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2018年6月3日日曜日

川西市の中学校給食自校方式で早期実施を

県下ほとんどの自治体が中学校給食を実施、実施計画を進めるなか、川西市は迷走続きで遅れています。私たちは、中学校給食を早期に実現しようと「実現する会」を八年前に結成し、これまでニュース・ビラの発行、給食試食会、学習会やシンポジウムなどに取り組み、自校方式の給食を求める署名を昨年までに六千四百筆提出しました。
市は、有識者や学校関係者、保護者などを募り検討委員会を設置し、在校生とその保護者からアンケートも実施した上で、「自校方式を基本」とする推進基本方針を策定しました。そして、二〇一六年にはモデル校の基本設計に二百四十万円の予算をつけたにもかかわらず凍結し、突如「センター化」にかじを切りました。昨年は「センター実施の調査」に五百五十万円も費やし、報告もないまま「PFI実現可能性調査」と新たに五百万円も計上しました。

教育委員会と懇談する「会」の人々(右端が筆者)

実現する会では、最初の調査結果の公表を求め五月二十三日に市と懇談しました。そこで、調査結果を聞くと、二つの大きな問題があり、一つ目は設置面積が不足しており複数階の建屋が必要で、二つ目は費用が十五年の運用費を含め七十五億円必要になると言いだしました。検討委員会で最初に調査した額は、自校方式の建設・設備費が約二十億円、運営費が年間二億円で十五年での三十億円の合計五十億円でした。
市は、早期・いっせい実施のためと言いますが、市のやり方に問題があって遅れており、いっせい実施を求める声はほとんど聞こえません。それよりも自校式の給食を求める声が圧倒的多数です。
実現する会では、六月議会で調査結果の公表と市民の声をよく聞き説明責任を果たすこと、そして中学校給食の早期実現を求める請願書を提出します。一日も早く、川西市の子どもたちに給食を実現するため引き続き全力で取り組みます。
―吉岡健次(川西の中学校給食を実現する会)

(兵庫民報2018年6月3日付)

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