支持をいただき、大健闘という評価を受けることができた。
安倍自公政権のアメリカ・財界言いなり、国民いじめの暴走政治を変えない限り国民はしあわせになれない。来年七月の参議院選挙で与野党逆転を勝ち取る必要がある。
そのためにも、四月の統一地方選挙で長田区から三十数年空白の共産党の議席を勝ち取ることが必要になっている。
赤ちゃんからお年寄りまで一人ひとりが大事にされ、命と暮らしを守り、医療・介護・年金・教育・災害などの不安を減らし、商店や市場・中小企業などが元気になるように全力で頑張ります。

推薦します!

神戸医療生活協同組合
道上哲也さん

優しい性格と ブレない姿勢

神戸協同病院で一緒に働いてきた仲です。彼は、常に患者さんに優しく、誰からの頼みも決して嫌とはいえない性格です。また生きる姿勢は決してブレないということが最高の美徳でもあります。兵庫県の医療の発展に貢献し、とても頼りになる存在であると確信しています。

(兵庫民報2018年11月25日付)

県女性後援会が署名宣伝:消費税10%増税NO!、安倍改憲NO!


日本共産党県女性後援会が十一月十八日、神戸大丸前で「消費税増税の中止を求める請願署名」と「安倍九条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」を訴えました。
金田峰生参議院選挙区予定候補は、「安倍政権がめざす消費税一〇%引き上げは暮らしと経済をこわす」「九条に自衛隊を書き込む改憲案は日本の平和をこわす」と安倍政権の危険性を暴露。「安倍政権をやめさせるために日本共産党と金田峰生に大きなご支援を」と訴えました。
引き続いて神戸市中央区から県議会に挑戦する大野さとみ予定候補が「子育てしながら働き続けられる県政をつくるために私を県議会に送ってほしい」と自分の体験を踏まえながら支援を訴えました。
新婦人内後援会から由利美香さんが訴え、元県議の井村弘子さんも訴えました。

(兵庫民報2018年11月25日付)

神戸市灘区で演説会:市議選・県議選・参院選での勝利めざし

声援にこたえる(左から)味口市議、大門参院議員、わだ県議予定候補
来年の統一地方選挙と参議院選挙で日本共産党の躍進をめざし、党灘区委員会は十一月十七日、六甲道勤労市民センター大ホールに大門みきし参院議員を迎えて演説会を開催し、百三十名の参加で会場は熱気にあふれました。
大門参院議員は「楽しく明るい選挙」から始まり、森友問題の今、安倍首相がなぜ憲法改憲に執念を燃やすのかなど、追い詰められている安倍政権の実態を報告。統一地方選挙と参議院選挙で必ず勝利し、安倍政権を退陣に追い込もうと訴えました。
金田峰生参院兵庫選挙区予定候補は、土砂災害などで現地を視察し、寄せられた不安や悩みに応え、災害対策、被災者支援に力を尽くすことを表明。地球温暖化を悪化させる神鋼石炭火力発電増設問題は国のエネルギー政策の問題であり、子どもたちにクリーンで安全なエネルギーを残したいと訴えました。
四月の統一地方選挙で三選をめざす味口としゆき市議は、住民運動と神戸市会議員団の論戦力で、鶴甲会館の存続・移転の実現、高羽小学校の過密問題では解消に向けた予算をつけさせたことなど市会議員団の実績を訴えました。
わだ利男県議予定候補は憲法九条改憲ストップの審判を神戸からあげようと訴え、無駄な大型公共事業よりも、災害から住民の命、財産を守る防災・減災の公共事業を行うためにがんばる決意を表明しました。
初めて演説会に参加した男性は「黙っていても仕方がない。何か行動しなければという思いで参加した」と話していました。「大門さんの話はよかった。人柄が伝わってくる」「選挙頑張らなあかん」「たくさんの人が来ていて元気になった」など感想が寄せられました。
―近藤秀子(灘区委員会)

(兵庫民報2018年11月25日付)

淡路女性後援会がつどい

役立つ知識と励ましいっぱいの「しんぶん赤旗」

講演する清水さん

日本共産党淡路女性後援会が「講演と総会のつどい」を十一月十七日、淡路市のしづのおだまき館で開き、全島から後援会員など六十人が集まりました。
世話人代表の川西マサ子さんが開会の挨拶をし、参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生さんのメッセージが紹介されました。
続いて、前衆院議員の清水忠史さんが「市民と野党の共同で女性にやさしい政治を」と題して講演。清水さん独自の味付けで会場を爆笑の渦にまきこみながら、憲法九条を守り、消費税増税中止のため、日本共産党の躍進をと訴えました。
講演の後、参加者から「清水さんの様々な知識はどこから仕入れているんですか?」との質問が。迷わず「日々の『しんぶん赤旗』です」と清水さんが答えると、「では、『赤旗のどこからですか?」と再質問。
「『読者の広場』からです。時折、清水の演説に触れて元気をもらったという投稿があるんです。それを読むとこちらも励まされるんです。そして可能な範囲でお礼を伝えるようにしています。ですので、近いうちに淡路の方からの投稿がないか注意深く読みたいと思います」と清水さんは答えました。
この講演と総会を通じ、参加者一同、来年の参議院選挙、比例四十六万票を目指し、山下よしき副委員長の再選、兵庫選挙区での金田峰生さんの初当選を目指して頑張ろうと、意志を固めあいました。

(兵庫民報2018年11月25日付)

尼崎市長選挙:民主市政の会流目氏及ばず

尼崎市長選挙は十一月十八日投開票され、尼崎民主市政の会代表委員の流目茂氏(70)=無所属、日本共産党推薦=は、一万九千五百九十六票・得票率二一・三〇%で及ばず、現職の稲村和美氏(46)=無所属=が三選されました。投票率は二四・七一%。
流目氏は、遅れている現市政の子育て施策を批判し、認可保育所増設、保育料軽減、中学校卒業までの医療費無料化、中学校給食の早期実現などで「子育てするなら尼崎を」と訴えました。また、消費税一〇%増税反対・九条改悪阻止を訴え、「安倍自公政権追随の市政を変えよう」と主張しました。

(兵庫民報2018年11月25日付)

岩見武三町長が市川町の魅力語る

ラジオ関西がビデオを公開


市川町の岩見武三町長がラジオ関西『三上公也の情報アサイチ!』に出演(十一月一日放送)。収録時のビデオがユーチューブで公開されています。
鶴imo(さつまいも)、ふるさと納税返礼品たまご部門で全国一位となったたまごなどの特産物やそれを使ったスイーツ、ゴルフアイアンほか地場産業の育成・支援、農地取得を容易にして移住・定住促進、子育て支援などの施策を紹介。岩見町長三年間の実績の一端もわかります。


URL: https://youtu.be/BlMJ4sTSjt8

(兵庫民報2018年11月25日付)

神戸・市民要求を実現する会が総会

中学校給食無料化など要求を発展させ

挨拶する村上代表委員

神戸・市民要求を実現する会は第八回総会を十一月十五日、神戸市内で開催しました。
開会挨拶にたった成山太志代表委員(兵庫労連議長)は、「安倍政権の暴走以上に、地域破壊を行おうとしているのが久元市長であり、『都市空間向上計画』は大きな問題がある計画でなんとしても阻止しなければならない」と述べました。
岡崎事務局員がこの一年間の活動報告を行いました。三月に行われた「都市空間向上計画」に対する意見応募にとりくんだ結果、神戸市は修正案を出さざるを得なくなったことにふれ、これまでの運動の積み上げの結果が反映されたことに確信を持ちたいと報告しました。
今後の方針として、五つの行動提起と三つの確認事項を提案しました。神戸市への二〇一九年度予算要望を取りまとめたことを報告し、「中学給食の自校調理方式に」の要求を発展させ無料化を掲げたことをはじめ、高校通学定期への補助など子育て費用の無料化・軽減、地域医療の崩壊を招く医療機関の再編に反対、風営法改正による警察の介入への反対、高い国保料についての問題など―十六分野四十八項目の重点要望になったことを報告しました。
加盟団体からの発言では、重点要望についての説明や団体の運動などが語られ活発な議論が交わされました。発言の中で新たに出された補充要望を加え神戸市に提出することを確定しました。
最後に、村上健次代表委員(兵商連副会長)が「この八年間の運動の積み重ねに確信を持ち、これからも運動の発展に頑張りましょう」と述べ閉会しました。
―岡崎史典(同会事務局)

(兵庫民報2018年11月25日付)

救援バザー実行委員会東日本大震災被災地ツアー

気仙沼市・杉の下の慰霊碑前で説明を聞く参加者

被災7年半の困難さと復興への動き

平松順子(実行委員会)

東日本大震災から七年半、救援バザー実行委員会は十一月十一~十三日、八回目の現地ツアーをとりくみました。丹波や尼崎からの参加もあり、大沢たつみ元参院議員をはじめ総勢三十三人が参加しました。

神山県議

福島空港で現地の支援センターの大橋利明さん、渡辺武男さん、神山えつ子福島県議と合流、渡辺さんと神山県議がバスにのりこみ、原発被災地である富岡から大熊・双葉・浪江町と移動しながら、被災地と被災者の現在の状況、原発の汚染水や汚染土の行方などをお聞きしました。

原発事故は「収束」として大型開発推進

国と福島県が一体になって、オリンピック(二〇二〇年)までに、事故は収束したことにしたいという思惑で事業を進めています。「イノベーション・コースト構想」という名の大型開発に毎年七百億円もの多額の予算を投入。その一方でモニタリングポストを八割以上撤去。汚染土を道路建設などに埋め込み全国にばらまくなどの計画まであります。
神山県議はこうした動きに対し県議会で日本共産党県議団が厳しく追及していることを報告しました。

荒廃した自宅

三人と離れたあと、案内してもらった相馬市観光協会の井島順子さんは、南相馬市小高で被災。避難解除になった家に帰ったらイノブタの死骸が横たわり、そこに大きなネズミが群がっていて、もう帰れないと思ったといいます。
同市の津波犠牲者は四百六十八名ですが、まだ行方不明者も残り、十一日の月命日には自衛隊が遺体の捜索を今も続けています。

米全袋調査、新品種開発など復興への動きも

一方で、相馬産の米は全袋調査するので国の基準よりも安全性は高いと井島さんはいいます。
震災後から東京農業大学の学生が支援にはいり、汚染物質の除去に研究を重ね、「天の粒」という品種を生み出したり、市内四カ所にメガソーラーをつくったりと、復興に向けての動きも井島さんから聞きました。
*

二日目は、遠野のふるさと村を見学し、南三陸鉄道にも釜石駅から盛駅まで乗車しました。

地震の津波のメカニズムを知る必要

さらに三日目には気仙沼のボランティアステーションの菊田忠衛さんから話をききました。
菊田さんは、両親が津波の犠牲になったことから、地震と津波とのメカニズムを自ら詳しく解明しました。行政のハザードマップに頼って避難した結果、杉の下の町民が六十人も犠牲になったこともあげ、地震と津波のメカニズムをしっかり知ることでしか、被災を免れることはできないと強調しました。来年三月には震災伝承館ができ、菊田さんはそこで引き続き津波の体験を伝承していきたいと決意を語っていました。

政治の役割の重要性を痛感

福島から宮城、岩手までを移動し、大変充実した三日間でした。
南三陸鉄道の車両前で

参加者からは――
「現地に来て、被災者の方から直接お聞きすることの意味を再認識した」
「七年経過した今も陸前高田市や気仙沼の海岸はかさ上げ工事が続けられているという状況を目の当たりにし、福島の被災者はまだ多くて三割の住民しか戻っていないことなどを考えると、政府も自治体も被災者の実態に見合った対策をとり続けることこそもとめられていると思った」
「政治の役割の重要性、原発の再稼働の無謀さにあらためて怒りを覚える」
―などの感想が寄せられています。


(兵庫民報2018年11月25日付)

兵庫区憲法共闘会議が学習会

安倍改憲打ち破る鍵3千万署名さらなる推進

兵庫区憲法共闘会議は、関西大学大学院法務研究科教授の木下智史氏を講師に「憲法学習会」を十一月十六日、神戸木材会館で開きました。
木下氏はまず、過去、自民党の首相は小泉首相の郵政民営化など経済成長・利益誘導型だったが、安倍首相は憲法改悪だけをめざすイデオロギー型の政治家であり、大変危険だが、南スーダン自衛隊日報の隠蔽・改竄までして違憲状態を隠さざるを得なかったように憲法九条は厳然と生きていると強調しました。
安倍首相はずるかしこく九条の「交戦権否認」に触れないが、九条二項に自衛隊保持を明記することは、集団的自衛権行使の正当化、軍事力行使、「交戦権」の実質的行使になり、現状ではアメリカの行う戦争に参加するだけだと批判しました。
では、安倍首相がなぜ強いのかについて木下氏は、小選挙区制の実施で自民党の「派閥」力が弱まり、「お友達内閣」になっていること、安倍政権発足後、国政選挙の投票率が低く、五割もある無党派層が動いていないこと―があると指摘。この状況を打ち破る鍵は三千万署名をさらに進めることだと締めくくりました。
会場からは憲法と安保条約やアメリカとの関係、北方領土問題などの質問がありました。
最後に、松本勝治事務局長から「兵庫区内での署名は現在一万三千筆、目標の三万五千までがんばろう」との決意表明と呼びかけがありました。
―亀井洋示

(兵庫民報2018年11月25日付)

AALA連帯委員会が朝鮮半島問題で学習講演会

朝鮮半島の平和プロセスに国際的支援と連帯を


兵庫県AALA連帯委員会が秋の学習講演会を十一月十七日、神戸市内で開催。韓国のキョレハナ平和研究センター研究委員の李俊揆(イ・ジュンキュ)氏が「市民のたたかいと激動の朝鮮半島情勢から北東アジアの平和構築を考える」と題して講演しました。
李氏は「今年は朝鮮半島で平和の風が吹いている。キャンドル革命という社会変革と南北首脳の決断によって開かれた国際変革です」と前置きし、話し始めました。
①起こってきたこと
最初に、朝鮮戦争以後の歴史と近年の北朝鮮の核開発問題をめぐっての出来事を説明しました。
後者のうち二〇一七年に北朝鮮がICBMを完成させ、核兵器の完成を宣言したことについて李氏は、「完成させたということは、もう実験はしないということ。この点を韓国政府がつかんだことがその後の動きにつながった」と指摘。文在寅政権が、平昌オリンピックへの参加を呼びかけ、韓米合同軍事演習の縮小に言及してきたこと、金正恩氏が呼びかけに応じ、板門店宣言に至った経緯を説明しました。
戦後初の米朝会談について「七十年間敵国だったアメリカと北朝鮮の首脳が直接会って対話した。このことの歴史的な意義こそ注目すべきだ」と強調。シンガポール宣言については「最初に『新しい朝米関係の構築』があり、二番目に『平和体制の構築』、続いて『完全な非核化』という順番になっている。過去の強行派がとってきた『まず非核化の措置がなければ対話には応じない』という立場とは逆転している」とその意義を強調しました。
②今起こっていること
現在のプロセスについて李氏は、経済制裁が大きな枷になってると指摘。
具体例として、南北のバスケットボールの交流試合で韓国の選手が北朝鮮に行くのに民間航空機を使えば、民間航空会社が経済制裁の対象となってしまうことをあげました。
さらに、李氏は北朝鮮が平和への具体的な行動を取ったらそれに対して相応の措置をとるというのが筋ではないかと主張。北朝鮮が核開発の象徴的な場所となってきた寧辺核実験場を永久に放棄する意思を示していることについて、アメリカから相応の措置が取られるべきだと述べました。
③今後の課題
最後に、今後の課題について李氏は「この平和プロセスへの国際的な支持と連帯が必要。プロセスが進展し、韓米同盟の変化が生まれると、日米同盟にも影響する。平和、非核化のプロセスが進めばアメリカの核の傘の影響力は低下するだろう。その時に東北アジアを視野に入れた展望を持つことが重要だ。日本にとっては北東アジアの視野が広く見えてくる可能性がある」と述べました。
―上園隆(民青県委員長)

(兵庫民報2018年11月25日付)

文化後援会「秋の講演と文化の集会」

文化芸術の礎である表現の自由を深く認識し

街谷さん(Va.)と大山さん(Pf.)


選挙の年を間近に控えて日本共産党兵庫県文化後援会は十一月十七日、生田文化会館で「秋の講演と文化の集会」を開催し八十人が参加しました。
集会は朝倉えつ子神戸市議の司会ではじまり、段野太一文化後援会会長の挨拶についで日本共産党参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生党国会議員団兵庫事務所長が党を代表して挨拶と決意をのべ、憲法改悪や消費税増税をいそぐ安倍政治を終わらせるために今度の選挙でぜひ共産党の躍進を、と訴えました。
今井さん
つづいて党中央の学術・文化委員会の今井直子さんが「豊かで文化的な生活のために―いま日本の文化行政は…」をテーマに講演を行いました。
今井氏は、行き詰まった安倍政治にかわる政治を、という国民の声の高まりの中で「JCPサポーターまつり」での日本共産党に対する期待の声を紹介し、つづいて昨年改正された「文化芸術基本法」について、その成立過程や内容について基本点を解明しました。「基本法」は全会派一致して採決されたものですが、今の安倍政治のもとで「文化芸術の礎たる表現の自由の重要性を深く認識し、文化芸術活動を行う者の自主性を尊重する」と明記されたことは極めて重要な成果であると指摘しました。
一方、法律はできてもその運用において、文化を稼ぎの道具のように扱う「稼ぐ文化」論が広がっていることに注意する必要があるとし、また文化活動を行える時間や賃金など生活条件の確保が不可得であることを強調しました。
集会後半は、待谷翠さんのヴィオラと大山宮和瑚さんのピアノによる演奏が行われ、エルガーの「愛の挨拶」など古今東西の名曲が演奏されました。
閉会の挨拶で濱本鶴男副会長は、選挙勝利には後援会活動の強化が不可欠、各地域や分野で文化後援会組織をつくり、ニュース『風を起す』の読者を広めようと呼びかけました。
参加者からは「文化芸術基本法のことがよくわかった」「こんな会があるのを初めて知った」という声、「ヴィオラの音のすばらしさに感動した」などの感想が多数寄せられました。
―堤隆二(文化後援会事務局長)

(兵庫民報2018年11月25日付)

神戸演劇鑑賞会12月例会:文化座『三婆』


一九六三年、初夏。東京、神楽坂。
金融業の武市浩蔵が、妾・駒代の家で急死する。通夜、葬式を本宅か妾宅かで行うのか、従業員たちが、てんやわんやの混乱の中で、幕が開く。
浩蔵の死後、残ったのは借財ばかり。その返済のため、妹・タキと駒代の家が売られ、住むところを失ったふたりは、本妻の松子の家に押し掛けてくる。こうして、三人の同居生活がはじまった。
暮らし始めたものの、ことある毎にののしり、いがみ合い、罵倒の毎日。それは、日を追うごとに、激しくなってゆく。案じた松子は、同居を解消する事を決め、ささやかなパーティを開いた。その場は、共に暮らしてから、初めての集まりだった。パーティが終わろうとしたそのとき松子は突然叫ぶ〝出て行かないで〟。
それから十年のち、元女中のお花が訪ねてくる。そこでお花が見たのは…。
有吉佐和子の原作を、演出家・劇作家の小幡欣治が脚色をした。老人問題を扱いながら、人間喜劇として笑わせ、老人の孤独や哀しみ、何より共に生きて行くことの大切さを、観客の心に届ける舞台です。
―小谷博子

文化座公演『三婆』

原作=有吉佐和子、脚色=小幡欣治、演出=西川信廣、出演=佐々木愛・有賀ひろみ・阿部敦子ほか/①12月2日(日)16時30分、②12月3日(月)18時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生1,000円)/☎078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2018年11月25日付)

兵庫山河の会「山河」より

ほがらかに馬齢を一つ重ねたり梅雨の晴間の今日誕生日
石井敏子

こんな朝籠りいたるか闇の底君は苦しき病かかえて
新井 幸

公園のベンチで会った少年がそっと手渡すちぎったチョコパン
塩谷涼子

朝鮮に非核化迫るアメリカがまたもやってる核実験を
西澤 愼

春闘の賃上げやめる連合の労働貴族ここにきわまる
山下 勇

ベランダに時折来たる小雀の部屋に入りて脚を滑らす
古谷さだよ

晩秋のまだ来たらぬに石蕗の冬の予告が咲き初めにけり
鵜尾和代

秋陽うけ紫式部のつぶつぶのつぶつぶ艶めく紫式部
山下洋美

そよ風をとらえて揺れるコスモスの公園を行く幼児の列
古賀悦子

理不尽なにせもの政治が横行し子や孫たちの時代は如何に
大中 肇

(兵庫民報2018年11月25日付)

亀井洋示「全員ボロ野球」


(兵庫民報2018年11月25日付)

観感楽学

三十年来の友人の体調すぐれずと聞いていたので、東京での集会後に福島県・喜多方市へ足を伸ばした。喜多方といえばラーメンだが、会津若松市の「北方」に位置し土蔵が立ちならぶ街としても有名なのだそうだ▼が、駅の売店で求めた地元紙にはびっくり。「維新再考」という連載がありその副題が「戊辰戦争百五十年企画」。リード文は「約一カ月の籠城戦のすえ、苦渋の降伏に至る経過を追い、会津編を締めくくる」となっている。本文に会津松平家第十四代当主も登場し「孝明天皇から絶大な信頼を得ていた自分(松平容保)が賊軍となるとはじくじたる思いだったろう」と述べ、記者が「朝敵」「賊軍」の汚名をそそぎ人々に希望を与えたのが降伏から六十年後の秩父宮と容保の孫との婚姻だったと続ける。「福島は自由民権運動が活発だったのにそんな歴史にはまったく触れない」と友人は憤慨していた▼「明治百五十年」に対し福島・会津では「戊辰戦争百五十年」。いまさら薩長軍対奥羽越列藩同盟の再現ではないだろうに。「腰が痛いけど、明日の地元での学習会には出るつもり」と語る友。テーマは「喜多方の民権運動」。そこに希望あり。(T)

(兵庫民報2018年11月25日付)

2018年11月18日日曜日

統一地方選へわたしの決意:前田みさ子(兵庫区)


子どもからお年寄りまで安心して暮らせる県政を

兵庫区県政対策委員長 前田みさ子

私は両親と兄二人の末っ子として育ちました。父親はごく普通の会社員でしたが病弱で入退院を繰り返し、本当に貧しい家庭でした。家が貧乏なのはこんな家に生まれてきたのだからしょうがないと諦めていました。
ある時、職場の先輩に民青へ誘われ、共産党の不屈の歴史・綱領を学び、貧しいのは個人のせいではないのだと知りました。そして党が目指す社会を実現する一員になろうと入党を決意しました。
子育て応援として取り組んできた「中学卒業まで医療費無料化」を神戸市でも一刻も早く実現させる。中学校給食は今のような冷たい業者弁当ではなくおいしくて安心、安全な温かい給食に改善をさせたいです。
県の借り上げ住宅問題では入居者と支援者と共に「借り上げ住宅兵庫区連絡会」を立ち上げ、党県議団との奮闘で「判定委員会」ができ、七十五歳未満でも書類を提出した方は、ほぼ継続入居が認められるようになりました。
七月の豪雨では、清水町鵯越筋で土砂崩れがあり、一軒が土砂に閉じ込められるという事がありました。砂防ダムの設計図までできていたのに予算が付かず先送りになっていた所です。二つの自治会長さんと一緒に六甲砂防事務所、そして共産党議員団と一緒に国へも要請に行き(上の写真)、砂防ダム建設が決まり地域のみなさんに大変喜ばれました。
前回八百六十二票差で次点になった悔しさをバネに今度こそ県会で勝ち抜き、憲法九条を変えさせず、消費税増税をストップさせるため、参議院選につなげる決意です。

推薦します!

アトム電器北逆瀬川店主
片山正久さん

市民の声に耳を傾けてくださり、心強い

荒廃した今の政治を立て直し、弱者に寄り添い全ての人々が幸福感を感じる兵庫県政、平和を守り暮らし優先の兵庫県政をめざし、前田みさ子さんは確かな女性の目で日々頑張っています。二度目の挑戦、今度こそ多くの仲間の力で県議会へ。私も中小零細業者の立場で応援します。

(兵庫民報2018年11月18日付)

がんばります!新人議員:加東市議 古跡和夫


挑戦の機会逃すはわが意にあらず――無数の支援で当選果たす

四年前、次男が立候補して十二票差で及ばず、今回も彼をと考えて準備したが、生活の問題で神戸に転出。長男の無農薬・有機栽培認証の田圃も、私も頑張って少し明るい兆しが見えてきたが、農業収入の大半を占める桃が病気で大赤字に。
そんな中、加東市では共産党らしい活動がほとんどないままに時間だけが過ぎ、告示まで一カ月、ついに私が六十九歳で立候補を決意し、短期の選挙戦で無数の支援を得て当選することができた。
*
二十歳の誕生日に日本共産党の一員となり、神戸中央郵便局で労働組合運動にも参加、途中で全逓労組から執行権停止で役員から外されながらも、夜間交代勤務の職場で党員も読者も増やしながら、保育所父母の会・学童保育所づくりと運動にも夫婦で頑張ってきた。
一九八九年に郵産労を結成し、予定より少数で苦労したが、一九九五年の阪神・淡路大震災以来、理屈から要求実現の労組に成長し、郵政民営化反対の運動では県下にアンケートを配りに行くなど奮闘してきた。
郵政民営化後一年半で退職を迎えるので、郵産労兵庫県協議会議長の最後の仕事にと、事務室のない支部と県協議会の組合事務室の獲得に全力を挙げ、ほぼ実現した。
再雇用試験は形式的な面接だと聞いていたのに、私も含め組合員十五人が受験し十三人が不採用と、余りにひどい差別の是正を求め手を尽くしたが解決せず、最終的に裁判での金銭和解となった。
*
一方、八年間、党議席が空白だった加東市は、国の方針そのままに福祉の切り捨てと公共施設「適正化」をすすめ、東条地域では十三施設の統廃合と小・中一貫校設置がすすめられている。
加東市の中心産業である農業の後継者不足は深刻で、広大な農村地域を維持・発展させるためには、何より後継者が食べていけるだけの所得と価格の保障が基本になるが、荒れ地を作らないため、退職者で時間のある人たちとの共働きのシステム化で地域を活性化していきたい。

(兵庫民報2018年11月18日付)

潮芦屋高潮被害:護岸高測量値の誤り認めさせた論戦

さらなる解明と対応に全力

日本共産党兵庫県議団事務局長 門屋史明

兵庫県は十一月二日、台風21号による高潮被害に係る住民説明会(潮芦屋交流センター)で、二〇〇七年に県が公表した高潮浸水予測図において潮芦屋地域が非浸水地域となる根拠とされた二〇〇六年の護岸高の測量結果に誤りがあったことを認め謝罪しました。
*
同地域は一九九六年の竣工時、地盤沈下も見越して南側護岸は、五・四五メートルに、東側護岸は四・五九メートルで建設されました。
ところが、この地域の高潮浸水予測図策定に使用した二〇〇六年の護岸測量結果は、南側護岸五・七五メートル、東側護岸四・九三メートルと、地盤沈下が進行しているにもかかわらず竣工時を上回る異常な数値となっていました。
県は、この異常な数値をそのまま使い、でたらめな高潮浸水予測図を作成・公表していたのです。県は、この高潮浸水予測図について、住民説明会での説明ののち、ウェブページから削除しました。
*
党県議団は、議会質問などでこの問題を一貫して追及してきました。決算特別委員会では、今回明らかになった高潮浸水想定予測図策定時の護岸高を要求。当局は、「資料を精査しており、わからない」としていました。その後も繰り返し資料を求めました。
また九月議会一般質問では、高潮浸水想定について▽高波が考慮されていなかったこと▽二〇一五年改定水防法による浸水想定の見直しを怠っていたこと―を指摘しました。ところが県当局は「これまでにこの時期の浸水想定を行っているのは、全国でも二割程度。水防法改定に伴う高潮浸水想定見直しは、おおむね五年を目途とされ、遅れているわけではない」と開き直った答弁をしていました。
*
潮芦屋地域は、阪神・淡路大震災の翌年に竣工し、「災害に強い街」として一九九八年から分譲が開始されました。その後も、南海トラフがきても大丈夫、高潮がきても大丈夫として売り出された街です。
その街で、このような誤りが見過ごされるということ自体、売却してしまえば、「我が亡き後に洪水よ来れ」と言わんばかりの県の姿勢が浮き彫りになっていると言わざるを得ません。
党県議団は、住民の命と財産を守る立場で、さらなる解明と必要な対応を県に求めていきます。
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党県議団は十一月十二日、潮芦屋地域の高潮対策について、「高潮浸水予測区域図作成においてなぜ測量結果の誤りを見過ごしたのか、作業工程を総点検し、原因を解明・公表すること」「潮芦屋地域について、県企業庁が『災害に強い街』として開発を行い、分譲していった経過から、今回の護岸高測量誤りについて謝罪だけでは免罪されない。少なくとも台風21号により被災した住民に対し、補償を行うこと」など九項目の申し入れを行いました(写真)。

(兵庫民報2018年11月18日付)

「カンキン」神戸行動参加者で再生エネルギー見学ツアー

ゼロこねっと 橋本銀河

十一月六日、毎週金曜日の関西電力神戸支社前で集まるメンバーで、神戸市の再生可能エネルギー見学ツアーに取り組みました。当日は天気にも恵まれ、十六名で「原発ゼロをめざす神戸の会」として神戸市西区にある三つの施設(水素発電、超小型マイクロ水力発電、バイオガス発電)を見学しました。

水素発電

はじめに見学したのは西区見津が丘にある「こうべ再エネ水素ステーション」。太陽光や風力などを利用して水素を作り、その水素から電気を作り出しています。
利点は、製造や使用の際に二酸化炭素を出さないこと、水素の状態であれば保存の期間が長く確保できること、欠点は自然エネルギー→水素→電気と変換するので効率が悪いこと―との説明でした。また、国からの助成金もあるがそれでも導入のコストは非常に高いとのことでした。
参考:http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/environment/kankyomoderutoshi/hydrogen.html

超小型マイクロ水力発電

次は西区櫨谷町の福谷中層配水池の「超小型マイクロ水力発電システム」。一般家庭に適切な水圧で送水するための配水池からの水流を利用して、一般家庭約七十軒分に相当する電力を発電しています。地下に設置されている発電機も見せてもらうことができました。
説明では、①導入してもコストが回収できるか微妙なところであり、十~二十年の人口の動きなどを考えて設置しなければ無駄な投資になってしまう②現在は企業(ダイキン工業)との共同研究だが、水道局の立場としては市民に必ず安定した水を提供しなければならず、発電によるリスクを引き受けることが難しい―などの課題が語られました。
参考:http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2016/05/20160526611001.html

バイオガス発電

最後は西区森友の玉津処理場の「こうべバイオガス発電」。市街地にあります。
神鋼環境ソリューションとOGCTS(大阪ガスの子会社)によるものです。下水処理の過程で発生するメタンガスを神戸市から買い取り、それを燃焼させて発電と熱利用を行っていました。
最終的に二酸化炭素を放出してしまうものの、私たちが排出する汚水が有効に活用されているということで、参加者からももっと広く知らせたいと感想が出されていました。
神戸市のすべての処理場で「こうべバイオガス」として有効活用しているとのことで、東灘区では温水プールや市バスの燃料としても使用されているそうです。
しかし、この発電は台風や地震などの災害では装置が止まってしまいます。その都度、神鋼環境ソリューションの担当者が対応していることや、トラブル発生時のために枕元に携帯を置いて備えているとのことでした。
なお、この事業は二十年間と決まっています。その後も続けないのか尋ねたところ、二十年後には新しい技術が生まれているだろうから違う方法になるのではないかとのことでした。
電力会社が原発に四十年もの耐用年数を設定し、更に二十年も延長して使おうとしてるのと全く対照的です。
参考:http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/04/20170413301501.html
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今回見学した取り組みを振り返ってみると、それぞれに課題もありますが、例えば水素発電は揚水力発電のように蓄電池のような役割も考えられたり、原発に頼らない社会をつくる上で今後、普及したり活用される可能性や展望があるものだったと思います。
神戸市は「環境貢献都市KOBE」を掲げ、国の温室効果ガス排出量の削減量(二〇三〇年度までに二六%)を上回る三四%削減を目標にしています。その中で今回のような取り組みが行われています。
しかし、その一方で、二酸化炭素を大量に出している神戸製鋼所の石炭火力発電所のさらなる増設を認めるなど矛盾したことも行われています。
神戸市の担当者も、市民の意見をもとに進めていきたいと述べており、再生可能エネルギーを進めるためには、市民がしっかり声を出して後押しをすることが重要だと感じました。
こういう見学はなかなかない、と神戸市の担当者も言っていました。引き続きこのような見学や申し入れなどを行っていければと思います。
また、超小型マイクロ水力発電やこうべバイオガス発電は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を使用しており、神戸市に限らず国の政策も大きく影響もします。
今回の見学ツアーを受けて、関西電力前で原発に反対するとともに、再生エネルギーの可能性についてさらに発信をしていきたいと考えています。
(原発ゼロ!核兵器ゼロ!ゼロこねっと事務局長)

(兵庫民報2018年11月18日付)

原発なくす会イレブンアクション


原発をなくす会が11月11日、毎月定例のイレブン行動を神戸・大丸前で行いました。原発に発電を集中することは北海道地震で深刻な被害をもたらした大規模停電(ブラックアウト)の危険性を高めること、太陽光など分散型の再生可能エネルギーこそが求められることなどを訴えました。

(兵庫民報2018年11月18日付)

巨大石炭火力発電所:神戸製鋼が公害調停打ち切り

神戸製鋼所の石炭火力発電所について兵庫県公害審査会調停委員会で行われていた調停が十一月七日に打ち切られました。
調停申請人と弁護団は、神戸製鋼が提訴をいわば口実として、地域環境に現に大きな負荷を与えている既設発電所の公害対策等の協議をも拒否したものにほかならないとして、抗議声明を発表しています。(全文は→https://kobesekitan.jimdo.com/press-release2018-11-07/
同発電所の新増設の差し止めを求める裁判の第一回期日は、十二月十九日十五時から神戸地裁一〇一号法廷で行われます。(訴訟について詳しくは→https://kobesekitan.jimdo.com/kobe-coal-lawsuit/

(兵庫民報2018年11月18日付)

金田峰生「加害の史実に対し誠実に向き合い」

連載エッセイ5
韓国の最高裁判所が、第二次大戦中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」として、新日鐵住金に韓国人四人への賠償を命じる判決を出した事で、質問を受けました。
時間がなくて十分話ができなかったのも残念でしたが、「これを認めたら、次々に請求が起こり、金をとられてしまう」とも言われました。加害の史実に対して誠実に向き合わず、未だに被害者を侮蔑し、敵視する為政者の影響が広がっている事に、とても悲しい気持ちになりました。
第二次大戦において日本は侵略者だったことは、紛れもない事実です。ところがわが国の政府は、未だにそれを謝罪しないばかりか、「正しい戦争だった」などと歴史をゆがめ、今、憲法九条を改定し、再び海外で戦争する国へ向かおうとしています。安倍政権の姿を見て侵略を受けた海外の人々・被害者は何と思うでしょう。
一九六五年(私が生まれた年です)の日韓請求権・経済協力協定で両国が放棄したのは「外交保護権」であって、個人の請求権まで消滅させたものではないというのは通説です。そして請求権協定第三条第一項は、「この協定の解釈及び実施に関する両締約国の紛争は、まず、外交上の経路を通じて解決するものとする」と明記しています。
一方的に非難するのではなく、きちんと話し合うこと、加害責任はきちんと謝罪し、誠意を示すべきです。
それは憲法前文の実践であり、憲法前文の実践を通して、私たち日本国民が世界から信頼され、敬意を受ける資格を有する、「名誉ある」国民になれると、私は常々考えています。
(参院兵庫選挙区予定候補・日本共産党国会議員団兵庫事務所長)

(兵庫民報2018年11月18日付)

兵庫県自治体学校・自治研集会:社会保障―地方自治の役割を考える


十一月十日、神戸市内で、兵庫県自治体学校・自治研集会(主催=兵庫県自治体問題研究所・兵庫自治労連)を開催し、約六十名が参加しました。
藤末衛氏(全日本民医連会長)が「健康格差社会――社会保障はどうなっているか、どうあるべきか」と題して講演。
一九九〇年代以降、格差社会の拡がりを背景に、人権としての社会保障、健康権が注目されるようになったが、社会的経済的な格差が健康格差を生んでいると指摘しました。
安倍政権発足(二〇一二年)後、高齢化の進行にもかかわらずGDP比の社会保障支出割合は減少。これは先進国では日本のみと指摘。自助・互助が強制され、「全世代型社会保障」構想により改悪が続いたが、来年の参院選後、さらなる「痛み」を伴う改革が実施されようとしていると告発。
それとの対決点として、①社会保障は国民相互の助け合い(互助)ではなく、個人の尊厳に基づく権利であること②企業利益の最大化ではなく、富の再配分を―をあげ、困っている当事者が困っていると声をあげる運動をと呼びかけました。
兵庫県の地域医療構想で、病院の統合、病床数の削減と入院の抑制などが進行していることも紹介しました。
今後の医療・介護の使命は、患者・利用者中心の治療とケア、最後まで尊厳ある(その人らしい)生き方の実現であり、それを支えるのが社会保障制度だと強調しました。
堀純一氏(元尼崎市福祉事務所ケースワーカー)が尼崎市の生活保護行政について報告。同市の保護率は県内で一位、被保護者数は緩やかだが増加傾向にあることなどを紹介。現在、ケースワーカー(正規職員)百十九名のほか、五十八名の非正規職員がいる、ケースワーカーの担当世帯数は百二十台で標準の八十世帯を大きく上回っていると指摘。生活保護基準の再引き下げが深刻な影響を及ぼしているもと、利用者本位の生活保護行政の実践が求められているとしました。
最後に、岡田章宏・兵庫自治研理事長が、安倍政権の下で地方分権はしぼみ、集権化が進行、人口減少、高齢化、貧困化が進んでいる、自分が住んでいる地域のあり方を考えていこうと呼びかけました。
―岡田裕行(兵庫県自治体問題研究所副理事長)

(兵庫民報2018年11月18日付)

淡路島「合併の動きを検証する」学習会


「合併の動きを検証する」学習会を日本共産党淡路地区委員会と同淡路地区議員団が十一月十一日、洲本市文化体育館で開催し、他会派の議員や市民運動家など幅広い参加者が集まりました。
近藤あきふみ洲本市議の司会で始まり、岡田教夫地区委員長が主催者を代表して挨拶を行ない、吉田よし子南あわじ市議が、講師の紹介をしました。
中山徹氏(大阪自治体問題研究所理事長)が講演し、「平成の市町村合併」は自治体にかかるお金を減らすために行なわれたこと、合併によって周辺部の衰退はどこでも起こっていると述べました。そして中山氏は、国からのお金が減った結果、人件費が減らされ、周辺部にあった役場は窓口機能だけになり、職員や公共施設が減らされ、施設運営が町内会に任されたり、学校が統廃合され、地域経済に深刻な影響が出ることや、自然災害時には復興が全市的な課題にならなかった奈良県の例を紹介しました。また中山氏は、合併後には住民自治が後退し、市民の意見を議会に届ける議員が必ず減ること、地域コミュニティがなくなるなどの弊害を語りました。
中山氏は、現在国は合併を積極的に進める立場から、地域全体を作りかえる「コンパクトシティ」づくりによって財政効果をあげる方向に転換し、周辺の自治体が連携をすすめ、公共施設や自治体業務の連携などに進み、行政責任の後退に向かっていくことに警鐘を鳴らしました。
中山氏は淡路島の振興策として、合併でなく三市のいい意味での連携を行ない、地元の中小の事業所を大事にし、良さや特性を生かした循環型の地域経済で、活性化を図ることが重要だとして、観光や文化、歴史を守り、周辺部を含めすべての地域で暮らせるあり方を考えていくことを提起しました。
その後、洲本市の合併後の状況についてまもり和生市議が、淡路市についてかまづか聡市議が、南あわじ市についてえびす智彦市議が報告しました。
参加者からは、「一市への合併の動きに対してどうアプローチしたらいいのか」「各地の合併の動きはどうか」に対して中山氏が丁寧に答えました。「学習会を今後も続けてほしい」との要望も会場から出されました。
最後に片岡ただし洲本市議が閉会の挨拶を行ないました。
―岡田教夫(党淡路地区委員長)

(兵庫民報2018年11月18日付)

21世紀の武庫川を考える会が防災講演会


21世紀の武庫川を考える会が防災講演会を十一月十一日西宮市立今津公民館で開きました。講師は、地質学会会員で広島県自主防災アドバイザーの越智秀二さんです。
越智氏は、西日本豪雨災害の原因を①自然的因子、②人為的因子、③社会的因子に分けて分析しました。
この三点から見ると、①三日間で四百ミリメートルを超える大雨だったが、全国的にみると五百ミリメートルを超えた地域もあり、広島の雨が特に多いわけではなかった。②ではなぜ広島で大きな災害になったか。広島県の砂防事業費が最高時から二分の一、河川事業費が最高時の五分の一に減額されていました。③その上、急傾斜地や谷筋など無理な宅地造成の許可など乱開発と環境破壊があった。以上を、豊富な現地の写真を加えて、明らかにされました。
六甲山東麓の私たちの地域でも思い当たることが沢山ありました。
講師は「自助・共助・公助というけれど、公助ができていなければ災害は繰り返す」「今のままでは(南海トラフ地震のような)広域大規模災害に対応できない」と強調されました。
講演会には、ねりき恵子県議、いそみ恵子県議、庄本けんじ西宮市議、まつお正秀西宮市議、ひぐち光冬西宮市政対策委員長が参加。いそみ恵子県議が、台風21号高潮被害と、潮芦屋地区の兵庫県当局の不始末について、発言しました。
私たちも「人災」とならないように「公助」をしっかり要求していきたいと思いました。
―小川嘉憲(同会代表)

(兵庫民報2018年11月18日付)

兵庫収穫祭:農家、諸団体、仲間との交流の場に


晴天に恵まれた二十四回目の「兵庫収穫祭」には、常連の参加者とともに若い参加者も目立ちました。
会場の神戸市西区高塚公園には、新婦人や労働組合、医療生協や国民救援会などさまざまな団体も出店しています。舞台では、農民連や保育所の代表や労連のたたかう仲間から訴えがありました。
毎年参加している篠山の農家は、「期待されているから」と台風続きのなか黒豆の枝豆など数量を確保して出店。「いっぱい買っていただいた」と喜んでいました。
収穫祭はまた、各地で頑張っている昔の仲間と交流する場にもなっています。
―林まさひと(神戸市議)
(日本共産党の金田峰生参院兵庫選挙区予定候補も会場を訪れ、参加者と交流しました)

(兵庫民報2018年11月18日付)

兵長北青年のつどい:小春日和の布引ハイキング


ぽかぽか陽気となった十一月十一日は、総勢三十四名の参加者で布引ハーブ園にハイキングに出かけました。兵庫・長田・北の青年のつどい実行委員会で企画したものです。
出発前には兵庫区の県議予定候補の前田みさ子さんが激励の挨拶。
布引の雌滝・雄滝・鼓滝を堪能し、布引の貯水池では絶景をバックに写真撮影。ハーブ園ではみんなそろってお弁当を食べ、初めて出会ったばかりの参加者もうちとけあうことができました。
子どもたちや青年に前田みさ子さんも交じってドッジビー(ボールの代わりにフリスビーを当てる)で大いに盛り上がりました。
実行委員長の下田耕一さんは、「これからもいろんな取り組みを継続していきたい」と抱負を語っていました。
―岡民雄(党兵庫長田北地区委員会)

(兵庫民報2018年11月18日付)

「オール沖縄」のたたかいに学ぼう――会場からの質問に答えます

チラシ記載の時刻は開場です

沖縄県民が何度も示した辺野古新基地建設NO!の民意を無視し、安倍政権は建設強行をあきらめていません。
知事選と3連勝のオール沖縄のたたかいに学び、沖縄のたたかいを兵庫から支援、連帯する「第2回『オール沖縄』に連帯する兵庫県集会」が11月20日18時開場・18時30分開会で神戸市勤労会館大ホールで開かれます。
講演は、沖縄統一連代表幹事の中村司さん、兵庫県からの支援のとりくみを後藤浩安保破棄兵庫県実行委員会事務局長が報告、諸団体なども発言する予定です。
中村氏は中心的内容をコンパクトに講演、あとは会場からの質問にも答える予定です。
参加費は無料。会場でカンパを訴える予定です。主催は民主団体でつくった「『オール沖縄』支援・連帯兵庫県民の会」、連絡先は兵庫革新懇☎078‐351‐2610です。

(兵庫民報2018年11月18日付)

ひなたぽっころりん〈630〉


(兵庫民報2018年11月18日付)

観感楽学

落語家桂文福が「赤旗」十一月六日付に登場した。「九条は絶対に守らなあきません」「今こそ野党にがんばってほしい。安倍政権との対抗軸を国民に示してほしい」。当然の思いだが、政治的発言がタブー視されがちな芸能界だけに注目された▼戦争法案審議の最中、落語家古今亭菊千代が呼びかけた「芸人九条の会」に桂文福など落語家やコメディアンら笑いのプロが結集した。「最後までみんなの代弁者として芸で訴えたい」と、笑いの中に平和への思いを潜り込ませる▼米国でも中間選挙で人気女性歌手テイラー・スウィフトが反トランプを表明し、選挙に行くようと呼びかけ二十五万人以上が有権者登録したという。ブラッド・ピットなど著名な芸能人も続いた▼吉永小百合の反核・平和の訴えは有名だが、笑福亭鶴瓶が戦争法について「今の政府がああいう方向に行ってしまうのを、止めなくてはダメ」と主張したり、大竹しのぶや元SMAPの中居正広など、認知度が高く影響力の大きい芸能人も次々と発言がつづく。彼らなりに覚悟を決めた発言に応えたい。十一月三十日、「芸人九条の会」メンバーでもある講談師、神田香織が「平和のつどい」で語る。(K)

(兵庫民報2018年11月18日付)

2018年11月11日日曜日

統一地方選へわたしの決意:ねりき恵子県議(宝塚)

ひとりひとりが大切にされる県政を

県議会議員(宝塚市) ねりき恵子

中学・高校時代にボランティア活動に参加。福祉の勉強がしたい一心で、働きながら日本福祉大学の夜間部へ。その時出会った日本共産党。「ひとりひとりが大切にされる社会を」と学んでいることと目指す方向がぴったり!と、日本共産党の一員になりました。
卒業後働いた老人ホームではベットに寝かされたままのお年寄りの姿に胸が締めつけられる思いに。福祉に冷たい政治を通感しました。「誰もが人間らしく」が信条です。
九五年、阪神・淡路大震災直後の県会選挙で初当選、宝塚で初めての女性県議に。自民党の三議席独占に風穴を開け、初の日本共産党議席の獲得です。自らも被災し、被災者支援に奔走。被災者生活再建支援法を実現し、さらに災害支援の拡充を求めています。
三人の子育てを通して、子ども医療費無料化や安心して預けられる保育所づくり、三十五人学級の実現、高校授業料無償化など教育環境の充実に取り組んできました。
また、阪神地域に重度障害児者のリハビリテーションセンター設置を求める切実な声を県政へ届け、設置に向けた検討が始まり、今年十一月から身体障害者更生相談所の阪神ブランチが実現し、「近くになって、早く相談に行きたい」と、喜ばれています。
LGBT支援、精神障害者の交通費助成、音響式信号機の設置、特別支援学校の過密解消などとともに、県議団団長として、予算組み替え提案や議会改革、核兵器廃絶兵庫県宣言の全会一致採択などにも力をつくしてきました。
来年四月、かつてない激戦が予想されるなか、安倍自公政権に追随する兵庫県政から、いのちを守りひとりひとりが大切にされる県政の実現を目指し、何としても勝ち抜く決意です。

推薦します!


浄土宗大林寺住職中川ともこと歩む会代表
木下達雄さん

ひとりひとりの尊厳、平和守る姿勢ブレなし

県議六期の実績を重ねる中でも、障がい者など社会的弱者といわれる人たちに光を当てる県議会での質問やひとりひとりの尊厳を大切にする姿勢にブレはない。
憲法九条に込められた反戦・平和の灯を県会から消させないためにも、さらなる奮闘をねりきさんに期待します。

(兵庫民報2018年11月11日付)

神戸憲法集会:3千万署名達成へ体制立て直し全力を


日本国憲法公布七十二周年の十一月三日、神戸憲法集会が神戸市勤労会館大ホールでひらかれ、満席となりました。主催は兵庫県憲法会議、憲法改悪ストップ!兵庫県共同センター、神戸市内九区の憲法共同センターなどでつくる実行委員会。
主催者を代表して木下智史憲法会議幹事が「憲法九十九条を守らなければならない首相が公然と改憲を主張する異常な政治をやめさせるため、しっかり勉強しましょう」と開会挨拶をしました。


民族歌舞団「花こま」の面おどり〝安倍政権退陣! 沖縄県民連帯〟に拍手と笑いが起こりました。

記念講演は一橋大学名誉教授の渡辺治氏が「安倍改憲の危険性と改憲阻止のたたかい―安倍政権のめざす日本から憲法の生きる日本とアジアへ」と題して熱弁をふるいました。
その中で渡辺氏は、「自衛隊明記論の危険性」についての説明が三千万署名の対話でもっとも重要だと指摘。明記で自衛隊が合憲となり、戦争法の全面発動につながることを語ろうと呼びかけました。
安倍改憲阻止のためには①臨時国会で改憲議論に踏み込ませない②来年の通常国会での改憲発議を許さない③参院選で改憲勢力が三分の二の議席を得ることを阻止し安倍改憲の息の根をとめる―そのために三千万署名目標達成へ体制を立て直し全力をあげよう、達成には五千万~六千万との対話が必要だ、と力を込めて訴えました。
渡辺氏は、朝鮮半島はじめアジアですすむ大きな動きとの関わりもふれ、野党連合政権をつくっていく展望を語り、憲法が生きる日本の再生へ進もうと述べ、「来年十一月三日は安倍首相のいない状態で憲法を語ろう」と結び、万雷の拍手に包まれました。
閉会挨拶で津川知久憲法共同センター代表は、「この一年が勝負。三千万署名で徹底的に人々と話し合おう」と呼びかけました。

(兵庫民報2018年11月11日付)

姫路市南部地域で日本共産党が集い

参院選・県議選・姫路市議選必勝めざし会場にあふれる熱気


来年七月の参議院選挙、四月の県議選、市議選にむけ、姫路市南部地域の日本共産党三支部合同で十一月四日、集いを開催しました。
晴天の昼下がり、椅子が足りず、隣の部屋から借りて、壁沿いにも座席を設けるなど、少し暑いくらいの満室状態、お茶も資料も足りない五十名以上の参加となりました。
今の国の情勢などを金田峰生参議院予定候補から、入江次郎県議から県政報告を、森ゆき子市議(筆者)から市政報告を行いました。
金田氏は、消費税増税ではなく、大企業、富裕層の応分の負担で税金の集め方を変える話、憲法九条と自衛隊の話、とくに、憲法を暮らしに生かして政治を行う大切さなどを分かりやすく訴えました。
入江県議は、兵庫県高速道路ネットワーク構想や、観光を資源にした活性化対策の問題点をパネルで説明。消費が地域に循環しなければ、経済的な効果は上がらないなど、沖縄県の実例をもとに、命と暮らしを守る県政へ切り替えたいと決意を示しました。
森市議は、この夏に議員団が実施した住民アンケートの結果報告をもとに、暮らしは悪くなるばかりなのに消費税や国保料、介護保険料の負担が重く、年金や収入は減っているという実情を話しました。
三人の報告のあと、質疑にも次々と手があがり、道路整備や河川の除草、区画道路地域の問題など、身近な生活の質問や要望が寄せられました。
最後に藤本洋元市議が参議院選挙にむけた得票目標を示し、来年夏の選挙勝利にむけた支持拡大を訴えて集いが終わりました。
―森ゆき子(姫路市議)

(兵庫民報2018年11月11日付)

須磨区の集い

宮本岳志衆院議員、安倍政権終わらせる展望語る


臨時国会が始まり、安倍首相は、消費税一〇%引き上げ、九条改憲を明言するなか、十月二十七日に「日本の未来と日本共産党」を語る集いが須磨区で開催されました。宮本岳志衆議院議員が、来年の統一地方選挙、参議院選挙をめざし、日本共産党はいかにたたかうか、野党政権への展望もあわせて、話しました。
宮本さんは、安倍強権政治は上から抑え込むやり方ですすめてきたが、沖縄の知事選、市長選の三連勝は、この方法が通用しないことを示したと指摘。これを日本全国のたたかいにどうしたらできるのか、消費税一〇%、九条改憲など安倍政権では「反対」が過半数を超えており、ほんとうに沖縄のようにたたかえば、安倍政権を終わらせることができると訴えました。
それは本気の野党共闘にかかっているとともに、日本共産党が大きくなることが求められていると強調。「〝安倍さんに腹が立つ。ひどい政治をよくしたい〟と思っている方は共産党に入党してください。力を合わせましょう」と呼びかけました。
お話の後、身近な疑問も出され、宮本さんがわかりやすく回答しました。
来春の神戸市議選・須磨区予定候補の山本じゅんじさん、夏の参議院選兵庫選挙区予定候補の金田峰生さんの力強い決意表明に大きな拍手が送られました。

(兵庫民報2018年11月11日付)

日本共産党神戸市議団が来年度予算要望を提出

三宮の再開発よりも市民一人ひとりの暮らしを守る施策を


日本共産党神戸市議団は十月三十一日、「二〇一九年度予算編成にあたっての要望書」を久元喜造神戸市長に提出しました。森本真、西ただす、赤田かつのり、大かわら鈴子、山本じゅんじ議員が参加しました。
要望書では、次のような基本姿勢で臨むように要望しました。
市民の命と財産を守る砂防や高潮対策の防災工事など、地域に役立つ公共事業を優先すること。
市場原理にすべてを委ね、郊外地域を切り捨て、市街地に過密と集中を進める、誰も喜ばない計画である都市空間向上計画を撤回すること。
市民負担を増やし市民サービスを切り捨てる姿勢を転換し、くらし応援・福祉・子育て支援の充実を第一とすること。
大企業応援、成長産業支援に偏重せず、地元の中小企業を守ること。
ヤミ専従を生みだしてきた震災以降の労使協調の職員削減路線を転換し、区役所など必要な市職員を増やすこと。
垂水区自死事案・いじめメモ隠蔽問題では教育委員会は遺族に面会も謝罪もしていません。表面的な組織改正で済ませず、教育委員会本来の機能を発揮するよう根本的改革をすすめること。
森本団長は「市議団では市民アンケートを実施し約六千通の回答をいただき、地域の要望を細かく要望書に入れている」「三宮の再開発よりも防災などを含めた、市民一人ひとりの暮らしを守って欲しい」と求めました。
応対した山村昭市長室長は「具体的な内容は検討して回答させてもらいたい」と応じました。

(兵庫民報2018年11月11日付)

不祥事を理由にした職員の権利縮小は許されない

日本共産党神戸市議団が宣伝


「ヤミ専従」問題で日共産党神戸市議団は、十一月二日、神戸市役所前で出勤する職員らにビラを配布し、朝の宣伝を行いました。
神戸市の労働組合役員が正規の手続きを経ず、勤務中に組合活動を行う「ヤミ専従」行為が、神戸市当局によって長年黙認されてきたことが明らかになりました。
当局も「阪神・淡路大震災以降、全国平均の二倍にあたる三三%という大幅な職員削減をすすめるため、労使協調路線をとったことにあった」と認めています。久元市長は「組合との人員配置交渉は管理運営事項にあたるため廃止する」と十月の議会で表明しました。これは団体交渉のルールを使用者である市長が一方的に定め、それに反する交渉には応じないとする不当な行為です。また自民党、維新の会からは「組合費の給与天引き(チェックオフ)」を廃止する条例改正案が議会に提案されました。当局の不正によって生み出された問題を労働組合の弱体化、神戸市職員の権利縮小に利用するものです。
森本真議員団長は「日本共産党神戸市議団は憲法二十八条が保障する労働者の団結権を奪う行為には断固たたかう」と訴えました。

(兵庫民報2018年11月11日付)

高砂民商が清水忠史氏講師に消費税インボイス制度の学習会

消費税反対の政府をつくりたい

大西ゆき(高砂市議)


高砂民主商工会の主催で十月三十日、清水忠史前衆議院議員を迎え、消費税インボイス制度の学習会があり、私もさかべ勝彦市議とともに参加しました。
消費税が始まって三十年、その間集められた税金は三百九十四兆円です。この気の遠くなるような税金は、大多数の国民が苦しい生活の中から絞り出したお金です。大企業に応分の税金を払わせ、アメリカから武器などを買うことを止めれば、消費税を上げる必要はありません。
清水氏が、様々な商品を例に挙げ、持ち帰りか、店内飲食デリバリーなど八%か一〇%か、と参加者に問いかけると、その都度会場から笑いや驚き、ため息が聞かれました。
インボイスは八%と一〇%の税率ごとに一枚の請求書に記載・発行するものであり、取引先や親請けは消費税の納税額から仕入れや経費に掛かる消費税を差し引くことができるようインボイスの発行を求めます。しかし、インボイスが発行できるのは課税業者だけで国税庁への登録が必要です。年間の売上が一千万以下の免税業者は対策を迫られます。猶予期間は設けられていますが混乱は必至です。
清水氏はこうしたことを説明するとともに、国民と中小企業を苦しめる最悪の不公平税制をこれ以上拡大するなど言語道断、財界や自民党幹部はさらなる引き上げに言及、一〇%で打ち止めではないと指摘し、「いま止めないでいつ止めるというのでしょうか。増税勢力に選挙で審判を下せば一〇%への引き上げは必ず阻止できます」と訴えました。
参加者からは「難しいと思っていたが楽しく聞けた、でも本当に理解できたか不安だ、機会があればまた参加したい」という声がありました。
マレーシアでは政権が変わり消費税が六%からゼロになりました。私たちも署名などで声をあげて消費税反対の政府をつくろうではありませんか。

(兵庫民報2018年11月11日付)

民青全国大会へ県代表者会議

青年の願いにこたえる活動広げ共産党との共同の事業で同盟員増やそう


日本民主青年同盟第四二回全国大会(十一月二十三~二十五日)へ向け、民青同盟兵庫県委員会は四日、第五十九回県代表者会議(上り)を開催しました。
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上園隆県委員長は県代表者会議への報告で、「いま、平和と民主主義を発展させて、『個人の尊厳』を大切にする社会を求める人々の願いが、世界を動かしています」として、朝鮮半島や欧米諸国の動きを紹介しました。
日本国内でも安保法制の廃止、立憲主義の回復を掲げて始まった市民と野党の共闘が発展し、沖縄県知事選でのオール沖縄の勝利など、巨大な変化が起こっているもとで、多くの青年が社会や政治のあり方、自分の生き方を考えているとして、「社会のことはあまりわからないけど、選挙では自分で考えて投票できるようになりたい」と加盟した高校生や、「イギリス労働党やアメリカでのサンダースの躍進に注目している。日本も同じように野党が伸びて国民に優しい政治をしてほしい」と加盟した学生など、この間の加盟の経験も紹介し、民青で取り組んできた活動は青年の模索と変革にこたえる力を持ち、世界の流れと響き合っていることを確信にしようと呼びかけました。
十一月末を期限に取り組んでいる「青年と力を合わせ、仲間を増やす大運動」の目標達成に向け、魅力的な班活動を広げ、青年の願いにこたえる活動を広げながら、日本共産党とも共同の事業で同盟員拡大に取り組むことを呼びかけました。
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全体討論では魅力的な班活動や学びを力に同盟員を拡大した経験や、日本共産党と相談して共同の事業で同盟員拡大に取り組んできた経験が語られました。
今年に入って班活動を再開した東神戸地区・東灘灘班の代議員は「川遊び企画などで同盟員同士の交流を深めてきた。弁護士を班会に招いての労働法学習会などで、悩みを率直に語り合い、展望を学ぶ活動に取り組んできた。その中で、班員が弟を誘って民青に迎えることができた。班員の思いや要求によりそった活動してきたことが、社会を変えるために民青の仲間を増やそうという力になってきた。今後も魅力的な班活動で仲間を増やしていきたい。」と発言しました。
西神戸地区の同盟員は党地区委員会と共同で無料塾に取り組んで、参加した高校生が加盟した経験や、同盟員から出された要求をどう実現するのかも党地区委員会に相談して実現していると発言し、共同の取り組みが力になっている経験を発言しました。
また、激動の情勢のもとで民青の活動が多くの青年に待たれている経験も発言されました(別掲)。
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講演する金田氏

結語で上園県委員長は「兵庫での活動を確信にして学びあいつつ、十一月末までの仲間を増やす大運動の目標達成のために頑張ろう」と呼びかけました。
この会議では、金田峰生・党国会議員団兵庫事務所長が記念講演しました。

〇九月に党尼崎地区委員会の「青年の集い」で加盟した同盟員の発言
民青での学びが主権者としての成長に
働きながら漫画を書いているが、だんだん描く時間が無くなっていった。同盟員の友人にすすめられた民青新聞の働き方の記事を読んでいたら、社会を変えることで自由な時間を作れるようになると知った。自分もそういう活動をしたいと思うようになっていった。
二十五歳になったけど、今まで一度も投票に行ったことがない。新聞を読んでも難しく、どう勉強したらいいのかがわからなかった。民青新聞を読むようになって分かりやすく学べた。次は、しっかり考えたうえで投票に参加したい。
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〇K大学班同盟員の発言
政治を自分のことにすることと、願いを実現すること
毎週の学内宣伝で学費奨学金アンケートを集めて、国会議員と文科省への要請行動を行った。これまで、学費が大変だ、奨学金が大変だと学んできたことが、自分のこととしてあまり考えられなかった。この行動の中で、自分自身も奨学金を借りていて五百万円の借金があり、自分の置かれている状況や思いに気づくことができた。
いま、多くの青年が政治の問題を自分と関係ないものとして見てしまっている。自分が思っていたことを聞いてくれる環境があり、語ることをしないと自分のことにならない。政治のことも自分のこととして考えることができない。
政治を自分のことにするのは時間がかかるが、今の社会の中で時間を奪われているので、現状を変えることも大事。少しでも変えられれば、自由な時間が増えて政治のことを考えることもできる。この二つを真剣に取り組んでいる民青同盟の活動を頑張りたい。

(兵庫民報2018年11月11日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2018-10-31

健康管理と探求心で原爆症に向き合う

副島圀義

十月三十一日、大阪地裁の第七民事部と第二民事部の両方で続けて審理がありましたが、後者は書面の確認だけだったので、前者(原告ご本人と医師の証言)の傍聴メモからのご報告です。

原告Tさんは当時二歳、広島被爆です。
―爆心地から東北に一・五キロメートルの自宅前で遊んでいて全身灰まみれでころがっていて、裏庭で洗濯物を干していたお母さんと防空壕に避難。「近くの溝掘り作業中の兵隊はみんな赤く火傷していた」「たくさんの遺骸が荼毘にふされていた」と聞いた。
―井戸水を飲み、炊き出しの食事の避難生活。発熱、下痢、発疹などの症状が出、小学校高学年まで発疹が続いた。
―慢性肝炎、糖尿病に続き、狭心症、最近は腎臓がんかぼうこうがんの疑いということで経過観察中。
―お酒を付き合いで飲むことはあったが、普段は飲まなかった。在職中には運動する時間もなかったが、退職後は運動、低カロリー食に努めている。体重、血糖値、食事の量、ウォーキングの時間などを自分で記録している。
―「放射線被ばく、あるいは特定の遺伝子と糖尿病の関係」「B型肝炎ウィルスの感染と発症のメカニズム」「体内に取り込まれた核種の生物学的半減期」「ウルソ錠の効果」など、自分の訴えに対して国側が持ち出してくる問題だけでなく、ノーモアヒバクシャ訴訟を傍聴するなかでぶつかる問題はしっかり調べている。等々……
確かにTさんはいつも傍聴席におられます。「国の言い分は原発事故や核実験の被害を極力認めないことにもつながる。そんなことを許してはならないと思っている」と、個人的にお話しした際にも言われました。

医師の河本一成先生は、慢性腎不全で提訴されたWさんの件を主に証言されました。
国側代理人の反対尋問は、いつもの通り「証人は大学院博士課程をでていない」「被爆以外に発病リスクがあっても、被爆の影響が否定できないというのか」「被爆起因性を主張するというなら、原告はどれくらいの被ばく線量だったと思うか」等々、ワンパターンでマニュアル通りのものですが、先生は冷静、ていねいに証言を続けられました。

いよいよTさん、Wさんについても、来年二月八日が結審となりました。

(兵庫民報2018年11月11日付)

第8回神鉄粟生線応援乗車「日本のへそ公園」へ


十一月四日、晩秋の日和のなか、神戸電鉄で鈴蘭台から粟生へ、そこからJR加古川線に乗り換え、西脇市の「日本のへそ公園」へ行きました。
十年前、神鉄粟生線が赤字のため廃線と新聞に発表されてから、私たちの会は「乗って残そう」と粟生線応援乗車をはじめました。
八回目の今年は、最高の天気に恵まれ三十八人が参加しました。毎日忙しさに追われている人も日本の中心「東経百三十五度北緯三十五度」でのんびりと一日過ごしました。
帰りの車中は「来年の第九回はどこへ行こうか」と話が弾みました。
―佐藤フミ子(みんなで乗って残そう神鉄粟生線北区連絡会事務局)

(兵庫民報2018年11月11日付)

俳句:新俳句人連盟兵庫支部

初当選の朝刊開く金木犀
 潮俊子

落胡桃踏めば戦火のちひろの眼
 翠その子

沖縄の勝利栗剥きの手止まず
 井上明

名月を見上げてごらんスマホ族
 ごとう好子

真葛(さねかずら)兜太の愛した尿瓶です
 坂田邦子

知事選挙一人で万歳台風夜
 宮崎信敏

遠近と白き茸や神の杜
 田村節子

吾亦紅夭折画家のはがき一葉
 藤井由美子

手榴弾習いし夏や閉校日
 鈴木山明

稲妻に走れない狼がいる
 三井淳一

(兵庫民報2018年11月11日付)

大門みきし「なにが自己責任だ」

連載エッセイ33

小学生の頃、友達と近くのお寺の境内でキャッチボールをしていて、私が投げたボールが本堂の仏様の顔に当たってしまったことがあります。住職がとても怒られ、親を呼び出して説教をされました。
説教から帰ってきた母に「〇君が受けてくれると思って投げたんや」というと、母は「人のせいにしたらあかん」と、私をきつく叱りました。それ以来、人に責任を転嫁しないことが自己責任の意味だと思ってきました。
ところが昨今の日本では、人に責任転嫁するどころか、よかれと思ってしたことでも、失敗したら自己責任だとバッシングされる。
自己責任論のルーツは新自由主義にあります。市場競争は「神の見えざる手」(アダム・スミス)によってコントロールされており、失敗したり競争で負けたのは本人の責任だというわけです。
しかしノーベル経済学賞を受賞した米国のジョージ・アカロフは著書『不道徳な見えざる手』の中で、市場とは「釣り師が人の弱みにつけ込み、カモを釣る競技場」に過ぎないと指摘しました。
釣り師に釣られなかったカモたちが、釣られたカモに「釣られたのは、おまえがマヌケだからだ」といって、釣られたカモの自己責任をだけを問うことになれば、人の弱みにつけこんだ釣り師の悪徳は永遠に免罪されることになってしまいます。
自己責任だと自分を責めて苦しむ人のどれだけ多いことか。なにが自己責任だ。
こんな不公正な社会で、自己責任なんて考えすぎる必要はないと思います。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2018年11月11日付)

みんぽう川柳〈十月〉「十三夜」

選者 島村美津子

特 選

栗名月はじけるように辺野古ノー
 神戸市 長尾粛正

【評】十三夜のことを栗名月とも、日本語っていいなあと感心していたら句は辺野古ノーをつきつけた沖縄県民の快挙へと続く、栗名月に呼応してお見事。
それにしても民意に沿うなどと嘘八百を並べたてるアベの顔が浮かぶ。私の子どもの頃は嘘ついたらエンマさんに舌を抜かれるとよく言われたものです。

入 選

戦禍の地にも照るや今宵は十三夜
 神戸市 熊谷敏子

月明り十五夜だったかな十三夜
 神戸市 亀井洋示

八十年生きほっと眺める十三夜
 神戸市 山本尚代

十三夜友と箱酒連れてくる
 神戸市 長沼幸正

十三夜芋豆栗が旨かとね
 神戸市 藤田幸子

恋やぶれ見上げる空に十三夜
 明石市 大西照美

帰省子の好物メモる十三夜
 神戸市 玉山歳子

十月はわたしが主役十三夜
 神戸市 梶山洋枝

十三夜仮設住宅包み込む
 神戸市 塩谷凉子

台風被害稲穂うな垂れ十三夜
 芦屋市 梶原嘉代子

崩れ落つ屋根の上にも十三夜
 尼崎市 中内眞佐子

台風も地震も来るな十三夜
 尼崎市 富田明美

すきま風少し冷たい十三夜
 明石市 小西正剛

十三夜十五夜も無しふて寝する
 神戸市 松尾美恵子


みんぽう川柳募集

▽十一月の題は「勤労」、締め切り十一月二十三日、十二月の題は「ハガキ」、締め切り十二月二十八日▽毎月第四金曜日必着▽応募は一人二句まで。葉書、メール、Fax(葉書大の枠を書き、その中に記入)に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで。

(兵庫民報2018年11月11日付)

観感楽学

学校を卒業してソフト会社に就職しました。入社してしばらくは研修で色々な話を聞かされました。「会社では政治と宗教の話は控えるように」と教えられたことを覚えています。理由は「トラブルのもとになるから」などと言っていたと思います。そのせいかは分かりませんが、会社で政治と宗教の話をする人はいませんでした▼しかし、普段、政治の話をしないのに消費税の引き上げにはブツブツ言う人が多かったように思います。買物をする度に自分の懐が痛むからだと思います▼取引先のある会社では消費税率が変更になると新税率に対応したソフト修正という仕事が入るからもうかるという変な話がありました。その会社の製品は全国で使われており、相当な数ですし、税金のことなので絶対に修正します。そこの社員さんも「定期的に消費税が変更になると不景気でも仕事が増えるから助かるわ」とのん気なことを言っていました▼来年十月から現在の消費税率八%を一〇%へ引き上げると安倍首相は言います。消費税を上げて社会保障に充てると言うが、過去をみると良くなるとは到底思えません。改憲すると言い、いまの政権はやりたい放題です。(ふ)

(兵庫民報2018年11月11日付)

2018年11月10日土曜日

篠山市の市名変更住民投票と市長選挙についての日本共産党の見解

篠山市の市の名前を「丹波篠山市」に変えるかどうかを問う住民投票が11日告示・18日で行われます。市長選挙も同時に行われます。

篠山市長は市名変更をすすめようとしてきましたが、これに対し市の名前については住民自らが投票で決めようと、市民団体「市名の名付け親になろう会」を中心に直接請求署名がとりくまれ、今回の住民投票が行われることになりました。

日本共産党丹波地区委員会と篠山市委員会は、市民の中で意見の分かれる「市名変更」という問題を一方的に強行するのではなく、「市民の合意と納得で決めること」を強調し、「住民投票で決めるのが解決の道である」とする見解を8月に発表。10月16日には今回の住民投票実施について、直接請求運動に敬意を表すとともに、住民投票の「成功のため市民の皆さんと力を合わせ全力でがんばる」との声明を発表しています。

また、市長の辞任について日本共産党の声明は「市として重要なことは有権者に積極的に住民投票へ参加することを呼びかけることです」「市名変更問題について市長選挙を行う必要はなく……『信を問いたい』のであれば、来年2月に任期満了となる市長選挙で行うべき」「大義なき市長辞任といわなければなりません」と批判しています。

(兵庫民報Web版のみ)

2018年11月4日日曜日

統一地方選へわたしの決意:きだ結県議(東灘区)


弱者置き去りの政治を変えたい

県議会議員(東灘区) きだ結

党員の両親のもと「社会を変える立場に身を置きたい」との思いで高校で民青に、大学で党に入りました。
生き方を決定的にしたのは、阪神・淡路大震災です。
あの日、全壊した寮のドアを蹴破って脱出し、たどり着いた職場・東神戸病院は野戦病院のようでした。地震では助かったのに、多くの人が生活を立て直せず、身近な患者さん含め自殺や孤独死を目の当たりにしてきました。被災者を置き去りにし、神戸空港建設に邁進する政治に心底憤りました。
薬剤師として十六年間働く中で、国保料が払えず、来院したときは手遅れだったなど痛ましい例を見てきました。「お金を気にして、子どもの受診をためらう自分が情けない」というママ友も。震災とこうした体験から政治変革の思いを強め、県議会議員という道にすすむ動機になりました。
二期、全力で走ってきた感じです。
子育て世代として、取り組んできた中三まで医療費無料化は県下四十一市町中、三十五市町。神戸市も今度こそ実施させなければいけません。中学校給食は、神戸市でもついに実現しましたが、おかずが冷たい業者弁当方式。改善が急務です。
借り上げ県営住宅の退去問題で何度も論戦し、「弾力的な対応をする」「七十五歳未満も受け付ける趣旨を徹底する」との知事答弁を引き出し、転居困難な事情を判定委に申請すればほぼ継続入居が認められるようになりました。
東灘区でマンション敷地内の土砂崩れの復旧が公費事業になったときは、喜ばれました。他、イノシシ対策、市バス充実など住民とともに取り組み、すすめてきました。
いよいよ統一地方選。何としても勝ち抜き参院選につなげる決意です。

推薦します!

みんなの居場所 海運堂
砂田沙紀さん

市民の声に耳を傾けてくださり、心強い

数年前、近隣の公立幼稚園二園の閉園に関する説明会で、きださんとお会いしました。どのような声があがっているのかを気にしてくださり、私もお話する機会がありました。いつも市民の声・現場の声に耳を傾けてくださるので、とても心強く思います。

(兵庫民報2018年11月4日付)

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