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2018年8月5日日曜日

原水爆禁止世界大会兵庫県代表団を結成・学習

兵庫県原水協は七月二十八日、原水爆禁止二〇一八年世界大会に参加する代表の結団式、核兵器をめぐる情勢学習を行いました。兵庫県からの世界大会参加は百人を超えましたが、代表団として世界大会成功に貢献しようと行われたものです。
兵庫県代表団団長で兵庫原水協筆頭代表理事のの津川知久氏が、原水爆禁止世界大会が核兵器廃絶を求める世界の世論を反映して影響力を広げ、核兵器禁止条約実現の推進役になってきたことを強調し、安倍政権の暴走とたたかう日本国民の決意を世界に示すことの重要性を明らかにしました。
日本原水協の土田弥生事務局次長が、「核兵器のない世界の実現へ私たちの運動がカギ」と題して講演。核兵器禁止条約採択を経て、核兵器廃絶へ新たなたたかいが始まっていることを詳細に報告しました。
最近の核不拡散条約(NPT)第二回準備委員会で、核保有国が、「今は軍縮する時ではない、今軍縮すると世界はより危険になる」と発言し、米国が「戦争で使えるような小型核兵器の開発」などの新戦略を発表して、米英仏と中ロの対立の激化、核軍拡競争が進んでいることを警告しました。
核兵器廃絶を推進する側と核兵器を保持しようとする側の激しいせめぎ合いの中で、圧倒的多数の非核国や市民社会は、屈しておらず、攻勢をかけ、核保有国を追い込んでいることを明らかにしました。
特に、アメリカの意のままが基本の日本政府は、核抑止力が必要との核保有国と同じ考えにたっており、日本政府の態度を変えさせることは、国際政治からも重要だと強調しました。
「核兵器のない世界の実現が目標」「核兵器は二度と使用されてはならない」「核兵器の非人道性」は核保有国や核の傘の国が否定できない点であり、核兵器廃絶への突破口は、核兵器禁止・廃絶の世論と運動を高めることであり、そのためにも世界大会を成功させようと訴えました。
梶本修史事務局長は、兵庫県代表団が、「ヒバクシャ国際署名」で県知事はじめ県内の多くの市長・町長の賛同を広げていること、賛同首長の顔写真入り意見広告ポスターを作成してさらに署名を広げようとしていること、四十三年を超えた非核「神戸方式」を堅持してきたことなど、国内外に誇るべき成果をあげていることに確信をもって、世界の代表と交流を深めることを訴えました。
兵庫県原水協は、今年の世界大会の成果を報告し、普及するためにも八月十日に、世界大会に参加した海外代表を迎えての交流のつどいを開催します(→行事案内欄)。
―梶本修史(兵庫原水協事務局長)

(兵庫民報2018年8月5日付)

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