記事を検索

2018年7月8日日曜日

関西電力株主総会:脱原発などの株主提案議案も20件

関西電力は六月二十七日、株主総会を大阪ATCホールで開催しました。
約八百五十人出席のなか、岩根茂樹社長は「大飯原発三、四号機本格運転で七月一日から電気料金を値下げする」「首都圏をはじめ関西圏以外への電力販売の拡大に取り組む」などともうけ一辺倒の体質を露わにしました。出席した市民株主の会や大阪市、京都市、神戸市から脱原発などを求めた二十議案と、会社側が提出した三議案を審議しました。
特に原発再稼働によるもうけを役員十一人でまっ先に山分けする会社提案には、市民株主から厳しい批判が出ました。午後までかかった討論のあと議案採決では参加者減少の中、〝関電動員株主〟による多数で強引に否決しましたが、〝もうけ山分け案〟には、さすがに動員者たちも反対の手を挙げていました。
会場への通路は駅改札口から全てビル内を通るコースで、参加株主への宣伝行動が出来ない状況で、関電経営者が如何に消費者の批判を恐れているか如実でした。これに対し、労連近畿ブロックや反原発の団体も、道沿いからビル内通路を歩く株主に原発ゼロへの賛同をよびかけました。
―速水二郎(電力兵庫の会)

(兵庫民報2018年7月8日付)

日付順目次