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2018年7月1日日曜日

神戸市教委のいじめ事件メモ隠蔽

教育行政のゆがみ正そう日本共産党議員団が奮闘

二〇一六年十月に垂水区のいじめを受けていた中学三年の女子生徒が、自ら命を絶つという痛ましい事件を巡って、神戸市教育委員会の事実隠蔽が明らかになりました。
隠蔽されたのは、事件直後に複数の同級生が勇気を振り絞って、自ら命を絶った生徒に対していじめがあったことを証言した内容を、教師が記録したメモです。
メモの隠蔽は、神戸市教育委員会が指示し、当時の学校長が遺族に対し「メモは存在しない」と回答。神戸地裁の証拠保全の手続きでも隠蔽を続けました。昨年四月に赴任した現校長が、複数の教育委員会の幹部を通じ、当時の雪村教育長にメモが存在することを報告。しかし遺族にメモが開示されたのは今年四月です。
メモ隠蔽に関する再調査は教育委員会指名の弁護士が行いましたが、隠蔽は直接指示した教育委員会側担当者と前学校長の二名しか関与していないと断定。遺族への開示まで半年以上も隠蔽されてきたのは「メモに対する重要性の認識の欠如」や「他の事件事故への対応が優先された」との理由で片づけられています。
遺族は代理人を通じ「裏切られたという気持ちを禁じ得ない。引き続き厳正な調査を求めたい。真実が解明されることを願う」とコメントしています。
今井まさこ議員と赤田かつのり議員は現地調査を繰り返し行い、真相糾明に全力をあげています。市議会の委員会でも日本共産党は、別文書の隠蔽疑惑を明らかにして、いじめと自殺の関係を意図的に断ち切ろうとする教育委員会の姿勢を追及。TVや新聞でもその様子が報道されました。
日本共産党は真相解明に関係者の参考人招致を求め、次回の委員会では再調査した二名の弁護士の参考人招致が決まりました。日本共産党は前教育長など関係者の招致も合わせて求めましたが、自民党と公明党は弁護士の招致だけを要求。こうべ市民連合(旧民進系)は参考人招致そのものを拒否しました。
日本共産党は、事件の幕引きを許さず、徹底した追及で、真相解明と、神戸の教育行政のゆがみを正すところまで踏み込んで奮闘する決意です。

(兵庫民報2018年7月1日付)

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