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2018年10月7日日曜日

西宮母親大会:歴史の真実に目を向けよう


第四十八回西宮母親大会を九月二十三日、西宮市役所東館で開催しました。
午前中は、二つの分科会で、道徳が特別の教科になり子どもたちの内面が評価されたり、五年生から英語活動が入るなど、先生も子どもも大変な教育現場の実態や、制度が変わった介護や医療費の負担はどうなるのかなどを学び、話し合い、共通理解を深めました。
午後は「寺田ちはるのアコーディオン演奏」の文化行事で始まりました。素敵なアコーディオンの音色で世界を旅し、寺田さんの伴奏で、女声コーラスこぶしとさくらんぼ合唱団の人たちによる「ヒロシマの有る国で」の演奏を聴きました。最後に参加者全員で「青い空は」と「翼をください」を歌い、心がのびのびと穏やかになりました。
続いてアーサービナードさんの講演です。
「僕らの日本語はいつまで続くのか?―アメリカ生まれの詩人がこの国の未来を語る―」と題して、原発や戦争について生活者の立場から平和を訴えられました。福島の原発事故からの復興が進まない中での東京オリンピックの開催の是非についても、ユーモアのある語り口調の中に鋭い真実を見る目を感じさせられました。
先の戦争で、私たちが教科書で教えられなかった歴史の真実を、経験者の話や残されている詩や手紙から掘り起した深い洞察に驚かされるとともに、歴史の真実に目を向けることの大切さを学びました。子どもから読める絵本を通して伝わってくる平和への願いを感じられるお話でした。
大会アピールを採択して大会は終了しました。参加者は二百名。初参加の若いお母さんは「今まで知らなかったことを今日一日でたくさん知ることができた。私にもできることを!」等、多くの感想が寄せられています。
―加藤良江(西宮母親大会連絡会)

(兵庫民報2018年10月7日付)

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