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2018年8月5日日曜日

豪雨災害:兵庫民医連、継続的支援進める

広島に加え自主支援で倉敷も


七月初旬の豪雨災害を受け、全日本民医連は各県の民医連に支援を呼びかけ、とりわけ全県的被害となった広島県への支援を開始しました。
兵庫民医連は、全日本民医連の要請に基づき広島への支援を組織するとともに、岡山県倉敷市真備町への支援も自主的に進めています。
七月十四日以降、土曜・日曜を基本に支援を組み、七月末段階で三十三名が参加しています。また、八月以降は平日も含めた支援を呼びかけ各法人での組織を進めています。
支援の当初は新幹線を利用した支援でしたが、継続的支援を進めるための費用対策として、倉敷市への支援では「災害派遣等従事者車両証明」を神戸市や尼崎市など各市に申請し、高速道路利用料金の免除を受け、ワゴン車に乗り合わせ参加しています。
広島、岡山それぞれへの支援は、各地域の社会福祉協議会が設置する災害ボランティアセンターを窓口とした活動となっています。支援の具体的な内容は、土砂の撤去や家財整理が中心ですが、看護師が参加した場合は医療班の活動を要請されることもあります。


現地の状況は報道等でも認識しての支援参加ですが、参加者からは「想像以上の実情に唖然とした」「重機も入らない場所も多く、人手が足りない」「十分間作業して十分間休憩の繰り返しでないと続かない」「長期的な支援活動が必要」「全てが流され、お金も無く医療機関にもかかれず、健康を害している人が数多くある」等の感想・意見が共通して出されています。
自衛隊の災害派遣を大規模に展開することや、避難所の環境対策や被災者の命と健康を守る対策、生活や生業を支援する支援金や各種の緊急対策の実施、今後の生活再建が展望できる支援策の提示、被災者生活再建支援法の抜本的改善など、各県や行政だけでなく国の対策の強化が必要です。
―東郷泰三(兵庫民医連事務局長)

(兵庫民報2018年8月5日付)

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