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2018年10月7日日曜日

消費税廃止兵庫県各界連が総会


消費税廃止兵庫県各界連絡会は九月二十一日に神戸市内で総会を開催し、五十七人が参加しました。記念講演では日本共産党の大門実紀史参議院議員が「安倍内閣を退陣に!ストップ消費税増税!」をテーマに講演しました。
大門氏は、アベノミクスは株価を引き上げることが中心の政策であり、国民の暮らしに寄り添うものではないと批判。自民党総裁選で石破氏が多数の地域票を得たことに触れ、党内にも地域経済の衰退を危惧する声など多様な意見が内在しており、余裕に見える「安倍一強」も実は追い詰められていると紹介しました。
アベノミクスの「異次元の金融緩和」は大企業に空前の利益をもたらしましたが、円安による輸入物価の上昇によって、国民の実質賃金は低下しており、社会保障の充実で景気回復という「好循環政策」に切り替えなければならないとしました。
安倍首相は消費税八%増税時に「増税分はすべて社会保障にまわす」としていましたが、実際は約七五%が財政再建に充てられており、一方、患者の窓口負担増や介護保険制度の改悪など、社会保障の充実とは逆行していると指摘しました。
さらに消費税は、格差を拡大させ、中小業者をいじめる税であり、税金を集める方法としてなじまないとし、安倍政権を退陣させてこそ、消費税増税中止が実現する、と呼びかけました。
日本共産党の金田峰生参院兵庫選挙区予定候補から「一〇%への引き上げ、インボイス制度導入を阻止し、消費税に頼らない財政構造への転換を図りたいと思っています」とメッセージが寄せられました。
総会では大嶋誠事務局長が活動報告し、来年九月の一〇%への増税を中止させるため草の根の運動を広げることが提案されました。
地域の各界連では宣伝行動の報告や、「台風21号の被害で修理費用の捻出が困難な業者もあり、そこに増税がのしかかれば廃業に追い込まれてしまう」などの発言がありました。
―有本花野子(兵庫県保険医協会)

(兵庫民報2018年10月7日付)

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