記事を検索

2018年7月15日日曜日

大阪北部地震・西日本豪雨で被災された方々への救援募金にご協力を

神戸市灘区篠原台の土砂災害現場

六月十八日に発生した「大阪北部地震」および七月五日から七日にかけての豪雨災害の犠牲者とご遺族に心からお悔やみ申し上げると共に、被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。
日本共産党は、いずれの災害についてもただちに対策本部を設置し、現地調査・被災者救援の活動をおこなっています。
また、地震災害については、国会および地方議会において、学校施設の総点検を行うよう求め、実施にいたったほか、一部損壊世帯への支援など、被災者生活再建支援法の改正を求めるとともに、当面する課題で自治体の対応を要請しています。
豪雨災害については、土砂の公費除去、避難所環境改善をはじめ、被災世帯の生活再建に向けた支援を求めています。
つきましては、被災者支援のための救援募金を呼びかけます。
何卒、ご協力下さいますよう、よろしくお願いします。

日本共産党兵庫県委員会、同災害・復興対策委員会


振込先(郵便振替)口座番号: 01130‐9‐31116
加入者名:日本共産党兵庫県委員会

*お手数ですが、「通信欄」に「大阪北部地震募金」もしくは「豪雨災害募金」とご記入下さい。ご記入がない場合は、当方で振り分けさせていただきます。

(兵庫民報2018年7月15日付)

記録的豪雨で甚大な被害:兵庫県各地で土砂崩れや浸水

七月五日からの活発な梅雨前線による豪雨で、兵庫県内でも各地で土砂崩れや浸水被害が広がり、二人が死亡、十人が重軽傷、家屋の全壊五棟、半壊四棟、一部損壊十七棟、床上浸水百七棟、床下浸水五百三十一棟の被害(九日十六時現在、兵庫県調べ)となりました。
*
日本共産党兵庫県委員会は、災害・復興対策委員会事務局長の金田峰生氏(国会議員兵庫事務所長)をはじめ、県議、市町議らが被災状況を把握し、救援にあたるとともに、避難所などで被災者を見舞うなどしました。
党兵庫県委員会は七日、豪雨災害対策会議を開き、寄せられている党地区委員会や議員からの情報などをもとに対応などを協議。ひきつづき、議員や党支部とともに、被災者を見舞い、要望などを聞き取り、実現する活動にとりくみます。今後、住民らの要望などをとりまとめ、国会議員団とも連携して、国や自治体へ申し入れる予定です。
*
山下よしき党副委員長(参院議員)からも兵庫県委員会に、連携して被災者救援と復旧に頑張ると、お見舞いと激励の電話がありました。

金田氏、県・市議ら現場や避難所に


篠原台で状況を聞く味口氏(左)と金田氏(右)

八日、灘区篠原台の土砂災害現場へ金田峰生党災害・復興対策委員会事務局長、味口としゆき神戸市議(灘区)らが調査に入りました。この日は、大雨からうってかわった暑い日差しの中、避難されていた地元の方は、片付けや土砂をどける作業に戻っていました。「なんとか水の流れをつくっているけど、自分たちの力では限界です」「一刻もはやく、土砂をなんとかしてください」「排水溝がずれて、排水が道路に流れ出す状況になっており、対応してほしい」と切実な声が寄せられました。
前日から調査に来ていた味口市議は、即座に東部土木建設事務所に連絡していましたが、この日、調査に来ていた灘区長にも、現状を確認し、再度、土砂の撤去を要請。灘区長は、「副市長にも見てもらった。対応できるようにしたい」としました。翌日、県議団を通じて、県砂防課にも、土砂の撤去、排水溝の対応など求めました。
その後、篠原台の住民の方々が避難している神戸市王子スポーツセンターに要望を伺いにいきました。避難されている方からは、「避難所で提供されるアルファ米、クラッカー、水ではなく、食べ物を改善してほしい」「駐車場の料金をなんとかしてほしい。動物園に来るお客さんも使っており、駐車場がいっぱい。なんとかならないか」「暑くなるので、その対策をしてほしい」「布団も薄い毛布のみで、なかなか寝付けない」「間仕切りもほしい」などの要望がだされました。味口議員は、すぐに灘区役所に連絡し、改善を求めました。
*
党県農林漁民部長を兼任する金田氏は九日、姫路市で入江次郎県議と、宍粟市で山下ゆみ市議とともに主に農業の被害状況を調査しました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

篠原台土砂撤去実施など改善:党神戸市議団の緊急要望に神戸市


日本共産党神戸市会議員団は九日、久元喜造神戸市長に対し「豪雨災害に対する緊急要望」を行いました。
要望書提出にあたり森本真団長は「被災者のみなさんの一日も早い生活再建のために、とりまとめた要望項目を早急に検討し、実施していただきたい」と要望。各区の議員も、それぞれの地域の問題について調査で聞き取った住民の声を伝え、改善を要望しました。
灘区篠原台の土砂災害について、味口としゆき神戸市議は「神戸市はこれまで篠原台は『私有地』なので土砂撤去はむずかしいとの返答だった。七日に灘区役所に再度要請、八日にも区長に直接要請した。区長は副市長に現場を見てもらい判断を仰ぐとのことだった。日常生活に関わる問題であり、早急に対応をしてほしい」と求めました。
対応した神戸市の山村昭市長室長は、「八日午前中に副市長が、篠原台の現地に出向き、神戸市として土砂撤去をすると判断をして、準備態勢に入りました」と改善を約束。他の要望についても「多くの要望をいただいているが、私有地での対応についても新たな支援策なども含め検討したい」と答えました。

(兵庫民報2018年7月15日付)


豪雨災害に対する緊急要望

2018年7月9日7月

神戸市長 久元喜造様
日本共産党神戸市会議員団団長 森本真

7月5日~8日にかけてのかつてない大雨によって、神戸市内では、半壊、一部損壊、床上床下浸水など建物被害や、100か所をこえる土砂崩れなど、甚大な被害をもたらしています。被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。
また神戸市におかれては災害警戒本部を設置し、全市防災指令第2号にもとづき対応し、職員は不眠不休で復旧や避難者対策にあたられていることに敬意を表します。
日本共産党神戸市会議員団は、災害状況の調査をおこない、避難をされた被災者をはじめ地域住民からさまざまな要望をお聞きしています。また、被害状況の把握がすすむなかで、被災者支援や二次災害を防ぐための課題もうかびあがってきています。
つきましては、重点要望と各区の要望を緊急にまとめましたので、早急に対処をお願いし、被災されたみなさんの一日も早い生活の再建と営業の不安解消をおこない、安全・安心のまちづくりを推進されることを申し入れます。

【重点要望】
1. 土砂崩れなど被災された家屋、私道を含む道路の復旧を早急におこなうこと

2. 私道、私有地であっても防災上必要な措置に対して自治体独自の支援制度の創設をすること

3. 家屋被害や人的被害がさらに広がらないよう、万全の対策をとること

4. 避難所設置にあたっては、長引く避難生活に対して、避難者の要望に最大限こたえるとともに、被災者の健康にも留意した万全の避難環境となるよう改善すること
 ・備蓄の水、クラッカー、アルファ米などの提供から、栄養価のある食事に切り替えることをはじめ、高齢者、障害者、子どもへの特別な食事の提供をおこなうこと
 ・空調整備、畳床の提供、着替え、入浴など健康や衛生環境に配慮した対応をすること
 ・子育て世代や高齢者の居場所や寝る場所など、実態に見合ったきめこまかい対応をすること
 ・駐車場の利用や費用負担など避難者を支援する対策を講じること

5. 豪雨の影響で、商品の損傷・水没、今後の不作による原材料高騰の懸念など、経営についての不安の声が出ている。相談窓口を設置し、実態を調査して、公的な支援をおこなうこと

6. 災害救助法、激甚災害指定、被災者生活再建支援法など、被災者に対して有効と考えられるあらゆる手段を行使し、迅速に適応するよう、国や兵庫県に申し入れること。今回の災害で得た経験をもとに、上記の法律の改定や運用面の改善を申し入れること

7. 今回の災害による教訓や課題を速やかにまとめ、防災工事、避難所開設と運営のマニュアルの整備、交通渋滞対策、孤立する団地対策、観測所の整備などあらゆる災害予防措置を講じること

金田峰生「災害時にこそ憲法の立場を」

新連載エッセイ1

地震に続いて大雨による被害。犠牲になった方とご遺族にお悔やみを、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
神戸市は当初、崩れた山も、土砂で埋もれた道路も私有地の場合「何もできない」という対応でしたが、党市議団の要請や被災者・市民の声に、「市で除去する」と決断。重要な事です。
避難所では、アルファ米、クラッカー、ビスケットなどと水が支給されますが、やはり副食は必要ですし、温かい食事が欲しい。災害救助法適用にならなくても、自治体独自の判断で実現できるはずです。
災害時にこそ、基本的人権を保障する憲法の立場が必要だと思います。
安倍内閣は、五日に酒宴を開いており、八日になってようやく非常災害対策本部を設置。首相が外遊予定をキャンセルしたのは九日でした。
国会では与党がカジノ法案審議を進めようと躍起です。カジノ担当は国土交通大臣(公明党)でもあります。この期に及んでまだ博打に固執するとは。あまりにおかしすぎます。
災害を止めることはできませんが、被害を最小限に食い止めることは可能です。生活再建支援も強める必要があります。
この間の災害で、災害救助法や被災者生活再建支援法の改正が必要だと痛感しています。
救助・救援に全力をあげると共に、法制度の改定を視野にいれた調査・検討も行いたいと思います。

追伸〉本号から月一回「エッセイ」を載せて頂くことになりました。エッセイというより、活動報告のようなものになりますが、よろしくお願いします。(毎月第三週号に掲載)
(日本共産党国会議員団兵庫事務所長・参院兵庫選挙区予定候補)

(兵庫民報2018年7月15日付)

西元町駅のエレベーター実現:中央区革新懇などの署名運動が実る

大前まさひろ(神戸市議)

阪神電鉄から説明を聞く中央区革新懇のメンバー
(右から2人目:大前まさひろ市議、その右:大野さとみ中央区県政対策委員長)

阪神西元町駅は長年にわたりエレベーターの設置が困難としてバリアフリー化が先送りされてきました。阪神電鉄は「西元町駅は地下なので、配線などがあり、難しい」と言い続けてきました。
しかし、難しいからとそのまま放置するわけにはいかないと中央区革新懇を中心にエレベーター設置を求める署名活動、阪神電鉄・兵庫県・神戸市への要請行動などに取り組んできました。
署名行動では阪神西元町駅での署名行動だけでなく元町商店街にも署名の協力をお願いしました。新日本婦人の会中央支部が元町商店街の会長に署名用紙を持っていくと、「すべての会員に渡します」と快く引き受けてくれました。薬局や他の商店にも署名用紙を持っていき、三十枚署名用紙を置いてくれた商店もありました。この署名は神戸市会に陳情と共に提出しました。
私も二〇一五年の本会議一般質問で地域の鉄道駅舎のバリアフリー化ができていない問題を取り上げました。
二〇一六年一月には阪神電鉄との要請行動を行ないました。年金者組合も神戸市に陳情を提出しました。
運動の結果、神戸市の二〇一八年度予算で阪神西元町駅のエレベーター設置の詳細設計のための予算がつきました。
七月四日に阪神電鉄から詳しく設置について説明をうけ、「東側に二基設置予定で二〇一九年度中には設置できるだろう」ということでした。
なかなか困難な状況ではありましたが、こつこつとあきらめずに運動してきたことが実りエレベーターの設置が実現しました。


(兵庫民報2018年7月15日付)

高砂市議選へ向け日本共産党が決起集会

平和・いのち・暮らし第一に、切実な市民要求実現へ2議席必ず

日本共産党東播地区委員会は七月八日、高砂市議選(八月二十六日告示・九月二日投票)の勝利をめざす決起集会を開きました。
大塚よしこ高砂市議が司会。山口博明地区委員長が、はじめに加古川市長・市議選の支援に感謝し、高砂市議選について報告。安倍暴走政治に審判を下す選挙、暮らしそっちのけの市政に切実な市民要求を届けるかけがえのない二議席を守りぬく選挙だとして、定数二減の十九議席を二十二人ほどで争う激戦を何としても勝ち抜こうと呼びかけました。
*

大西ゆき高砂市議選予定候補は、「対話すると安倍政権への不満がどこでも語られ、日本共産党が実施したアンケートでは、回答者の五七%が『生活が苦しい』と答え、国保料・介護保険料引き下げへの願いが一番高い。高砂市では無駄づかいをやめれば市民が安心できる市政を実現できる」と指摘しました。
中学校給食実現を求める署名運動に取り組み、市民が力を合わせれば願いは実現できることを実感したこと、被爆者とともに小学校での「語り部」活動に参加した体験、大気汚染の調査など環境運動の経験も語り、いま一生懸命市民との対話に取り組んでいることを報告し、「何としても大塚よしこさんの議席を引き継ぎたい」と決意を語りました。
*

さかべ勝彦高砂市議は、全国の豪雨被害者へのお見舞いを述べ、いまこそ平和・いのち・くらし第一の市政が求められていると強調。安倍政権の暴走は水道民営化まで言い出しており、今度の選挙での日本共産党の二議席勝利で安倍政治に審判をと訴えました。
議会では少数会派だが日本共産党二議席の意味は重いと指摘。市議会で核兵器禁止条約について取り上げると、「国会ではない」と何度も否決されましたが、被爆者、原水協とも協力して取り組み、六月議会で核兵器禁止条約批准を求める意見書を全員一致で採択できたと報告しました。
また、中学校給食の実現へも党議員団の議案提案権を生かしたことを紹介し、アンケートに寄せられた切実な市民要求実現へ、何としても党の二議席をと訴えました。さらに、この四年に五百回以上、街頭で訴え、新しい知り合いも広げてきたと述べ、いっそう頑張ると決意を表明しました。
*

最後に参加者全員でガンバローを三唱し閉会。直ちに各地域でのビラ配布宣伝に出発しました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

ゴンチャロフ前田さんのパワハラ長時間労働自死:労災認定

颯人さんの遺影とともに会見する和美さん
神戸の洋菓子メーカー・ゴンチャロフ製菓に勤めていた芦屋市在住の前田颯人さん(当時二十歳)が二〇一六年九月に自死したのは、パワーハラスメントと長時間労働が原因だとして、母の和美さんが労働災害認定を申請していたのに対し、西宮労働基準監督署長が六月二十二日付で労災遺族補償給付と葬祭料の支給を決定しました。
労基署長は①一五年十二月ごろうつ病を発症②心理的負荷強度「中」の「上司とのトラブルがあった」③その出来事の前一カ月に百時間以上など恒常的長時間労働があった―ことから「対象疾病の発病前おおむね六カ月の間に、業務による強い心理的負荷が認められる」との認定要件を満たすと判断しています。
和美さんは七月五日、代理人の二人の弁護士とともに兵庫県弁護士会館で記者会見し、労災認定について発表しました。

和美さんは、支援への感謝を述べるとともに、
――当初から私たちは、パワハラと長時間残業が原因でうつを発症し自死に至ったと説明していたのに、会社や工場長は報道からの取材に対し「長時間労働はない。パワハラは認められない」と答えていました。しかし、労基署の調べにより、パワハラがあったことも不払いの長時間労働が多くあったことも認められました。
――息子の通夜や告別式に会社からの出席ができなかったのは、その事実を会社は知っていたからだと思います。大切な息子を奪われた私をはじめ遺族の気持ちをないがしろにし、真摯な対応をしなかった会社への不信感はますます大きくなりました。事実を認めないということは変える気がないということで、このような会社の姿勢では同じことが起こってしまうおそれがあります。
――このような苦しく悲しい事件が二度と起きることのないよう、労基署の調査では完全に明るみにでなかった部分も含めて、これからすべての事実をはっきりさせていきたいと思っています。息子が弱かったのではなく、じわじわと弱らせられ、病気になり、自死に至ってしまったのだということをすべての人に知ってもらいたい。
――「あなたが悪いんじゃないんだよ」と息子に伝えたい。
と訴えました。

弁護士からは事件の概要と認定理由の概要(上述)が説明され、過労自死の労災認定例としては史上最少年ではないかとの指摘もありました。
また、申請に向けての調査の中で、発症前三カ月で月六十~八十時間の賃金不払いが明らかにされたこと、会社は申請に必要な証明義務・協力義務を一切果たさなかったこと、労働時間管理について労基署から指導があった後にタイムカード設置場所を変え不払い労働時間が記録に残らないようにするなど、違法・不誠実な態度を続けていることが報告されました。
市民への報告集会は七月十九日に行われます。

ゴンチャロフ前田颯人さん長時間・パワハラ過労自死事件:労災認定報告とご家族激励集会

7月19日(木)18時30分、神戸市立婦人会館4階つばき/報告「労災認定と今後の展開」八木和也(弁護士)、ご家族の挨拶、会からのお願い/参加無料/主催:ゴンチャロフ前田颯人さん長時間・パワハラ過労自死事件の解決を求める会☎078‐611‐8638

(兵庫民報2018年7月15日付)

国民平和大行進兵庫を行く:国民の手で核兵器のない世界を

ムーサさん(中央)と南さん(右)=9日、西宮市役所前

核兵器禁止条約採択一周年の七月七日、国民平和大行進太平洋コースが大阪から兵庫へ引き継がれました。
五日からの記録的豪雨のなか川西市役所前での核兵器禁止条約採択一周年記念行動は中止となりましたが、大阪からの引き継ぎ集会で兵庫県実行委員長の岡本毅一氏(兵庫県年金者組合委員長)は「六十年つづく平和行進、原水爆禁止世界大会を成功させ、国民の手で核兵器のない世界を実現しよう」と決意を表明しました。
通し行進の南友佳子さん(京都)、国際青年リレー行進のライダ・ムーサさん(フィリピン)を先頭に十六日まで兵庫県内を行進します。日本海コースも四日から九日まで行われました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

安保破棄兵庫県実行委員会が今年度方針決める

押しとどめる国民の運動に確信持って


安保破棄諸要求貫徹兵庫県実行委員会は七月四日、神戸市婦人会館で二〇一八年度幹事会(総会)を開催しました。
十一団体十七人が参加し、桂仲二郎会長の開会挨拶の後、議長に兵庫県平和委員会事務局長の田中信一さんを選出して確認した議事日程に沿って運営されました。
後藤浩事務局長は、昨年一年間の国内外の激動する情勢の下での安保破棄実行委員会の果たすべき役割の重要性を強調し、昨年度の活動をふりかえり今年度の方針を提案しました。
提案の中で日米安保条約をめぐっての情勢の特徴を述べ、アメリカの動きと世界の動向を歴史的な二つの出来事である昨年七月の核兵器禁止条約の締結と今年四月の南北首脳会談、さらには史上初の米朝首脳会談の重要性を指摘しました。
その流れと逆行する安倍内閣がすすめる「戦争する国づくり」の具体化である自衛隊と米軍の一体化を進めつつ憲法九条改悪を狙う危険性とそれを押しとどめる国民の広範な運動に確信をもって、今年秋の沖縄知事選挙で何としても翁長知事の再選を勝ち取ることを最大の焦点とする二〇一八年度の課題と行動計画をしめしました。
この提案を受けて、「中央安保破棄実行委員会が改めて提起した『辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願署名』を軍事費と考えてもらうきっかけとする運動として広げたい」「沖縄に連帯した学習会を開催した。知事選挙に向けてがんばりたい」などの発言があり、今後の奮闘を確かめ合いました。
活動方針と合わせて提案された二〇一七年度決算と会計監査報告、二〇一八年度予算と役員の提案と合わせ、一括して拍手で承認して総会は終了しました。
―後藤浩(安保破棄兵庫県実行委員会)

(兵庫民報2018年7月15日付)

安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションが講演と交流

3千万署名達成で安倍政権を退陣へ


七月八日、安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションは、西宮市民会館の会議室で、「懐憲動向と三千万署名目標達成をめざして…安倍政権を退陣へ」と題して、「講演と交流のつどい」を開きました。
講演は上脇博之神戸学院大学法学部教授が行いました。上脇教授は、森友問題を例に真実を隠す安倍内閣は改憲する資格もないし、総辞職すべきだと強調。さらに改憲についても国民に真実を隠して強行しようとしていると述べ、参議院「合区」解消、大規模自然災害に対応するための緊急事態条項、教育「無償化」、自衛隊そのものを明記という四点の加憲のねらいについて明らかにし、自衛隊の加憲の本音は戦争法の「合憲」化、「戦争する国づくり」であることを解明しました。
その上で、官房機密費や政党の使途不明金、政党交付金や企業献金などで改憲勢力がカネの力で改憲賛成CMを展開する恐れがあることなどを指摘しました。こうしたことも考えると三千万署名の達成で改憲発議を断念に追い込むことが重要だと強調。そのために、保守的な人たちも含めた対話・署名、SNS活用の重要性なども指摘しました。
署名活動の交流会では、夙川九条の会の藤岡久さんは「毎月一回世話人会を開いて講演会などやっています。しかし『学習ばかりではダメだ。行動に出よう』と相談し、初めて戸別訪問も始めました。門前払いされることも多く落ち込むこともありますが、快く署名してくれる方もあり、署名は現在三百四十一筆まで来ています。今日の話を聞いて五百筆を早く突破していきたい」などと発言。西宮革新懇の阿波角孝治さん、革新芦屋の会の副島圀義さん、甲東平和を考える会の吉村平さんからも署名活動の経験報告がありました。
全体で七十名を超える方が参加され、「改憲阻止に向けて、三千万署名の重要性が具体例から述べられた講演がよく分かりました」「安倍政権の不法な居座りが、三千万署名の重要性と共によくわかる説得力ある有意義な講演会でした」「署名活動頑張ります」など感想が多く寄せられました。
―樫村庸一(同アクション)

(兵庫民報2018年7月15日付)

日本共産党の新しい入党呼びかけパンフ

美しいパステルカラー、声に出して読んでほしい



日本共産党中央委員会から『激動の時代に歴史をつくる生き方を』と題する日本共産党への入党の呼びかけが刊行された。
入党への呼びかけは折々に出されているが、今回はけっこう長文だ。それが、美しいパステルカラーのパンフレットになった。
まず、日ごろ日本共産党を応援している人に「入党を真剣に考えてほしい」と呼びかけている。そして、党綱領の目標、方針、さらに自主自立の平和外交、人間の全面的発展が可能となる社会をめざす九十六年の不屈の歴史をもつ政党であることを述べ、最後に、入党したら何をするのか、具体的に説明し、「新しいことを始めるには勇気がい」るが、「自分はどう生きるかを」考えて、と決意を訴えている。
じっくり読んでいると、私が日本共産党に思っているすべてのことが、わかりやすく簡潔に語られていると感じる。


声に出して読んでみる。ゆっくり、心をこめて読む。胸が熱くなる。
日本共産党に入っていないすべての人に、すでに日本共産党に入っている人にも、ぜひ、声に出して読んでほしいパンフレットである。

―柳原ゆき子(党兵庫県委員会学習教育部員)
*
お問い合わせはお近くの党事務所へ。

(兵庫民報2018年7月15日付)

クリスタル短歌の会から

安武ひろ子選

平和の詩戦争許さじ平和創る 中三少女の声清々し
 平野万里子

青もみじの小枝揺らし風はビラ配り終えたるシャツに吹きくる
 広瀬弘子

「沈黙は国を滅ぼす命は大事に」元海軍の九十六歳
 長谷川一枝

寂聴の「私語り」に心服す安倍らも学べこの生き様を
 森ひろ美

手術後の痛みで夜中目が覚めぬ月も見えない梅雨空暗く
 塩野菜美

母の日に元スタッフより届く花 子のなきわれに嬉しひと時
 清水淑子

昨日今日失くせしものの多かりきはっと気づけり初期認知症か
 岡本征子

孫の背も大きくなりしと見えども整列すれば前より二番目
 島田国子

湖の映す緑の濃さまして気分すっきり梅雨の晴れ間は
 三浦良子

早苗田の水に雨は輪を描き蛙嬉ぶ声する里は
 宮川菊代

結愛ちゃんも璃奈ちゃんもまだその歳で死んではならず死なせるなどとは
 西嶋節子

非正規の仕事ゆえに結婚も叶わぬ若きの青春いたまし
 正津房子

(兵庫民報2018年7月15日付)

第51回兵庫県平和美術展:7月18日~22日

50年の歴史受け継ぎ新たな一歩


今年で五十一回目を迎える兵庫県平和美術展が近づきました。
この展覧会は、流派・会派を超えた美術愛好家たちが集まり、自主的な運営で『平和の壁に花一輪を』を合言葉に、広く美術愛好の輪を広げてきています。
表現の自由は、世界の平和と生活の安全・安定が守られてこそ保障されます。
兵庫県平和美術展は、一九六八年に小松益喜画伯が中心に、県下の美術愛好家に呼びかけられて発足して昨年で五十年を迎えました。ベトナム反戦の気運が盛り上っていた時で、全国の平和美術展の合言葉の『平和の壁に花一輪を』で開かれました。
今年は、五十年の歴史の重みを受け継ぎながら、新たな一歩を踏み出す展覧会になります。毎回新しい出品者が登場し、新鮮な風を送ってくれています。ぜひ足をお運びください。
―宇山英樹
*

第51回兵庫県平和美術展

7月18日(水)~22日(日)10時~18時(22日は17時まで)、兵庫県民アートギャラリー(県民会館2階)/入場無料/主催:兵庫県平和美術協会☎070‐1749‐0112

(兵庫民報2018年7月15日付)

ひなたぽっころりん〈623〉


(兵庫民報2018年7月15日付)

観感楽学

核兵器禁止条約を求める被爆者の署名が大きな反響を呼んでいる。兵庫県内でも立場の違いを超えて署名が広がり十万筆を超えた。これまで署名に応じてこなかった兵庫県知事、自衛隊の街ゆえ応じなかった伊丹市長、川西市長も被爆者からの訴えを拒めなかった▼県被団協が要請した意見広告ポスターには、県知事はじめ十六首長が顔写真などの掲載を了承した。被爆者ならではの力だ▼米軍トップや国務長官を務めたコリン・パウエル氏は、インドとパキスタン間の核危機の際(二〇〇二年)、「もう一度、広島、長崎の写真を見てはどうか。あんなことをしたいのか」と両国首脳に言ったら答えは「ノー」。彼らは冷静になり危機は去ったという▼潘基文国連事務総長は、2014NPT開会総会へのメッセージで「核兵器廃絶の緊急性を疑う者に、被爆者の体験を聴くよう促したい。これらの勇気ある不屈の人々の目を直視し、核兵器が何をもたらすのかもっとよく知るべきだと言いたい」と述べた。被爆の実相、被爆者の訴えに心を動かされない者などいない▼毎年、広島・長崎の平和式典に参加し被爆者代表と会う安倍首相は、被爆者の目を直視しようとしない。為政者失格だ。(K)

(兵庫民報2018年7月15日付)

2018年7月8日日曜日

知事・15市町長の写真入りヒバクシャ国際署名賛同呼びかけポスター

ポスターを掲げる岡邊好子理事長(右)と鹿島孝治副理事長

〝被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます〟と訴える「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)に賛同した井戸敏三知事と兵庫県内の十五人の市町長の顔写真・名前(一人は写真が印刷に間に合わず名前だけ)や三十九の賛同団体と個人六十人を掲載したポスターを兵庫県原爆被害者団体協議会が作成し、七月二日に発表しました。
兵庫被団協はおととしから各自治体首長や地方議員、各種団体に署名への賛同・協力を訴えてきました。全国でも早い時期に井戸知事が応じるなど賛同が広がった(現在、知事と二十三市長、十一町長)ことから、ポスターを企画し、改めて掲載を呼びかけたものです。これだけ多くの知事、市町長の賛同を掲載したポスター作成は兵庫被団協では初めて、全国でも初めてとみられます。
岡邊好子兵庫被団協理事長は「私も数えで九十歳ですが、このポスターを力にもうひとふんばり頑張ります」と核兵器禁止条約実現、核兵器廃絶への決意を語っています。


ポスターは各自治体の役所ロビーや公共施設、各種団体の事務所、個人宅への張り出しや、街頭署名活動などで活用してほしいと呼びかけられています。
一枚百円、購入・問い合わせは兵庫被団協まで。

(兵庫民報2018年7月8日付)

輝け憲法平和が一番:市民+野党の大集会

川西アステ歩道橋



「輝け憲法 平和が一番、市民+野党の大集会IN川西・夏物語」と名づけた街頭演説会が七月一日、川西アステ歩道橋で行われました。
暑い中、地域では初めての野党国会議員がそろって訴える演説会を聞こうと、三百人を超える方々が市内・近隣市などから集まりました。
十時からプレ企画を開始し、フォークソングや沖縄の唄、憲法紙芝居に青年のスピーチをステージで行い、憲法クイズ・シール投票に参加する部活動の高校生や、着ぐるみから風船を受け取り「何の集会ですか?」と子連れの方たちに「憲法・平和の大切さを地域から発信します」と訴え三千万人署名への協力を呼びかけました。
参加した男性は、「野党の結束が見られて嬉しい。頑張って欲しい」と目を輝かせ、通行中に立ち寄った女性も「テレビで聞いたことある声だと思った。すごいですね。」と演説を聞きました。
野党国会議員によるリレー演説では、日本共産党の宮本岳志衆院議員が森友問題の国会追及を紹介しつつ「国会でも地域でも野党共闘が発展している」と力強く訴え、兵庫六区の統一候補としてたたかった立憲民主党の櫻井周衆院議員は「野党共闘で国会勢力を変えよう」と呼びかけ、自由党の渡辺義彦元衆院議員は「本当の保守は国民の生活を守るものだ」と安倍政権を糾弾。社会民主党の福島みずほ参院議員は「働き方改悪法を廃止させよう」と強調しました。
それぞれが地域から憲法を守る勢力を増やし、秋に行われる川西市長選・市議選での勝利、来年の参議院選挙勝利に向け、市民と野党が力を合わせ安倍政権を倒そうと呼びかけました。
―吉岡けんじ

宝塚ゆめ広場


阪急宝塚駅前の宝塚ゆめ広場でも同日十六時から、市民+野党の共闘街頭演説会が行われ約二百人が参加し、櫻井周衆院議員(立民)、宮本岳志衆院議員(共産)、福島みずほ参院議員(社民)、大谷啓元衆院議員(自由)が訴えました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

都市空間向上計画は撤回せよ:神戸市議会一般質問

市民意見409件中、賛成わずか12件

六月二十五日の神戸市議会本会議で日本共産党神戸市会議員団の金沢はるみ議員、西ただす議員が一般質問を行い、久元喜造市長の政治姿勢をただしました。
神戸市は、今年三月に都市空間向上計画の基本的な考え方案を発表しました。この計画は、神戸市を住み続けられる地域と住み続けられない地域に分断するものです。
神戸市が四月に行った市民意見の募集では、四百九件もの意見が寄せられ、賛成意見はわずか十二件。多くが計画への反対意見や不安・懸念の声となりました。多くの市民が都市空間向上計画など望んでいないのは明らかです。
神戸市は市民の意見を踏まえ、区域名称や施策の方向性、スケジュールなどを見直した「修正案」を公表するとしています。


金沢議員は「市民意見を踏まえれば、都市空間向上計画そのものを撤回すべき」と求めました。
金沢議員が久元市長に「四百九件の市民意見を全部見たか」と質問すると「似たような意見が沢山あり、共産党の組織的な運動の結果と感じたのでパラパラと見ただけ」と答えました。金沢議員は「大変失礼な話。パラパラと見て反対の意見が沢山あったら、組織的な意見だと切り捨ててしまうのか」「市民の率直な意見に対して団体的、組織的と言うのは非常に問題」「市民のパブリックコメントに寄せられている思いをくみとろうとしていない」と強く批判しました。

遊休市有地活用し認可保育園の建設を

久元市長は、二〇一八年三月末までの待機児童ゼロの目標を実現できず謝罪しました。
神戸市の待機児童は昨年の九十三人から三百三十二人と三倍以上に増えています。日本共産党神戸市議団は、これまで、待機児童解消は、市有地などを活用した認可保育所の建設が必要とくりかえし求めてきました。市長も待機児童対策緊急プロジェクトに取り組むとし「保育所用地の確保の努力が十分ではなかった」と認めました。


西議員は「遊休市有地を活用し認可保育所の建設を進めるべきだ」と求めました。久元市長は「待機児童を早期に解消できなかったことは申し訳なく思っている」「発表した緊急対策を全力で推進したい」としました。西議員は「小規模保育所の増設は困る、認可保育所の建設をと声があがっている。声をよく聞いてすすめて欲しい」と強く求めました。
国民健康保険料、済生会病院、神鋼石炭火力発電所、垂水区いじめ自殺問題、六甲アイランド高校生の生徒飛び降り問題についても質問しました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

一緒に考えようあなたの働き方:民青同盟姫路班がつどい


「一緒に考えよう あなたの働き方ブラックかも?」と題して民青同盟姫路班がつどいを七月一日に開催しました。
はじめに参加者が自己紹介と疑問などを出し合い交流。友人が正規職員になり若いのに責任を持たされ、ストレスで病気になっているという例も紹介されました。
講師に招かれた日本共産党県委員会の小林明男労働部長は、高度プロフェッショナル制度など安倍政権の働き方改革法の問題点に言及。財界の要求にこたえ非正規労働者化、成果主義、長時間過密労働が広がったが、昔は正社員が当たり前、アルバイトなどは限られていたと紹介。過労死ラインの労働時間が合法化される悪法だと批判しました。ブラック企業も若者の告発と運動で社会問題になり対策が始まったと述べ、志位委員長の廃止運動提案に応え、若者の運動で今度も廃止させようと呼びかけました。
そのあとの交流では、公務員も長時間労働を余儀なくされ残業代も出ていないという実態や、ほとんどが非正規の職場実態などが参加者から語られました。
資本主義の暴走から労働時間短縮で個性の開花めざす未来社会の展望を示す日本共産党への『入党のよびかけ』カラー冊子を紹介すると、「友人に渡してみる」と持ち帰る青年もありました。
*
今回、案内しても仕事中だという青年が多かったことから、今後は、少人数で相手にあわせて開いていこうと相談しました。

(兵庫民報2018年7月8日付)

政治が変われば働き方も変えられる:川西・猪名川労働者後援会がつどい

講演する津川氏(右)(その左は北野市議)

日本共産党を応援する川西・猪名川労働者後援会が「私たちにとって『働き方改革とは』八時間働けば普通に暮らせる社会に!」と題したつどいを六月三十日に開催。津川知久前兵庫労連議長が講演し、懇談しました。
津川氏は、今年、多くの日本を代表する企業の株主総会で経営陣が不正問題を追及されたこと、年金基金・日銀が保有する株式が五十兆円を超え公的資金が国内株式市場の一割近くを占めていることなどをあげ、安倍政権のもと政治も経済も異常な事態になっていると指摘しました。
五月にひらかれた日本共産党の職場問題学習・交流講座でも、労働者の健康・命が脅かされるとともに、企業自体の発展を阻んでいると指摘されていることも紹介し、人間のつながりが職場で壊されており、共産党のルールある経済社会の改革提案が待たれていると語りました。
また資本主義とはどのようなものか、働くとはどういうことか―と問いかけ、利潤第一の仕組みのもとで労働者を守るルールをつくる世界のたたかいの歴史を振り返り、韓国での最低賃金引き上げ、正規化の変化も紹介。政治が変われば労働者の働き方、生活を変えることができると強調し、安倍政権打倒へ共同を広げる意義を語りました。
懇談では、「介護職場であまりの暑さに職員が倒れて救急車で搬送された」「保育士への主任手当補助金でかえって不団結になっている」など職場の実態が語られました。
「パワハラはどうしたらなくせるか」などの参加者からの質問についても議論しました。
北野のり子共産党川西市議も「市は何でもPFI手法を導入しようとしているが、地元業者に仕事がまわらない」など川西市政について報告しました。
*
川西・猪名川労働者後援会は、ハイキングや山菜取り登山、バーベキューなど楽しい活動も大切にしながら、学習も深めようと今回のつどいを企画しました。今回、参加の都合がつかなかった人もいるので、また開催しようと相談することになっています。

(兵庫民報2018年7月8日付)

兵庫県社保協総会・社会保障学校


兵庫県社会保障推進協議会は第四十七期定期総会・第三回社会保障学校を三十日、神戸市勤労会館で開き、九十人が参加しました。記念講演の講師には税理士で元静岡大学教授の湖東京至氏を迎えました。
「消費税を上げずに社会保障財源三十八兆円を生む税制」と題し講演した湖東氏は、「消費税は消費者が八%払っているように見えるだけで、実は大企業が吸い上げている」と消費税の仕組みを説明。年間売り上げから事業者が消費税を計算する仕組みであり、大企業は仕入れ額を下請けに値引きさせるため、消費者から受け取った消費税額をおさめておらず、「輸出還元金」があり大手輸出企業は、消費税導入後一度も消費税額を支払っていないと試算した結果を示しました。
さらに、安倍政権の「骨太方針」は「消費税率アップの時に一斉に値上げをしないように」とし、軽減税率対象商品の前倒し値上げを推奨、軽減税率は消費者ではなく大手企業がもうかる仕組みとして導入される事を明らかにしました。
また、消費税に頼らなくても三十八兆円もの増収が見込まれる十三項目を示し、所得税負担率は所得一億円までは累進的に増すものの、それ以上では逆に下がり、百億円超では一一・一%となっている等の不公平税制の改善を訴えました。
総会はスローガン「憲法九条改憲をゆるさず、平和と人権を守ろう、国の責任で、社会保障を充実させましょう」をはじめ、二十五条運動、国保改善、介護保険制度改善、兵庫県地域医療構想と地域医療を守る運動などの方針を確認。新会長に県保険医協会副理事長の武村義人氏が就任しました。
―堤匠(県社保協事務局長)

(兵庫民報2018年7月8日付)

兵庫革新懇が自衛隊問題で講演会


憲法改悪の焦点になっている自衛隊問題について理解を深めるため、兵庫革新懇は六月三十日、兵庫県民会館けんみんホールで「日米軍事同盟の新段階と自衛隊の変貌」をテーマに講演会を開催、約二百人が参加しました。
講演会は、神戸青年合唱団の「うたごえ」ではじまり「沖縄を返せ」の合唱で盛り上がるなか、纐纈厚明治大学特任教授(山口大学名誉教授)が講演を行いました。
纐纈氏は、自衛隊の成立のいきさつから今日に至る経過をたどり、自衛隊が変質し深く日本の政治に影響を与えてきている実態を解明しました。
「戦後、平和憲法を制定し、戦力不保持を定めたにもかかわらず、朝鮮戦争下、アメリカの圧力で警察予備隊が発足。自衛隊に改組された後も文民統制のもとでの〝専守防衛〟などといいいながら事実上の軍隊として復活し、世界七番目の巨大な戦力に成長してきている。さらに、これに決定的な転換をもたらしたのが安倍内閣による集団的自衛権の容認、安保法制の改悪だった。戦前の軍隊の思想を引き継ぎながらアメリカの圧力のもとで改編強化されている自衛隊について、国民はよく実態を知り、監視し、憲法改悪をゆるさないことが重要だ」と指摘しました。
用意した講師の著書は完売し、参加者からは「自衛隊のことがよくわかった」「文民統制のまやかしが理解できた」などの感想が寄せられました。
―堤隆二(兵庫革新懇)

(兵庫民報2018年7月8日付)

治安維持法国賠同盟総会

挨拶する金田峰生氏

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部総会が七月一日、こうべまちづくり会館で開かれ、六十人が参加しました。
メッセージを寄せた同盟中央本部の増本一彦会長が「弾圧犠牲者らが生命を賭して抵抗した歴史の成果が安倍政権によって危うくされている」と奮闘を訴えました。
基調報告で戸崎曽太郎県本部会長は、米朝首脳会談が歴史を動かす端緒になると述べ、また朝鮮半島でも日本においても朝鮮の人々に暴威をふるった治安維持法弾圧の歴史を重く受け止め、和解・友好の道を開く重要性を指摘しました。
さらに同盟が取り組んでいる犠牲者への国家賠償法制定を求める国会請願について、実現を阻んでいるのは、歴史修正主義者が政権を支配している現実であり、また日本が国際法になっている「人道に反する罪」を認めない人権後進国だからであると強調しました。
会議では、国会請願の目標達成とともに、設立三十五周年の年に一千名の同盟建設を目指すとし、南あわじ市での「意見書」採択に続き自治体議会での請願に取り組む決意など、実践に基づいた発言が続きました。
新役員選出では会長に岡正信氏を選んだ他、若干の若返りを果たしました。
総会には日本共産党兵庫県委員会の金田峰生氏が連帯の挨拶をしました。
―戸崎曽太郎

(兵庫民報2018年7月8日付)

関西電力株主総会:脱原発などの株主提案議案も20件

関西電力は六月二十七日、株主総会を大阪ATCホールで開催しました。
約八百五十人出席のなか、岩根茂樹社長は「大飯原発三、四号機本格運転で七月一日から電気料金を値下げする」「首都圏をはじめ関西圏以外への電力販売の拡大に取り組む」などともうけ一辺倒の体質を露わにしました。出席した市民株主の会や大阪市、京都市、神戸市から脱原発などを求めた二十議案と、会社側が提出した三議案を審議しました。
特に原発再稼働によるもうけを役員十一人でまっ先に山分けする会社提案には、市民株主から厳しい批判が出ました。午後までかかった討論のあと議案採決では参加者減少の中、〝関電動員株主〟による多数で強引に否決しましたが、〝もうけ山分け案〟には、さすがに動員者たちも反対の手を挙げていました。
会場への通路は駅改札口から全てビル内を通るコースで、参加株主への宣伝行動が出来ない状況で、関電経営者が如何に消費者の批判を恐れているか如実でした。これに対し、労連近畿ブロックや反原発の団体も、道沿いからビル内通路を歩く株主に原発ゼロへの賛同をよびかけました。
―速水二郎(電力兵庫の会)

(兵庫民報2018年7月8日付)

名張毒ぶどう酒事件支援する会現地調査報告とドキュメンタリー

無実の死刑囚・故奥西勝さんの無罪、名誉回復を求める名張毒ぶどう酒事件を支援する兵庫の会は、六月三十日、神戸市内で会員やアムネスティの方を含め支援者二十六人の参加で、東海テレビ制作の「眠る村」上映会と現地調査報告会を開催しました。
「眠る村」は、事件現場の村人の姿、冤罪犠牲者、家族の苦難を生々しく紹介し、事件から五十七年もたつ名張事件の真実と再審請求を棄却し続ける司法の不当性を告発した感動のドキュメンタリー番組です。
観たあと参加者から、無実の奥西勝さんを獄死させ、いま再審請求人である妹・岡美代子さん(89)の死を待つかのような司法の非人道的な対応に怒りの発言が相次ぎました。また、真実を隠すいまの安倍内閣とだぶらせて、冤罪をなくすためにも政治を変えたいとの発言もありました。
支援者一同、一日も早い再審開始、無罪をめざして支援運動を広げようと決意を固めあいました。
―近藤正博(国民救援会県本部事務局長)

(兵庫民報2018年7月8日付)

遊戯史研究家・増川宏一さんが「戦争と平和」語る


「九条の会.ひがしなだ」が、シリーズで取り組んでいる戦争体験を語る集いの十三回目「戦災を生き延び、平和を求めて~『住吉』駅前の空襲で死に直面~」が一日、東灘区民センターで行われました。
今回の語り部は増川宏一さん(遊戯史研究家)。一九三〇年(昭和五年)長崎市生まれの増川さんが、戦時中の学生生活や空襲体験などを通じて、「戦争からの教訓」を明らかにしました。
増川さんの実家は当時、大阪で医院を開業していましたが、奈良県へ疎開し、中高一貫七年制の旧制甲南高等学校(現甲南大学)尋常科(中学)三年に在学中だった増川さんは、「男手がなくて不安」という学友の誘いで、今のJR住吉駅南側の東灘区宮町六丁目に「半ば用心棒代わりに下宿」していました。
終戦直前の八月一日の大空襲で死に直面、住吉川辺りまで必死に逃げて気を失い、焼け跡に戻った後は狭い防空壕暮らし、という苦い経験をもとに、「幾多の犠牲の上に、今の憲法ができ、九条がある。断じて過ちを繰り返してはならない」と強調しました。
また、「戦争は思想統制を生み、組織統制へ進む」として、「当時は、なんであれほどあほなことが行われて、何とも思わなかったのか」と省み、「なぜ小学校で教育勅語を暗誦、奉安殿に最敬礼させ、十軒一組の〝隣組〟に監視と配給体制を担わせたのか」を解明。「特にスポーツ、文化面がひどかった」として、芸能人の強制改名、野球用語での英語禁止などの実例をあげ、苦笑をも誘いました。
さらには、神戸には華僑や中国人労働者が多かったことから、麻雀屋も多く、そこに特高刑事が張り込んで監視体制を強め、事実上、「敵性遊戯」をつぶしていったエピソードも披露しました。

東灘区では連続的に学習会が予定されています。

市民アクション東灘特別学習企画:水面下で進む「戦時徴用」の現実を学ぶ

7月21日(土)14時、東灘区民センター9階多目的ホール/①ドキュメンタリー映像「防衛フェリー~民間船と戦争~」上映(昨年度文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞受賞作品)/②お話:依田恵美子さん(名古屋テレビ・ディレクター)折衝中/主催:安倍改憲NO!! 市民アクション東灘/参加協力費500円/☎080‐6120‐6012(藤丸)
じっくり学ぶ:自民党改憲案の問題点と危険性

東灘憲法共同センター第4回総会記念講演:憲法改定を許さない運動はこれから

7月29日(日)14時、東灘区民センター第1・2会議室/講師:二宮厚美(神戸大学名誉教授)/参加協力費:カンパ制(1口500円以上)/問い合わせ☎078‐851‐9381

増川宏一さんには『日本遊戯史』(二〇一二年、平凡社)など遊戯の歴史に関する著書が多数あります。
また、「支配階級と遊び」を「兵庫民報」二〇一七年十月十五日付・二十二日付に寄稿し、明治以来の日本政府、戦後のGHQが遊びを国民支配にいかに利用してきたかを紹介しています(掲載号は少し残っています。一部八十円+送料。編集部へお問い合わせください。国会図書館でも閲覧できます)。

(兵庫民報2018年7月8日付)

みんぽう川柳〈六月〉「雨」

選者 島村美津子

特 選

傘の花一つに二個のランドセル
 神戸市 田原菊代

【評】「あめあめふれふれかあさんが……」昔よく歌ったなつかしい童謡がふと口をついて出る。傘の下でスキップしている二つのランドセルの色まで想像してみたくなる。
平和であってこその楽しいワンカット。この子たちの未来に再び戦争のおきないことを願いながら。

入 選

平和行進雨の五百歩頑張った
 神戸市 松尾美恵子

平和の願い雨の中でも行進つづく
 尼崎市 富田明美

梅雨空に原発反対デモに行く
 神戸市 高馬士郎

基地反対梅雨をはねのけこぶし上げ
 芦屋市 梶原嘉代子

雨期に泣くうち捨てられし水田よ
 尼崎市 中内眞佐子

降り止ぬ雨が怖いな山崩れ
 神戸市 藤田幸子

水不足降れば大雨土砂崩れ
 神戸市 梶山洋枝

畑仕事めぐみの雨にひと休み
 神戸市 塩谷凉子

雨の薔薇バンドネオンと夜更かしと
 神戸市 水田裕子

オリーブの枝にキョトンと雨ガエル
 神戸市 山本尚代

誰よりも雨が大好きかたつむり
 神戸市 亀井洋示

相合傘不意に蛍のお客さま
 神戸市 長尾粛正

仮設地の心の雨は未だやまず
 神戸市 玉山歳子

雨降って地固まるか米と朝
 神戸市 古賀哲夫

みんぽう川柳募集


  • 七月の題は「行進・パレード・デモ」締め切り七月二十七日
  • 八月の題は「ひまわり」締め切り八月二十四日
  • 毎月第四金曜日必着
  • 応募は一人二句まで。葉書、メール、Fax(葉書大の枠を書き、その中に記入)に作品二句と氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、編集部まで。


(兵庫民報2018年7月8日付)

大門みきし「ねずみ小僧は合法か」

連載エッセイ29

江戸時代の窃盗犯、ねずみ小僧治郎吉は汚職大名や悪徳商家から盗んだお金を貧しい庶民にばらまき、「義賊」と呼ばれました。盗んだお金をそのまま自分の懐に入れるとただの盗人ですが、人びとに分け与えたことから、「公益性」を評価され「義賊」と見なされたわけです。
違法行為である賭博が、なぜ「公営ギャンブル」にだけ認められているのか。その理由はねずみ小僧とおなじです。私人が賭博を行うのは違法だが、地方自治体などが行う「公営ギャンブル」は賭博の上がりを住民サービスに使うから「公益性」があり、違法性が減じられるという理屈です。
一九六七年、その理屈に異をとなえたのが「公営ギャンブル廃止」をかかげ東京都知事に当選した経済学者の美濃部亮吉さんでした。美濃部さんは「使途が良ければ違法行為が許されるというものではない。ねずみ小僧も犯罪者に変わりはない」と主張。「公営ギャンブル」の「公益性」を倫理の観点から疑問視しました。
こういう歴史的な論争を全く無視して、公営どころか明白に違法行為である民営賭博を強引に認めようというのが今回の「カジノ実施法案」。しかも日本人から巻き上げたお金を海外のカジノ企業が自分の懐に入れるなど、ねずみ小僧もびっくりです。「公益性」の一かけらもない。こんな悪法を通そうとする安倍内閣と自民、公明、維新は、ねずみ小僧以下です。廃案に追い込むため最後まで頑張りましょう。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2018年7月8日付)

亀井洋示「骨太の悪人共」


(兵庫民報2018年7月8日付)

観感楽学

国会で文書の改竄が大問題になっています。なぜか私は「文書」や「内容の改竄」など情報に関する話を聞くと漏洩を思い浮かべてしまいます▼個人情報保護法が全面施行される数年ぐらい前から会社の情報、とりわけ個人情報の漏洩などの取扱いが非常に厳しくなりました。勤めていたソフト会社でも定期的に情報漏洩を防ぐための学習会を受けさせられました。もううんざりするほど何度も受講させられました▼ただ、会社もいったん情報が漏洩すると、社会的な信用がなくなるという大打撃を受け、対応に多くの人とお金が必要になるため必死だったのだと思います▼それでも、社内の大事な情報ファイルを誤って取引先に送信してしまうという事故がありました▼メールはとても便利です。ファイルを添付することで相手に簡単に多くの情報を伝えることができます。その反面、送信先などを間違えると簡単に情報を漏洩させ、他人に多大な迷惑をかけることがあります▼メールは「送信」ボタンを押す前に必ず送信先が正しいか確認するよう心がけ、極力誤送信をしない方法、送信前に内容を確認する癖をつけることをお勧めします。(ふ)

(兵庫民報2018年7月8日付)

2018年7月1日日曜日

大阪府北部地震被災者支援:日本共産党兵庫県議団が知事に申し入れ


日本共産党兵庫県会議員団は、十八日に発生した大阪府北部地震の翌日、井戸敏三知事に対して、九歳の女の子が倒れたブロック塀の下敷きになるという痛ましい事件もふまえ、地震被害への対応や対策についての申し入れを行いました。
申し入れの主な項目は、①県内・県外の被害状況の把握と他府県も含めた被災者支援、②ブロック塀も含めた学校施設の総点検と必要な対策、③病院施設のライフライン等の耐震性の総点検、④本地震をふまえた被害再発防止策、⑤住宅の百%耐震化、津波対策について―です。
申し入れに対し県当局担当者は、「痛ましい被害となったブロック塀については、学校や福祉施設のブロック塀などの緊急点検を期限をきって行うことにしている。必要な箇所には応急的な措置を直ちに講ずる」とし、六月二十五日を期限に取りまとめています。被害状況については、「県内の状況を引き続き把握するとともに、大阪府にも人員を派遣し、被害状況の把握につとめている、必要な支援は検討していきたい」としました。病院施設の点検についても、検討するとしました。
各議員からは「大きな地震でショックを受けている方もいる。心のケアへの対応も必要」「JRの復旧があまりにも遅かったのではないか。この対応も検討してほしい」などの要望も伝えました。
*
尼崎では、倒壊の恐れがあるとして民間の木造住宅一軒に「赤紙」が張られています。庄本えつこ県会議員、徳田みのる尼崎市会議員らが、相談のあった入居者に直接聞き取りを行いました。入居者は、「住宅に『赤紙』がはられ、住宅を管理している不動産屋から、『退去』の通知が送られた。次のところも、引っ越し費用も自分で持てといわれている」と深刻な状況を訴えました。
日本共産党県議団は、県内の被害状況をさらに把握しながら必要な対策を県などに求めていきます。

(兵庫民報2018年7月1日付)

神戸市教委のいじめ事件メモ隠蔽

教育行政のゆがみ正そう日本共産党議員団が奮闘

二〇一六年十月に垂水区のいじめを受けていた中学三年の女子生徒が、自ら命を絶つという痛ましい事件を巡って、神戸市教育委員会の事実隠蔽が明らかになりました。
隠蔽されたのは、事件直後に複数の同級生が勇気を振り絞って、自ら命を絶った生徒に対していじめがあったことを証言した内容を、教師が記録したメモです。
メモの隠蔽は、神戸市教育委員会が指示し、当時の学校長が遺族に対し「メモは存在しない」と回答。神戸地裁の証拠保全の手続きでも隠蔽を続けました。昨年四月に赴任した現校長が、複数の教育委員会の幹部を通じ、当時の雪村教育長にメモが存在することを報告。しかし遺族にメモが開示されたのは今年四月です。
メモ隠蔽に関する再調査は教育委員会指名の弁護士が行いましたが、隠蔽は直接指示した教育委員会側担当者と前学校長の二名しか関与していないと断定。遺族への開示まで半年以上も隠蔽されてきたのは「メモに対する重要性の認識の欠如」や「他の事件事故への対応が優先された」との理由で片づけられています。
遺族は代理人を通じ「裏切られたという気持ちを禁じ得ない。引き続き厳正な調査を求めたい。真実が解明されることを願う」とコメントしています。
今井まさこ議員と赤田かつのり議員は現地調査を繰り返し行い、真相糾明に全力をあげています。市議会の委員会でも日本共産党は、別文書の隠蔽疑惑を明らかにして、いじめと自殺の関係を意図的に断ち切ろうとする教育委員会の姿勢を追及。TVや新聞でもその様子が報道されました。
日本共産党は真相解明に関係者の参考人招致を求め、次回の委員会では再調査した二名の弁護士の参考人招致が決まりました。日本共産党は前教育長など関係者の招致も合わせて求めましたが、自民党と公明党は弁護士の招致だけを要求。こうべ市民連合(旧民進系)は参考人招致そのものを拒否しました。
日本共産党は、事件の幕引きを許さず、徹底した追及で、真相解明と、神戸の教育行政のゆがみを正すところまで踏み込んで奮闘する決意です。

(兵庫民報2018年7月1日付)

加古川市議選で日本共産党全員当選

会派要件回復で市民要求実現に力


加古川市議選は六月二十四日投開票で行われ、日本共産党は、現職の岸本建樹(63)、高木えり(43)、新人の立花俊治(69)の全員当選で三議席を回復しました
三氏は、「大型公共事業優先から住民サービス優先へ」「子どもから高齢者まで住んで良かった加古川へ」をスローガンに、①国保料全世帯一万円引き下げ②かこバス・かこタクシーの路線拡大、デマンドタクシーで買い物・医療難民をなくす③小中学校にエアコン設置、中学校給食早期実施―の三項目を提案しました。
こうした市民要求実現のためには、議案提案権の獲得、交渉会派要件、全常任委員会への所属に三人の議員がどうしても必要だと訴えました。
また、加古川から安倍政権退場の審判をとも訴えました。
定数三十一に三十五人が立候補。投票率は四五・九三%(前回五二・四八%)。
日本共産党の得票合計は七千九百四十九票(前回一万五百九十四票)、得票率八・一二%(前回九・七五%)。
昨年の衆院選比例票比では六百十四票増(得票率〇・六九ポイント増)でした。
加古川市長選では岸本勝氏及ばず
同時に行われた加古川市長選は、日本共産党が自主的支援をした「明るい加古川市をつくる市民の会」の新人・岸本勝氏(71)と現職の岡田康裕氏(42)=ともに無所属=の一騎打ちとなりました。
岸本氏は、「安倍政治いいなりから、市民本位の市政へ」の転換を訴え、一万六千四百九十四票(得票率一六・九〇%)を獲得しましたが、及びませんでした。
投票率四五・九三%(前回五二・四九%)

(兵庫民報2018年7月1日付)

県議候補者発表(第三次)尼崎市選挙区2議席回復めざす

日本共産党尼崎地区委員会と県委員会は六月二十六日、二〇一九年の県議会議員選挙の尼崎市選挙区に新人の高橋正吾氏を擁立し、現職の庄本えつこ県議(発表済)とともに二議席の回復をめざすことを発表しました。

〇尼崎市(定数七)

高橋正吾(66)=新


岩手県出身。立命館大学文学部地理学科卒。元園田学園中学校・高等学校社会科教諭(教務主幹)。国土問題研究会理事、県私学社会科研究会幹事長など歴任。現在、党尼崎地区防災対策責任者。

庄本えつこ(63)=一期


法政大学第二文学部教育学科卒。尼崎市議団事務局長など歴任。現在、県議会産業労働常任委員会委員。九条の会・尼崎ネットワーク事務局、尼崎市平和委員会会長、尼崎原水協事務局次長。

(兵庫民報2018年7月1日付)

石井西宮市長:借り上げ住宅継続入居拒否、裁判でも市議会でも

西宮市が、借り上げ復興市営住宅「シティハイツ西宮北口」での継続入居を求める七世帯に対し、明け渡しなどを求めた裁判の弁論が六月二十日、神戸地裁尼崎支部で行われました。
入居者本人三人も出廷するなか、市側からは石井登志郎市長の上申書が読み上げられました。
上申書は十三日に記者会見で発表したもの(→全文)とほぼ同文で、市長は、継続入居という判断は「すでに住み替えしていただいた方々や、他の借り上げ公営住宅入居者との公平性が保てず、行政として選択し得ない」として、従来どおり継続入居を拒否しました。
これに対し、借上弁護団の佐伯雄三団長は、市長選にあたっての同弁護団の公開質問状に対し、石井氏が「裁判には反対の立場」などと回答し、七日には入居者と面談し、要望や状況を聞いたにもかかわらず、「公約、公開質問状への回答と全然違う結論に、とても納得できない」と強く批判しました。
前回(五月九日)期日で再開された和解への協議は継続していくことになりました。
次回は九月十九日十時三十分開廷で行われます。
*
六月二十二日に開かれた西宮市議会本会議では、日本共産党市議団を代表して佐藤道子議員が質問に立ち、その中で、借り上げ住宅裁判をとりあげました。
佐藤議員は、石井氏の市長就任後の翻意の理由、市長のいう「公平性」などについて追及し、和解し、継続入居を認めるよう強く求めました。
これに対し、石井市長は、公開質問状への回答について「〝認めるべき〟で書き終えていない。全文を読んでほしい」と答弁し、継続入居を改めて拒否しました。

(兵庫民報2018年7月1日付)

市バス増便など東灘区の市民の足を守ろう

7月8日に学習会を開催


昨年四月一日から、神戸市東灘区渦森台・鴨子ヶ原・住吉山手地域で唯一の公共交通である市バスが三系統合わせて二十二便も減便され(神戸市全体の減便数百五便の二〇%)、地域のあちらこちらから驚きと怒りの声があがりました。この声が神戸市長あて「市バス
19、39、31、38系統の増便等を求める要望署名」運動に発展する一方、東灘区では以前より37系統(甲南山手~阪急御影)の増便要望の署名運動があり、他地域でも市バスに対する様々な要望がありました。
その声に応え、神戸市に対し東灘全体としてまとまって要望をしていこうと各地域の有志が集まり「市民の足を守る東灘区の会」を立ち上げました。
「会」としてこれまでに二回、地域の住民が集めた三千筆ほどの署名を神戸市に提出して市バスの増便等を要望しましたが、神戸市の見解は「公営企業としては採算性・効率性を考慮する必要がある」と一点張り。神戸市も他都市においても不採算路線支援として「経営改善促進補助金」が投入されており、その補助金の多少は政策に寄るところが大きいとわかりました。
そこで、「地方自治体」として本来の役割について基本的な学習をしようと〝公共交通は安心して住み続けられる町づくりの土台―市民の足をまもる市バスを!〟をテーマに専門家の土居靖範立命館大学名誉教授を招き学習会を七月八日に開きます(行事案内欄参照)。公共交通のあり方、交通権、他都市の状況など学び、今後の運動に役立てたいと考えています。ご一緒に学びましょう。多数ご参加ください。
―尾﨑良江(同会事務局)

(兵庫民報2018年7月1日付)

兵庫区健康ライフプラザトレーニングジムの存続を

一カ月で千五百筆超える署名


「ジムに通うのは、もう日課の一部。知り合いもできた、ぜひ続けてほしい」「病院からここを紹介してもらったのでこれから通うつもりだったのになくなるなんて」。
―署名をお願いしていると次々と声が寄せられます。
兵庫駅南のコープ上階にある健康ライフプラザは、神戸市が健康増進の拠点施設と位置付けています。トレーニングジムは年間のべ十三万人の市民が利用しています。神戸市からの利用料助成があるため、高齢者や障害のある方でも安心して利用できると喜ばれています。
ところがこの二月に突然ジム等を閉鎖するとのお知らせが張り出され、不安の声が多数あがっています。実はこの事業も、事務事業の見直しで経費削減のために閉鎖するというのです。しかしジムを廃止したとしても、削減できるのはわずか四千八百万円程度です。市長は、新年度予算の中でも「市民の健康づくりと高齢者・障害者福祉を推進する」と掲げています。それならば健康ライフプラザは、このまま存続させるべきです。
ジム利用者の方と一緒に、日本共産党兵庫区後援会、大かわら鈴子市議(筆者)、前田みさ子党区県政対策委員長らが「存続を求める署名」を呼びかけ、わずか一カ月余りで千五百筆を超える署名が寄せられています。
先日第一次分として神戸市へ提出し交渉も行いました。これまで要望があったにもかかわらず一切開かれていなかった利用者への説明会も開催されることになりました。引き続き署名運動を継続し、ジムの存続を求めていきます。
―大かわら鈴子(神戸市議)

(兵庫民報2018年7月1日付)

市民病院は公立で残して:三田でタウンミーティング


「公立で市民病院を残すためのタウンミーティング」が六月二十五日、三田市立ウッディ市民センターで開かれました。三田の地域医療と介護をよくする会の主催、兵庫県社会保障推進協議会の後援でした。
三田の会代表の東浦徳次さんが、千名を超えるアンケートを実施し、大きな市民病院存続への願いが寄せられていることや、市民病院の存続を求める署名が一万筆を超えて寄せられていることを紹介しました。
日本共産党の長尾明憲市議は、市長が設置した審議会の議論が、本来の市民病院経営改善の枠を越え、経営形態見直しや統合再編に向けて進行している問題点や、市長が年内に政治判断しようとしている情勢を報告しました。
兵庫の地域医療を守る会の今西(筆者)が、市当局が実施した医療ニーズ調査や市民意識調査などからみても、三田の地域医療を守るためには市民病院が中核医療機関として継続的に存続することが必要だと報告しました。
三田の会が「三田市民病院存続を求める提言」を提案していることも紹介されました。この提言では、市民の医療ニーズが高齢化の進行でますます高まるとともに、小児科、産婦人科、救急などの政策医療を支える公立病院を求めていること。医師や病院職員の奮闘で「ことわらない救急」が実践され、病院経営も好転していることが数値でも示されています。
参加者からは、市民病院は絶対必要、存続と充実を求める取り組みを強める必要がある、などの発言が相次ぎました。会事務局の奥村利雄さんが、署名行動などの提起を行いました。
―今西清(兵庫の地域医療をまもる会代表)

(兵庫民報2018年7月1日付)

石炭火力発電所の増設中止を:株主総会会場前で宣伝

神戸の石炭火力発電を考える会


神戸の石炭火力発電を考える会は、六月二十一日に開かれた神戸製鋼株主総会に参加する株主に「石炭火力発電所の増設の中止」を訴えました。
宣伝行動には十五人が参加し、「神戸に石炭火力発電所が必要ですか?電気を選ぶと社会が変わります」と「神戸製鋼さん石炭火力発電所つくらないで!」の二つの横断幕を掲げて、スピーカーで訴えました。
栃木県から来たという株主が「なぜ反対しているのですか?」と話しかけてきたので「燃料が石炭で大量の大気汚染物質をだし、温室効果ガス(二酸化炭素)も天然ガスの二倍もだすし、電気は余っている」などと説明すると、「関東では福島原発事故後、計画停電などで不便な生活を強いられたので、発電所は必要だと思っていた。勉強になりました。」と納得されたようでした。
―丸山寛(ひょうごECOクラブ)

(兵庫民報2018年7月1日付)

「核兵器禁止条約」に署名・批准を高砂市議会が全会一致で意見書

高砂市議会は六月十八日、「『核兵器禁止条約』に署名批准を求める意見書」を全会一致で採択し、国に提出しました。
高砂市原爆被爆者の会と加印原水協などでつくる「ヒバクシャ国際署名をすすめる高砂の会」が二月議会で陳情、継続審議となっていたものが六月議会で採択されました。
*
宝塚市議会でも二十二日、「核兵器禁止条約」に日本政府が参加・署名を求める請願」が賛成多数で採択されました。

「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書(高砂市議会)

広島・長崎の原爆被爆から七十三年目になる。「ふたたび被爆者をつくるな」と、この地球上から核兵器をなくすことは、原爆被害者の悲願であり、「非核三原則」を国是とする核兵器反対のわが国の政策とも一致するものである。
今、核兵器廃絶をめざす潮流は、大きく強くなってきている。その一つは昨年七月、国連で百二十二カ国の賛成を得て「核兵器禁止条約」が採択されたことである。条約は第一条で「核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、移譲、受領、使用、使用の威嚇」を全面的に禁止しており、画期的な内容である。
さらに、この条約採択に際し世界各国で革新的な貢献をしたとして昨年十月、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞したことは、核兵器廃絶へ向けての国際的な合意を強く後押しするものである。
日本政府は「目標は同じでも手段が違う」としてこの条約に反対を表明しているが、今こそ日本は、唯一の戦争被爆国として地球上の核兵器廃絶に向け国際間の調整役など主導的役割を果たすべきである。
そのために、日本政府および国会に対し「核兵器禁止条約」に署名・批准することを強く要請する。
以上、地方自治法第九九条の規定により意見書を提出する。
二〇一八年(平成三十年)六月十八日
高砂市議会

(兵庫民報2018年7月1日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2018-06-20

国側代理人の「抵抗?」

副島圀義

六月二十日の大阪地裁では、原告代理人を代表して豊島達哉弁護士が意見陳述しました。
三月二十七日、東京高裁で被爆者六人が勝訴。国が上告を断念して確定しています。豊島弁護士は、その判決のポイントを説明したうえで「国が東京高裁の判断に従ったということは、近畿の訴訟についても国の主張に根拠がないことを認めたということになる」と訴えました。

本欄四月八日付で東京高裁判決について書いた部分を紹介しますと――
国が「積極認定」の対象にしていない脳梗塞やバセドウ氏病についても、放射線起因性を肯定し原爆症と認定。
「発病は被爆ではなく生活習慣による」という国の主張について「発病に他の原因があっても、被爆との相乗作用を認めるべき」と明確に判断。

◎被爆による健康破壊を特定の病気に限定。
◎加齢や生活習慣などが発病原因だと決めつけて放射線起因性を否認。
これらは国が原爆症認定申請を却下する一貫した「論理」?ですが、それを覆した東京高裁判決に従った(上告を断念した)以上、国が全国各地で今までと同じ「リクツ」で被爆者いじめを続けることは許されません。

ところが、この日、豊島弁護士の意見陳述のあと、国側代理人があえて言いました。
「原告代理人が、必ずしも東京高裁判決を正確に引用したとは思われない。裁判所は慎重に判断して頂くよう、一言申し上げたい」と。
さすが「東京高裁判決は○○の部分で誤りがある」とは言えません。「慎重な判断を」とは一般論としては当たり前。
「何が言いたかったの?」とは、弁護士さんも傍聴者も共通の感想でしたが、「とにかく、真理も道理も論理も関係なく、国の態度は変えませんよ」ということでしょうか。
まさに「安倍政権が国会でやっていることの法廷版」と聞こえた次第です。

(兵庫民報2018年7月1日付)

革新芦屋の会定期総会:映画『OKINAWA1965』で歴史を学ぶ

沖縄知事選挙・統一地方選・参院選に臨み

「沖縄慰霊の日」の六月二十三日、平和・民主・革新の日本をめざす芦屋の会(革新芦屋の会)が、定期総会と映画『OKINAWA1965』の上映会を開き、四十人が参加しました。
沖縄戦での犠牲者に黙禱をささげたあと、総会では「市民と野党の共闘」「安倍改憲NO!三千万署名」などの到達を踏まえ、沖縄知事選挙、統一地方選挙、参議院選挙などに臨む方針を確認しました。

『OKINAWA1965』は都鳥伸也さん、拓也さん兄弟が報道写真家・嬉野京子さんに出会って、ともに作り上げたドキュメンタリーです(→公式サイト)。
一九六五年、沖縄全土でとりくまれた「祖国復帰大行進」の最中に、米軍車両に小さな女の子がひき殺されました。
本土から取材に行っていた嬉野京子さんが、その現場に遭遇し、米兵の目を盗んで撮影、本土で公表。大きな衝撃を与えました。撮影、フィルムの保持、本土への持ち出しなど、すべてが、行進団みんなの命がけのたたかいでした。
その事件以来の沖縄のたたかいを、アレン・ネルソンさんや阿波根昌鴻さんなど、たくさんの人々へのインタビューと重ねて描いた映画です。


映画会の終了時に嬉野さん、都鳥さん兄弟がそろって来場(写真)。制作への思いなどを直接聞くこともでき「生の声、景色、表情がすばらしいものでした。沖縄の深い歴史がよく伝わってきて、多くの人に広めたいと強く思いました。」などの感想も寄せられました。
大阪シネヌーヴォ・シネヌーヴォXで七月十三日まで)
―副島圀義

(兵庫民報2018年7月1日付)

西宮教職員九条の会:沖縄問題から憲法を学ぶ

西宮でのたたかいの重要さ痛感


西宮教職員九条の会は六月二十四日、琉球大学教授上間陽子さんを講師に「沖縄から語る 憲法九条の心」と題した学習会を行いました。
上間さんは、生まれ育った沖縄に戻り教鞭をとりながら、風俗業界などで働く若者の調査等を行っています。著書『裸足で逃げる』には、基地あるがゆえに、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選び生活を営む女性たちの姿が描かれます。このような言わば「憲法以前」のきびしい生活が沖縄にあることを私たちは知っているのか、沖縄と日本という問題をとりあげるときの加害性について一体どれだけの日本人が敏感に察知しているのかなど、鋭く自問させられました。たとえば辺野古基地反対闘争で沖縄の現地闘争に参加することも大切だが、ここ西宮でのたたかいの重要性を強く感じました。
*
また六月十六日には「九条の会」西宮ネットワークが関西学院大学法科大学院教授の永田秀樹さんを講師に「立憲主義から憲法『改正』を考える」をテーマに学習会を行いました。八十人を超える参加者のなかに、十人以上の高校生の参加を得て、立憲主義の歴史、意味、安倍改憲の不当性などが明らかとなりました。学習会終了後にはJR西宮駅前までのパレードを意気高く行いました。
―上田隆(西宮教職員九条の会)

(兵庫民報2018年7月1日付)

気軽に「青年のつどい」を毎月

日本共産党東灘・灘・中央地区委員会と民青東神戸地区委員会


東灘・灘・中央地区委員会は六月二十四日、民青同盟東神戸地区と共催で、「オコノミヤキ」青年のつどいを行い、十二人が参加しました。
自己紹介などの時間では趣味の話で盛り上がり、味口としゆき市議と地域支部の方がつくったお好み焼きや焼きそばを食べながら、とことん共産党のDVDをみて感想交流をしました。
参加者の中でも最年少だったのは、現在十五歳の高校一年生でした。毎週金曜日の脱原発デモを携帯電話で動画撮影をしながら一緒に歩いてくれたこの学生に、党専従が民青とつどい企画を紹介しました。「お好み焼きを食べながらだったら気軽に話ができそう」ということで参加した高校生は、「こんなに笑える場所があるとは思わなかった。本当に楽しいです」と話しました。民青について高校生用の民青紹介パンフレットを使い紹介すると、「選挙でどこに票を入れるか決めるのはその人。自分自身で考えて決められる主権者になりたい」と民青に加盟しました。
*
地区青年学生部は、青年が参加しやすいようなつどいを、気軽に毎月開催することを目標にしています。七月は「たこ焼きのつどい」を計画しています。

(兵庫民報2018年7月1日付)

劇団1980『素劇楢山節考』:神戸演劇鑑賞会7月例会


七月の舞台は、作家・深沢七郎が一九五六年に発表した小説「楢山節考」を元にしている。演出家・関矢幸雄が〝素劇〟として構成、舞台化しました。〝素劇〟とは、関矢幸雄が提唱する表現様式。リアルな装置、修飾的な衣装、メイク等をいっさい取り払う。舞台は黒い箱と白い紐のみ。その紐で、例えば、山なら山を俳優たちの動きで作る。躍動感に満ちた俳優の演技は、単純で素朴でありながら、活気に溢れ、スピーディな場面転換の中で、「楢山節考」の世界を見事に表現して見せてくれる。
ここは信州の山また山が連なっている所にある寒村。村には言い伝えがあった。
楢山祭りが三度来りや(ハー来た来た)
栗の種から花が咲く(ハーそうずらそうずら)
もともと盆踊りの歌だったが、今では、この歌が聞こえると〝山〟へ行く日に変化した。
おりんは六十九歳、あと一年で山へ行く。息子の辰平は、おりんを山へ送りたくない。しかし、おりんの決意は堅い。その日の為に準備を充分に整え、凛とした心で、山行きを待つ…。
哀調をおびた台詞と台詞の間に、心を揺さぶる歌が、合いの手のように入る。食べる物もない人間の根源的な貧しさの中で、おりんの死ぬ覚悟は、人間としてどの様に生きるのかを、問うているのでは…と思うのです。
―小谷博子

劇団1980公演『素劇楢山節考』

原作:深沢七郎構成、演出:関矢幸雄、出演:柴田義之、上野裕子他/①7月19日(木)19時②7月20日(金)13時30分③7月21日(土)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金千円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生1,000円)/☎078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2018年7月1日付)

山下よしき「カジノより安全・安心な街づくりを」

六月十八日に発生した大阪北部地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。また救援復興活動にあたられている皆様に敬意を表します。
今回の地震であらためて分かったことが二つあります。
一つは、マグニチュード六程度の地震はどこでも発生しうる、発生しないところはないと考えて対応した方がよいということ。もう一つは、にもかかわらず、過去の震災の教訓が生かされていないということです。
高槻市で小学校プールのブロック塀が倒壊し、下敷きになった女児が亡くなるという痛ましい事故が起こりました。私も事故当日、現場に駆け付けましたが胸がつぶれる思いでした。ブロック塀が地震に弱いことは、四十年前の宮城県沖地震で明らかとなり、建築基準法施行令が大幅に改正されました。いまだに対策が打たれてなかったのは明らかな人災です。
ブロック塀だけではありません。水道管の被害、エレベーターでの閉じ込め、天井や吊り看板の落下、割れたガラスの飛散、病院はじめ拠点施設のライフライン障害など、今回の地震によって起こった問題は、これまで震災のたびに指摘されてきたことばかりです。
政治のあり方が問われています。大阪は水道管の老朽化が全国ワースト一位です。それぞれの街で、住民と一緒に通学路や避難路の危険をチェックする運動にとりくみながら、「カジノより、安全・安心な街づくりを重点に」など、政治の転換を求めることが必要ではないでしょうか。
(党副委員長・参院議員)

(兵庫民報2018年7月1日付)

ひなたぽっころりん〈622〉


(兵庫民報2018年7月1日付)

観感楽学

『風を起す』―日本共産党兵庫県文化後援会の機関誌をご存知ですか? 日本共産党文化後援会は日本各地にありますが、毎年開催される全国の文化交流会で、注目され高い評価を受けているのがこの『風を起す』です▼先日、第百四号が発行されました。金子賢治さんと長井良弘さんのカラー写真を表紙にしたA5判三十二ページの小冊子。「宮沢賢治とマルクス」(平野喜一郎三重大学名誉教授)、「敗戦記念日を控えて今」(風呂本武敏神戸大学名誉教授)、戸崎曽太郎氏の「占領下の神戸・私」などのエッセイはじめ映画評論・書評・俳句・川柳・詩・漢詩・小説等、十七名のバラエティに富んだ作品がそろい、手にした会員からさっそく増刷依頼が届いています▼文化活動に関心をよせ、後援会の「作品展」や毎年七月に開催される「平和美術展」にどんなに多忙でも足を運んでくれるのが前衆院議員の堀内照文氏と参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生氏。出品者はこれがうれしい▼今回発行した『風を起す』百四号はタイトルこそ「参院選・地方選での躍進で日本共産党を強く大きくしよう」と少々固めですが、これだけ充実した「機関誌」を会員だけの枠に留めるはもったいない。関心を持たれた方はhgbunka@gmail.com、Fax078・577・2240までご連絡を。(D)

(兵庫民報2018年7月1日付)

日付順目次