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2018年7月8日日曜日

兵庫革新懇が自衛隊問題で講演会


憲法改悪の焦点になっている自衛隊問題について理解を深めるため、兵庫革新懇は六月三十日、兵庫県民会館けんみんホールで「日米軍事同盟の新段階と自衛隊の変貌」をテーマに講演会を開催、約二百人が参加しました。
講演会は、神戸青年合唱団の「うたごえ」ではじまり「沖縄を返せ」の合唱で盛り上がるなか、纐纈厚明治大学特任教授(山口大学名誉教授)が講演を行いました。
纐纈氏は、自衛隊の成立のいきさつから今日に至る経過をたどり、自衛隊が変質し深く日本の政治に影響を与えてきている実態を解明しました。
「戦後、平和憲法を制定し、戦力不保持を定めたにもかかわらず、朝鮮戦争下、アメリカの圧力で警察予備隊が発足。自衛隊に改組された後も文民統制のもとでの〝専守防衛〟などといいいながら事実上の軍隊として復活し、世界七番目の巨大な戦力に成長してきている。さらに、これに決定的な転換をもたらしたのが安倍内閣による集団的自衛権の容認、安保法制の改悪だった。戦前の軍隊の思想を引き継ぎながらアメリカの圧力のもとで改編強化されている自衛隊について、国民はよく実態を知り、監視し、憲法改悪をゆるさないことが重要だ」と指摘しました。
用意した講師の著書は完売し、参加者からは「自衛隊のことがよくわかった」「文民統制のまやかしが理解できた」などの感想が寄せられました。
―堤隆二(兵庫革新懇)

(兵庫民報2018年7月8日付)

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