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2018年5月30日水曜日

おわび:演説会(5/26)でホールに入れなかったみなさまへ

演説会場まで足をお運びいただきましたのに、会場内に入っていただくことができずお帰りいただきました皆さま、ホール内に入っていただくことができなかった皆さまに、心よりおわびを申し上げます。
演説会を収録したDVDを作成しました。郵送しますので、恐れ入りますが、日本共産党兵庫県委員会など党事務所にご連絡くだされば幸いです。よろしくお願い致します。
日本共産党兵庫県委員会☎078・577・6255

(兵庫民報2018年6月3日付)

2018年5月27日日曜日

参議院選挙兵庫選挙区候補に金田峰生さん

日本共産党兵庫県委員会は五月二十二日、二〇一九年参議院議員選挙で兵庫選挙区に金田峰生氏を擁立することを発表しました。(敬称略)

○参院選兵庫選挙区(定数三)


金田峰生(52)=新=
神戸市長田区生まれ。加古川北高、日本福祉大学卒。兵庫県保険医協会主任を経て党専従に。一九九九年から兵庫県会議員一期。現在、党国会議員団兵庫事務所長、党県農林漁民部長など。参院選兵庫選挙区には二〇一三年、一六年に続いて三度目の挑戦。


(兵庫民報2017年5月27日付)

安倍「働き方改革」反対緊急パレード


「長時間労働をなくし人間らしい真の働き方改革を求める5・19緊急パレード」が五月十九日夕、神戸市の元町商店街を西から東へ貫通して行われ、安倍政権の「働き方改革」に反対を訴えました。
主催したのは兵庫労連などでつくる実行委員会で、労組組合員や医師、教師など約五十人が参加しました。
安倍政権の「働き方改革」法案では、時間外労働の「上限規制」を過労死ラインを超える一カ月「百時間未満」として法制化しようとしています。さらに医師や自動車運転業務、建設事業、研究開発業務などはこの「上限規制」さえ「例外」としようとしています。
元町商店街西口「きらら広場」での出発集会で、兵庫労連の成山太志議長は、市民と野党の共同が広がっていると強調。労働法制改悪と改憲の強行をねらう安倍政権にとどめをさそうと主催者挨拶。
続いて、兵庫県保険医協会の武村義人副理事長が医療費抑制政策によって現在でも医師不足と長時間労働が蔓延していることを、建交労兵庫合同支部の笹川晃孝特別執行委員は、相次ぐ規制緩和によって運輸労働者の低賃金・長時間労働が広がっていることをそれぞれ報告し、安倍「働き方改革」でさらに深刻化すると批判しました。
兵庫教組の永峰博義書記長は、現行制度でも勤務時間の適切な管理が行われず長時間労働となっている実態を報告。
参加者は、同法案の廃案を求めるアピールを採択しました。

元町商店街で訴えるパレード
先頭は左から笹川晃孝氏、西山裕康氏(保険協会理事長)、永峰博義氏、武村義人氏

(兵庫民報2017年5月27日付)

ブラック企業、ブラックバイトって?:民青と共産党が伊丹で学習会


「一緒に考えよう。あなたの働き方ブラックかも⁉」と題し、ブラック企業・ブラックバイト問題をテーマにしたつどいを日本共産党阪神北地区委員会と民青同盟伊丹班の共催で開きました。
講師には過労死等防止対策推進兵庫センター事務局長の今西雄介弁護士を招きました。
今西弁護士は「労働基準法で定められている法定時間とは何時間でしょう?」「法定時間外労働については何%の賃金上乗せをしなければいけないでしょうか?」など参加者へのクイズも交えながら現行の労働基準法について解説しました。
一カ月八十時間以上の時間外労働が入ると過労死ラインと呼ばれ心身ともに異常をきたす可能性が出てくること、労働時間規制(一日八時間・週四十時間)があるものの、過労死ラインを超える三六協定を結べる問題があることなどを説明し、ブラック企業やブラックバイトの実態について、実際に寄せられている相談事例も紹介しました。
遺書に「忙しい時期に勝手なことしてごめんなさい」と死ぬ間際まで会社や上司に謝るような精神状態に追い込まれていた実例が紹介されると会場に衝撃が走りました。
講演後はグループに分かれて感想交流をしました(写真上)。「(会社が)間違っているとわかっていても一人だと声が上げにくい」「主観的に問題ないと思っていても、客観的には違反だということがあるから、働くルールをもっと知らなくてはいけない」などと話し合いました。
先週、駅頭で配られたビラをみて参加したという青年も「派遣で十一年働いてきたけど、仕事で病気を患い通院している。配置転換を言ったが聞いてもらえず悩んでいる」と語りました。
―上園隆(民青県委員長)、吉見秋彦(党阪神北地区委員長)

(兵庫民報2017年5月27日付)

県議選候補第2次発表

日本共産党兵庫県委員会は同日、二〇一九年の県議会議員選挙の神戸市垂水区選挙区と明石市選挙区の候補者を発表しました。(継承略)

○神戸市垂水区(定数三)

戸田あきら(66)=新=
大阪市立大学Ⅱ部商学部卒。飲食店経営、兵庫県高齢者生活協同組合職員を経て、二〇一七年神戸市議補欠選挙(垂水区)立候補。現在、党神戸西地区常任委員、党垂水区県政対策委員長。

○明石市(定数四)

福原ゆかり(30)=新=
関西国際大学心理学部卒。甲南バールCHICCO、TSUTAYA勤務。日本民主青年同盟元兵庫県委員。現在、明石民主商工会勤務、党明石市県政対策委員長。

(兵庫民報2017年5月27日付)

若者憲法集会プレ企画:世界の流れから平和のつくり方学ぼう


民青同盟兵庫県委員会は十九日、「若者憲法集会2018プレ企画〜世界の流れから学ぶ平和のつくり方〜」と題し、これまでの北朝鮮の動きや平和憲法をもつ日本の役割を学習しました。今回の企画は、六月三日に東京都で開催される若者憲法集会にむけての事前学習として行われ、神戸大学の太田和宏准教授を講師に、大学生や青年など十八人が参加しました。
講演では、そもそも北朝鮮がどういったことを求めているのかということについて、国の体制維持と南北の統一という二つの観点から、もっとも北朝鮮が意識しているのは米朝関係であることを強調しました。これまでの経過でも米大統領が北朝鮮に冷たくすると核開発が進んできたことや、融和的な時は対話路線であったことなど、事実をもとに北朝鮮という国を説明しました。
「国際社会は北朝鮮を今の体制のまま受け入れることが必要。日本は拉致問題を解決しないと国交を結ばないというが、そうではなく経済活動を活発にし、米朝関係、日朝関係を充実させることが拉致問題の解決へつながる。そして、外交というのはどちらか一方の言い分が百%通ることはなく、表面で対立していても裏で情報を交換するもの。まずは会談が行われることを前向きに受け止めるべき。安倍政権は圧力一辺倒でしか今のところなく、本来仲介役にもなれたがその役割を発揮できない」と太田氏は指摘しました。
「テレビではいろんな意見がでていて、もやもやしていたが、話を聞いて、面と向かって話し、関係ができること、軍事的な圧力ではなくて対話が大事なんだと思った」(大学四年生は)、「行動で示したときに行動で返していくという外交が必要だと思った。北朝鮮との交流が増えたときに、物資と同時にいろんな情報が知れたり、思想が伝わったりすることで北朝鮮も変わると思う」(労働組合の仲間と参加していた青年)など、感想を交流しました。

(兵庫民報2017年5月27日付)

西宮芦屋市民アクション:安倍政権は即退陣を!集会とパレード


安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションは、五月十九日、西宮市の六湛寺公園で「安倍九条改憲NO! 安倍政権は即退陣を―まともな政治の実現を市民の力で―市民集会とパレード」に取り組み、約百人が参加されました。
市民アクション呼びかけ人の一人である柴田悦子大阪市立大学名誉教授が「戦後七十四年、どこの国とも戦わず、平和な生活を続けてきた土台に憲法九条を世界にむけて発信したことがあります。憲法九条の持つ大きな役割を次世代につなぐことが大切です」と主催者挨拶をしました。
「現政権を退陣へ追い込み、まっとうな政治に戻さなければいけない。私も国政の場で尽力します」との立憲民主党の櫻井周衆議院議員のメッセージが紹介されました。
いそみ恵子日本共産党県議、梶川みさお社会民主党兵庫県連合代表・宝塚市議、前田辰一新社会党芦屋市議、よつや薫西宮市議、関西学院大学神学部大学院生の大野至さん、芦屋「九条の会」事務局長の片岡隆さんがスピーチ。「改竄、隠蔽、捏造など安倍政権は末期的な総崩れ現象のなか」「平気でウソをつく政治は終わらせよう」「安倍改憲の野望を葬り去るため、市民と野党のみなさんが心を一つにして頑張ろう」などと訴えました。
作詞者・関本英恵さんのリードで「憲法の歌」を歌い、改めて「今、憲法を変えさせてはいけません」という思いを広げました。
集会の後、阪神西宮駅前まで、コールしながら元気よくパレードして市民にアピールしました。


「もっともっと、地域で取り組みを強めなければ」「三千万署名に頑張ります」などの感想が寄せられました。
―樫村庸一

(兵庫民報2017年5月27日付)

北はりま憲法集会:危険な「緊急事態条項」


北はりまの七つの九条の会がネットワークを作り共同して「北はりま憲法集会」を五月二十日、小野市うるおい交流館エクラ大会議室で開きました。集会には会場いっぱいの百三十六人が参加して大成功しました。
集会では最初に、りぼん・ぷろじぇくと原作のアニメーション「戦争のつくりかた」を見ました。その後、日本弁護士連合会災害復興支援委員会の緊急時法制PT座長を務めた永井幸寿弁護士が、「憲法に緊急事態条項は必要か?」という演題で百分間の講演を行いました。
永井弁護士は、自民党が三月二十五日の党大会で「改憲四項目」とその条文案を公表し、「自衛隊条項」とともに「緊急事態条項」を導入する構えを打ち出したことの危険性と重大性を解明。
国民の間では、「緊急事態条項」についての議論がほとんどなされていない現状だけに、ナチスが当時最も民主的な憲法と言われたワイマール憲法の下で、人身の自由や意見表明の自由など国民の基本権を「一時的」に停止できるという「緊急大統領令」を悪用して「国家緊急権」を発動し、そして約一カ月間で独裁国家を確立し、全ヨーロッパを侵略戦争の渦に巻きこんでいった歴史を紹介して、事の重大性と緊急性を訴えました。
また、大日本帝国憲法の下で国家緊急権が発動され「緊急勅令」、「緊急財産処分」、「戒厳」などがどのように濫用されたかについて事例をあげてくわしく述べました。
最後に永井氏は、「緊急事態条項」は一言で言うと「政府独裁条項」であり、独裁と戦争を許さない社会を守り抜くために議論を強め、反対世論を広げようと呼びかけました。
―前田泰義(同ネットワーク)

(兵庫民報2017年5月27日付)

九条の会たかさご総会と平和講演会


九条の会たかさごの第十三回総会が五月二十日、ユーアイ帆っとセンターで開催され、六十三人が参加しました。
開会挨拶で同会世話人代表の宮先一勝氏が憲法九条改憲反対の運動を大きくしようと訴えました。文化の催しでは西本好道団長率いる東播センター合唱団が会場に華を添えました。
ジャーナリストの今井一さんが「戦争、軍隊この国の行方――九条問題の本質を論じる」と題し、記念講演しました(写真左下)。
今井さんは、憲法九条支持、自民党の改憲案支持、自民党案とは異なる九条改憲案支持の三つの立場から各党議員が意見表明、参加者全体で議論し、模擬投票するという「集中的議論と模擬国民投票」を二月に行ったことを紹介。議論開始前は五人が護憲か改憲か決めかねていましたが、議論が進み、最後には二人が非武装非戦の九条を支持したことをあげ、改憲派の人にもオセロの駒をひとつ一つ返すように膝を突きあわせて訴えていかなければいけないと主張しました。
また、平和憲法を守る高砂市民の会世話人代表の嶋谷数博氏から「不断の努力」を続ける市民の志と行動がある限り憲法は滅びないと連帯の挨拶がありました。
総会議事では、事務局長から活動報告と方針が報告され討議・採択されました。
自宅に入っていたビラを見て参加された方からは、憲法九条のことをもっと知りたいと、感想が寄せられました。
―大西ゆき(同会役員)

(兵庫民報2017年5月27日付)

伊丹革新懇が総会:ジェンダー問題で朴木さんが記念講演


伊丹革新懇は第六回総会を五月十九日、伊丹市立図書館「ことば蔵」で開催し、四十人が参加がしました。
総会に先立って神戸大学名誉教授の朴木佳緒留さんが「ジェンダー平等は平和と持続可能な社会形成のためのもの」をテーマに記念講演しました。
二〇〇四年第一次安倍内閣のとき「ジェンダーバックラッシュ」(日本会議等の勢力によるジェンダー平等への攻撃)が起き、朴木さんの著書も含めジェンダー関係の本が図書館などから撤去された事件の話からはじまり、女性と男性の「視点」の差について触れ、複数の視点から知恵や情報を生かす重要性について震災による避難所生活を例に語りました。
さらに、第二次安倍内閣の「女性活躍」政策は、少子化によって男性労働者が減り産業等が先細りになっていくのを心配して女性に頼りだしただけだと批判。「軍学共同」「武器輸出」政策についても触れ、軍事力のような力が支配する社会では多様な視点や価値観が認められず男女平等は成り立たないことなど、多岐にわたり豊富な資料、データを元に語りました。
*
続く第二部の総会では、来賓の立憲民主党の櫻井周衆議院議員が国政報告を含む挨拶をし、三会派の伊丹市議からも連帯の挨拶があり野党共闘の進展が示されました。
事務局からは、昨年度は市民と野党の共同に力をそそぎ、衆議院選挙では櫻井氏を野党統一候補として当選させることができたなどの「昨年度の活動報告」「会計報告」を行い、「今年度の活動方針&年間行事計画」「予算案」「役員案」を提案し、すべて承認されました。
―中島隆夫(同革新懇事務局)

(兵庫民報2017年5月27日付)

済生会兵庫県病院存続求める運動さらに


済生会兵庫県病院の存続充実を求める会の報告集会が五月十九日、神戸市の北神区民センターで開催されました。
浜本宏代表が、「三月二十二日に署名五千三百八名を添えて神戸市議会に請願を提出。市議会は審議打ち切り扱いとし、済生会を守るという意思表示はしなかったものの、不採択にはできず、住民世論が情勢を動かしている」と挨拶しました。
日本共産党の金沢はるみ神戸市議が、済生会病院は北区に必要な病院で、神戸市としても公的支援が必要だと追及していることを報告しました。
求める会事務局長の前山美由紀さんが、五百十名の住民アンケートの結果を紹介。済生会病院の医師や看護師が親切だとの多くの感謝の声が寄せられ、身近で総合的機能をもつ公的医療機関として期待されていると報告しました。
兵庫の地域医療を守る会の今西(筆者)が、三田市で進む市立病院の経営形態見直しや統合再編へ向けた動きが、県主導で急激に動いており、元県病院局長が三田市民病院に事務局長として任用されるなど、注意すべき事態がすすんでいることを紹介。これからの取り組みとして、神戸市長と兵庫県知事に済生会病院を中核医療機関として位置付け、地域医療と介護の総合的な政策を進める責任を明確にさせる取り組みを呼びかけました。
求める会の世話人田村芳春さんが、手書きのプラカードなどでのスタンディングや目に見える行動も行い、市長と知事に住民の声を届ける取り組みの行動提起をしました。
―今西清(兵庫の地域医療を守る会)

(兵庫民報2017年5月27日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2018-05-16

疫学・統計の理解を欠いた  国側代理人の失礼な「尋問」

副島圀義

五月十六日の大阪地裁では、原告・Kさんの狭心症について河本先生が証言台に。

Kさんは陸軍の救援隊として八月六日に広島入りし十一日まで救護活動に従事。争点は「狭心症が原爆放射線に起因するかどうか」。国側は「(一時的な血糖値の高さをもって)高血糖値や高齢が原因だ」「Kさんは『安定型狭心症』だから心筋梗塞とは別」などと、放射線起因性をしつこく否定しようとします。
河本先生は「被爆直後の爆心地近くで救護活動に携わった方が下痢に苦しめられたら、放射線被ばくによる急性症状と考えるのが当然」「他の原因がいっさいない、とは言わない。被爆によってリスクがあがることを認めよ」「安定型と不安定型を機械的に区別するのは病気の実際をみないものだ」等々と、ていねいに証言されました。

印象に残ったのは国側代理人が「反対尋問」の冒頭「証人は物理学、疫学、統計学などについて大学院博士課程を出ているか?」と切り出したことです。いかにも「証人は素人だ」との「印象操作」をねらったのでしょうが、河本先生はそのような失礼な質問にも「その分野の大学院博士課程はでていません」とたんたんと答えられました。
そもそも、「疫学も統計学も」たくさんのサンプル群全体を通じての、大きな傾向・特徴を研究・解明するものです。「〇〇%程度発病する」ということが明らかになった場合でも、個々の人(サンプル)が発病するかしないか、をそのまま当てはめることはできません。「特定の誰かが、宝くじに当たるか当たらないか」は、当たる確率とは別の問題。確率が高ければ「当たりやすい」だけ。「被爆者は病気しやすい」のは事実ですが、被爆者である私が健康に恵まれていても「それはおかしい」のではなく「よかったね」ということですし、病気にかかりやすければ「やっぱりね」ということにつきます。
証人に対する失礼な「尋問」は、国側代理人の無知ぶりや人格の低さを、自ら法廷でさらけ出してしまったようでした。

(兵庫民報2017年5月27日付)

枯葉剤問題シンポ、神戸でも

日ベト友好協会兵庫県連合会理事長 山根香代子


一九七五年にベトナム戦争は終わりましたが、アメリカ軍によって散布されたダイオキシン入りの枯葉剤を浴びたことによる障害者が今なお三百万人を超えて苦しんでいます。これは淡路在住の西村洋一さんが、カメラを通して枯葉剤の告発をされてきましたので、写真を見たという方もいらっしゃるかと思います。
枯葉剤被害者のための医療、リハビリ、就労支援共同作業所、療育施設などを含む総合施設の建設を支援するオレンジ村支援日本委員会(代表は尾崎望京都民主医療機関連合会会長、事務局長は国際環境整備機構理事長)がつくられ、兵庫県民主医療機関連合会でも多くの医師が賛同し、組織を挙げてカンパ活動に取り組んでいます。
五月二十七日~六月二日にはオレンジ村支援日本委員会の招きでベトナム代表団が関西を訪問。各地で枯葉剤被害者への支援を訴えるとともに、リハビリ施設の見学をします。
一行にはベトちゃん・ドクちゃんの主治医であり、ツーズー病院平和村村長の女医さんも参加しています。
これにあわせ、六月一日には新長田のピフレホールの会議室でシンポジウムを開催します。ぜひ多くの皆さん、参加してください。

枯葉剤問題シンポジウム(日本・ベトナム国交樹立45周年記念)

5月29日(火)大阪国労会館、31日(木)大学コンソーシアムキャンパスプラザ京都、6月1日(金)ピフレ新長田、いずれも18時30分開会/ベトナムからの報告者:トラン・ゴック・ト(全国枯葉剤協会副会長・ホーチミン支部会長、元人民解放軍少将)、グエン・チ・ゴック・フォング(全国枯葉剤協会副会長、ベト・ドク兄弟初代主治医・医学博士)、グエン・チ・フォング・タン(ホーチミン支部副会長、ベト・ドク兄弟二代目主治医、医学博士)/参加無料/主催:オレンジ村支援日本委員会☎075‐254‐0061

(兵庫民報2017年5月27日付)

兵庫山河の会「山河」より

紫のランドセル背負い笑顔なり一年生は一二〇センチ
 新井 幸

朝の時惜みて辺りを散策す桜並木と菜の花ばたけ
 石井敏子

若者の眩しすぎたる素足なりシミひとつなき心を映す
 古谷さだよ

若き日の我にもありしセクハラが ME TOOの声に呼び覚まされし
 塩谷凉子

FTAもイージスアショアも受け入れか経済主権何処にか在る
 古賀哲夫

スギ花粉吸い込みオウムもくしゃみする「くしゅん」とひと声春のいたずら
 高木庸子

ロゼットの芯より飛び立つわたぼうし新たな土地にしっかり根付け
 山下 勇

母で子で妻であること肯いて時に寂しきこでまりの花
 山下洋美

駒ヶ岳二度も登りし頃もあり生きる力よ蘇り来よ
 大中 肇

平和なる半島の春高らかに宣言文書南北署名
 西澤 愼

車椅子の吾花見へと弁当を作り連れくれし孫の夫婦は
 鵜尾和代

朝鮮戦争始まりし日の身の震え 万感迫る終戦予告
 安武ひろ子

幾年も種持ちしまま飛び立つ日雨を待ちいるまつぽっくりよ
 古賀悦子

戦没者の集いに奔走の日々ありて当日講座は会場溢るる
 岸本 守

(兵庫民報2017年5月27日付)

文学座『怪談牡丹燈籠』:神戸演劇鑑賞会6月例会


もともと、日本の幽霊には足がなかった。その足のない幽霊に足をつけ、音まで添えて登場させたのが、三遊亭円朝(一八三九~一九〇一年)である。舞台はこの円朝を語り手として登場させる。
円朝は幽霊に足をつけただけでない。登場人物たちの心の奥底を見透かし、人の欲望や表と裏をあぶり出した。それに、振り回されながら、ある時は悲しく、また、こっけいに生きて居る登場人物たちを舞台の上で、きり、きり動かした。
人を殺す。騙す。悪いと思いながら、そうせざるを得ない人たち。生きて行くためのせっぱ詰まったぎりぎりの行為。因果応報とはよく言ったもので、必ず己のもとへ帰ってくる。円朝が私たちに、語り掛けている。
旗本の娘お露は、浪人新三郎にひと目惚れ。恋い焦がれて死ぬ。乳母のお米も同時に死ぬ。新三郎の身の回りの世話をしている伴蔵は、毎夜、美しい燈籠と共に新三郎の元を訪ねて来るお露とお米に疑惑を持つ。ある夜、盗み見をして、腰を抜かす。そこには骸骨と共に新三郎がいた。伴蔵は仏の札を貼りめぐらせた。困ったのは、ふたりの幽霊。仏の札を取り除くのを条件に、百両のお金を伴蔵に渡す。主人を裏切った伴蔵夫婦は、江戸を立ち去ったが…。
―小谷博子

文学座公演『怪談 牡丹燈籠』

原作=三遊亭円朝、脚本=大西信行、演出=鵜山仁、出演=早坂直家、富沢亜古ほか/①6月17日(日)16時30分②6月18日(月)18時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生1,000円)/☎078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

(兵庫民報2017年5月27日付)

『50年後のボクたちは』:神戸映画サークル協議会6月例会

型破りの旅に笑い、ときには切なく


引っ込み思案のマイク少年が、夏休みに家をとびだして友達と二人でドイツの南へ車で出かけるロードムービーです。旅で出会う様々な出来事を通して大人への一歩を踏み出します。その道中をテンポよく、ユーモアたっぷりに描いています。その経験は少年にとってはとても貴重なもので、今までの自分から大きく成長する旅でもあります。
監督はファティ・アキン。突然愛する夫と息子を失った主人公の苦悩を描いた『女は二度決断する』などの監督で、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアの三大映画祭で主要な賞を獲得した才能あふれる監督です。原作はドイツのヴォルフガング・ヘルンドルフの『14歳、ぼくらの疾走』。ドイツで二百二十万部を超えるベストセラーとなり、二十六か国で翻訳され数々の賞を受賞した小説の映画化です。
ドイツ南部の田園風景、畑のなかの一本の道路、青い空、そして、ちょっと変わった愉快な家族など、さまざまな出来事と人々との出会い。不良っぽいチックに誘われて、マイク少年は忘れることのない体験をします。さぁ、十四歳の少年になって、二人と一緒に旅に出てみませんか。型破りの旅に笑い、ときにはハラハラしながら、ときには切なく。そして、ちょっと過激な旅に。
―岡風呂賢

映画『50年後のボクたちは』

2016年、ドイツ、93分/6月22日(金)①11時30分②14時30分③19時、23日(土)①11時30分②14時30分③18時、神戸アートビレッジセンターKAVCホール/一般当日1,700円(前売1,300円)、シニア・障がい者・大学生以下1,300円/☎078‐371‐8550、URL http://kobe-eisa.com/

(兵庫民報2017年5月27日付)

冤罪青春グラフティ『獄友』:国民救援会でチケット取り扱い


チラシの似顔絵を見て、何事件の誰だかわかりますか? 全問正解ならあなたはかなり熱心な救援会員。
無実の罪(冤罪)で獄に捕らえられ、人生の大半の時間を奪われたのに、お互いを「獄友」と呼び、笑い、支え合う。
国会で平気でうそをつく官僚や、メンツにこだわる検察官に比べ、何と人間味あふれる人々か。
彼らは言う。「不運だったけど、不幸ではない」と。
試写会で一足お先に観てきましたが、お薦めです。(行事案内欄参照)
―神戸優香里(日本国民救援会宝塚支部)(救援新聞兵庫県版四月二十五日付から一部改変)

ドキュメンタリー映画『獄友(ごくとも)』

6月2日(土)~8日(金)12時20分、9日(土)~15日(金)10時、元町映画館/金聖雄監督作品、2018年、115分/初日6月2日上映後に金監督とゲストによるトークあり/当日一般1,700円、60歳以上1,100円、国民救援会県本部(☎078‐371‐0677)・各支部でチケット取り扱い

(兵庫民報2017年5月27日付)

観感楽学

『剣客商売読本』を読んでいたら「湯豆腐のとき、大根を千六本に切って鍋へ入れると、豆腐がうまくなった気がする」という文章が目に入った。千六本って千切りよりさらに細く刻むことなの?なら千七本でもいいのになぜ。仕方がないから大辞林で調べると「せんろっぽん」は「繊蘿蔔(せんろふ)という中国字音の転。蘿蔔=大根を細長く刻んだもの〈日葡〉」とあった▼日葡、すなわち日葡辞典(日本語→ポルトガル語)が気になったのでお次は『角川外来語辞典』をひらく。「センロフ=繊+rapum(ラープム)(ラテン語)で、大根などを細長く刻むこと。せんろっぽんと訛る」とあり、さらに「蘿蔔の語源はrapum」と説明している。中国が先か欧州が先かはともあれ、千六本は日本的によく工夫されたあて字であることが判明▼千切りに似て非なるものが一切。もちろんひときりではなく「いっさい」である。モリ・カケ問題で国会に喚問・招致された二人の高級官僚。のらりくらりと真実を語らず首相関与について、そこだけは記憶鮮明なのか口をそろえて「一切ない」▼ウソ八百にまみれるアベ政治。なんとしても千六本に刻んで、歴史のくずかごに放り投げねば。(T)



(兵庫民報2017年5月27日付)

2018年5月20日日曜日

西宮・芦屋で「憲法カフェ」

民青同盟と共産党が共催


民主青年同盟西宮芦屋地区委員会の地域班「しろごはん」は、日本共産党地区委員会青年学生部との共催で五月十二日、「憲法カフェ―憲法と私の暮らしって関係あるの?」を行いました。
民青を知らせ、増やしていくために各地でおこなわれている「つどい」を、地区でも気軽にやってみようと、二月の民青と党の懇談会で決定。四月には西宮市長選挙や市議補欠選挙がありましたが、チラシ作成(民青が原案を担当)や当日の運営、お誘いの手分けなどを三回の打ち合わせで話し合い、進めました。また、ビラ作成などの費用は、党会議でつどいの取り組みを、班員が報告し募金を訴えて、たくさん集まりました。
当日は、チラシを見て八名の方が足を運んでくださり、総勢十六人でお茶とお菓子を囲み、賑やかで和やかな「つどい」となりました。
全員の自己紹介の後、「憲法について勉強したい」という参加者の声に応える形で、アドバイザーの明日の自由を守る若手弁護士の会兵庫の田崎俊彦弁護士が、「立憲主義とは」「日本国憲法の三原則」などの話をしました(写真上)。
参加者から、サービス残業が当たり前になっている職場での悩みや、きびしい校則、生活保護バッシングなど、基本的人権が尊重されていない実態が次々と出され、話し合いました。また、改憲論争で常に注目の的となる憲法九条について、専門家の認識を知りたくて参加したという青年から、「自衛隊違憲論争」について質問がだされ、このことでも大いに議論になりました。
「憲法が私たちの暮らしにつながっていることを周りの人たちにも伝え、憲法の大切さを認識する必要がある」「国民の自衛手段として、憲法を知る必要性を感じるとともに、本来憲法を守らなければならない人たち(権力者)こそが、憲法を学んでほしい」などの感想が出されました。
*
民青同盟員の拡大にはつながらなかったものの、民青と党地区委員会は今後も定期的に懇談を持ち、「つどい」を継続して開催することを確認しました。
―野口あけみ(西宮市議)

(兵庫民報2015年5月20日付)

3千万署名22万筆に到達:安倍政権退陣へさらなる飛躍を

――憲法共同センターが拡大団体地域代表者会議

五月九日、憲法改悪ストップ兵庫県共同センターは拡大団体地域代表者会議を開催し、「〝改憲発議させない〟三千万署名成功へ、さらに積極的に持続推進しよう」と確認しました。
*
会議には十一団体と六行政区センターの代表が出席。はじめに津川知久代表は「全国統一署名の目標をやりきり〝アベ九条改憲断念〟まで追い詰めよう」と題し、まず五・三憲法集会に九千人もの参加が示した「市民と野党の共闘」前進の姿を確認しました。 次いで国会情勢の分析を行い〝内憂外患・八方ふさがりの安倍首相〟や自民党・日本会議の焦りを説明、三千万署名数・千三百五十万の数倍を上回る対話数が世論を大きく変え、改憲派を追い詰めている姿に確信を持とうと強調しました。

地域で大きく広がる

事務局から「署名簿に記載されている二〇一八年五月末第三次集約に全力をあげるととともに、改憲発議を断念させ安倍政権を退陣に追い込むため、さらに運動を継続させる提起」を行いました。
この提起の理由として全国で千三百五十万筆に到達したことと兵庫県の現状がリアルに報告されました。
兵庫県では、五月八日現在二十二万二千筆に到達。各団体の自主目標に対し兵庫民医連は三二%、新婦人県本部が三一%の到達、同地域センター自主目標に対し須磨区が一位で三八%、垂水区三六%、兵庫区三四%、尼崎市三三%と続いています。
とくに四月以降、運動の規模は地域で大きくなっています。
尼崎市の東園田・立花、明石市の大久保・西明石・朝霧などで「九条の会」がさらに地域住民の賛同と参加を広げ「市民アクション」に発展しています。
また各地域センターも、地域内のお寺や教会への訪問対話、高校や大学前での対話活動、さらに時間的にも数十人ずつ数時間のロングラン宣伝の敢行など、知恵と工夫も結集し、発展しています。

人口比では遅れ

しかし五月四日の新聞報道によると愛知県が五十一万筆(人口七百五十三万)、北海道は五十九万筆(人口五百三十二万)に到達しているのに比べ、人口五百五十万の兵庫県での取り組みが遅れていることも率直にとらえ、さらなる前進が必要だと強調されました。
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これら報告をもとに参加者全員から発言がありました。
会員一人十筆・目標七万五千の新婦人県本部は一日も早くまず五割を突破させるため奮闘している県下の活動を紹介、ターミナルも無い郡部の支部が、人の集まる場所を探して道の駅やガソリンスタンド前を借り、署名で成果をあげていると発言しました。
兵商連は各民商が独自に目標を掲げて挑戦、兵庫民商では会員外の業者訪問もやって広げています。
生活と健康を守る会も生存権裁判、二十五条署名と三千万署名を結合し各支部で増やしています。
東灘区は「共同センター・市民アクション・民医連などを軸に行動五万目標にどう接近するか、そして六月以降の行動を決めたい」と発言。
長田区は「四月九日共同行動決起の以降から常に諸野党関係の方々ともスタンディング出来るようになった」、灘区は「水道筋商店街の全店・全戸に四月二十七日の事前ビラと署名簿を届けた上でパレードを成功させた」。
須磨区は「板宿商店街から妙法寺公園のパレードを何回か成功させた。全戸訪問も留守が多いので〝三人署名ハガキ〟を大量につくろうと計画している」と紹介しました。
西区は「全団体と九条の会、そして共産党の各地の後援会が手をつないで一日三時間のロングラン宣伝を行う。ある党後援会はハガキ署名を全戸に配布、六カ所の公開ポストを知らせたら署名が多く返ってきている」。
兵庫区の平野・荒田署名の会は「須磨区ニュースに学んで町内の方々の戦争体験を詳しく書いたニュースを作成、いまコツコツ集めてくれる方々が増えている」
―など豊かな活動を報告しました。
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津川代表は、「皆さんの生き生きとした活動の広がりに感動した。特に地域センターでは諸団体結集会議の回数も増やし、実体験を交流し語りあい共有する姿は今後の兵庫県各地の運動強化へ大きな財産になると思う。わが構成団体の活動をもっと強化し、幅広く保守系の皆さんとも提携し、しっかりと共同を広げるためにも三千万署名の成功に全力を尽くそう」とまとめました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

「行きたい!行きます!」志位演説会(5月26日)に期待


日本共産党兵庫県委員会は、五月二十六日(土)午後二時から神戸文化ホールで演説会を開催します。
一人でも多くの人に志位和夫委員長の話を聞いて欲しいと、団体への案内、街頭での宣伝を強めています。
村上亮三県書記長と金田峰生国会議員団兵庫事務所長が医師会や弁護士会、連合系労組の事務所も訪ね案内状を手渡しながら主旨を話すと、「役員が何人か行くと言っていました」「役員会で宣伝しますよ」など、嬉しい対応がありました。また、あわせて要求・課題についての情報交換や情勢について懇談になることも。
街頭宣伝でも志位委員長の顔写真が載った大きなプラスターを使って案内していると、「えっ。志位さんが来るのか。聞きに行きたい」「二十六日ですね。行きますよ」などの声が掛かっています。
モリ・カケ問題をはじめ、安倍政権への不信と怒りが強まる中、「共産党の考えをもう少し詳しく知りたい」「どんな政権をめざしているのか教えて欲しい」など、期待と関心が高まっています。

(兵庫民報2015年5月20日付)

借上住宅裁判:地裁・高裁あいつぎ和解を提案

神戸市と西宮市がURとの契約期限を理由に借り上げ復興市営住宅の入居者に明け渡しを迫り、継続入居を求める被災者を訴えた裁判で、裁判所があいついで和解を提案。入居者と借上弁護団は、「継続入居を前提」に和解協議に応じる意向を表明しており、神戸市と西宮市の態度が問われています。
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シティハイツ西宮北口入居者を西宮市が訴えた裁判では、四月の西宮市長選後初めての弁論が五月九日、神戸地裁尼崎支部で行われました。
この裁判では昨年、和解協議が打ち切られていましたが、この日、河田充規裁判長が和解協議を再提案しました。

神戸市・西宮市への働きかけを強化:借り上げ住宅継続入居へ弁護団・支援者

四月十五日に西宮市長に就任した石井登志郎氏は、市長選に向け借上弁護団やひょうご借り上げ住宅協議会が行ったアンケートに対し、「しかるべき立場に立った際、西宮市がこれまでしてきた主張や背景をしっかり咀嚼し」などとも述べていますが、「裁判の取り下げを視野に対応することを基本と考える」「継続入居を認めていく方向で考えるべき」「被災入居者の居室のみを借りる『戸別借り』の手法など……のご意見もお聞きした上で、諸課題の精査を行い、前向きに対処していきたい」と答えていました。
五月九日の裁判で市側代理人は「持ち帰って検討する」と答えていました。
これに対し、借上弁護団は石井市長あてに「継続入居による早期解決を求めます」とのFaxを送り、六月議会へ向け五月中に要請・激励を強めようと提起しています。詳しくは同弁護団☎078・382・0121(神戸あじさい法律事務所)へ。
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神戸市兵庫区のキャナルタウン・ウエストのNさんを神戸市が訴えた裁判の控訴審の第二回弁論が五月十四日、大阪高裁で行われました。
山田陽三裁判長は、入居者・神戸市、双方にすれ違いはあるものの主張は尽くされたとして借上弁護団が求めた証人調べなどを認めず、結審を宣言しました。しかし、「判決によらない解決があり得るかどうか双方から意見を聞きたい」と和解協議を提案し、弁論後、三者で短時間の話し合いが行われました。
その後の報告集会で、借上弁護団の佐伯雄三団長は、弁護団としては「継続入居を前提」に協議に応じることを表明したが、神戸市側は話し合いの余地はないとの頑なな態度を示したこと、七月に再度、協議を行うことになったことを報告しました。
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同弁護団は、五月二十三日(水)に「被災者追い出し反対キャラバン」を神戸市役所前(十時)、西宮市役所前(十一時)で行い、継続入居による借り上げ復興住宅問題の早期解決を訴えます。
また、五月二十六日(土)には日本住居福祉学会との共催でシンポジウムを開催し、裁判の論点を確認しながら、被災者の救済と「居住の権利」を求める取り組みについて討論します。

借上復興住宅弁護団&日本居住福祉学会シンポジウム:「被災者追い出し裁判」を考える

5月26日(土)14時~16時、TKP神戸三宮カンファレンスセンター(中央区御幸通6丁目)/「借上復興住宅の実態」市川英恵&借り上げ復興住宅入居者、「これまでの各事件の経緯」吉田維一(弁護団事務局長)、「民法(借地借家法)からの考察」吉田邦彦(学会理事・北海道大学教授)、「公営住宅法からの考察」水野吉章(学会会員・関西大学准教授)/参加費無料/問い合わせ☎078‐382‐0121(弁護団)


(兵庫民報2015年5月20日付)

第62回兵庫県母親大会in明石:雨をついて760人参加

貧困や孤立生まない社会への思い共有


第六十二回兵庫県母親大会を五月十三日、明石市で行いました。
予報に反して朝からの雨、出足が危ぶまれましたが、明石市民会館と勤労福祉会館は開会前から傘の列が続き、いすの足りない分科会もでる状況でした。
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健康、平和、教育、幼い子ども、憲法カフェ、女性、医療の七つの分科会では、助言者の提起に促されて、様々な経験や意見が交流されました。「作って遊ぼう」の分科会では、子どもも大人も、「風をつかまえる」をテーマにした実験やおもちゃ作りを楽しみました。講座「介護保険の落とし穴」は、切実な問題だけに熱心にメモをとる姿が見られました。
明石城、明石公園・人丸神社、魚の棚の三つの見学分科会も、傘を差して出発。それぞれの歴史を学び、今の姿を楽しみました。
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午後の全体会は、神戸医療生協のメンバーによるよさこいソーランの元気な踊りで幕が開きました。
運動交流では、尼崎市が今年度から行う小学一年生からの学力テスト「あまっこステップアップ調査事業」の問題点、加古川市での学校訪問の取り組みの報告があり、新日本婦人の会の「三千万人署名」への思いを込めた寸劇も披露され、それぞれに共感と励ましの拍手が送られました。
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NHK名古屋放送局の板垣淑子さんが「経済大国日本の貧しさ―無縁社会から結縁社会へ―」と題し記念講演をしました。ドキュメントを作成する中で、切実に感じた様々な貧困に焦点を当て、要所で映像を流しながら、講演しました。
少ない年金は老後破産を引き起こし、つながりの貧困も生んでしまうこと、子どもがいても老後破産のリスクを抱えていること、団塊の世代が「親を介護する最後の世代であり、介護をしてもらえない最初の世代」といわれる理由が明らかにされ、貧困や孤立を生まない社会保障のあり方を要求するとともに、先進的な取り組みに学びながら身近でできることは何かを広げていく運動にも取り組まねばとの思いを参加者は共有しました。
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最後に大会アピールを採択して、七百六十人が参加した県母親大会を終えました。
―中村治子(兵庫県母親大会連絡会)

(兵庫民報2015年5月20日付)

兵庫県原水協理事会で大平前衆院議員が講演

核兵器のない世界へ市民運動の出番

兵庫県原水協は五月十二日、二〇一八年度第一回理事会(総会)を開催しました。
午前は、津川知久県原水協筆頭代表理事からの開会挨拶のあと、日本原水協常任理事で日本共産党前衆院議員の大平喜信氏が「核兵器のない世界の実現へ―ヒロシマ出身の議員として、被爆者とともに歩み胸に刻んだ決意―」と題して記念講演をしました。
大平氏

大平氏はヒロシマで生まれ育ち核兵器のおそろしさと非人道性を追体験するなかで、民青と日本共産党、原水爆禁止世界大会に出会い、市民の声と運動で社会は変えられると希望を見出し、二〇一四年末の衆議院選挙でヒロシマから初めて議席を得たと自己紹介。
核兵器禁止条約の国連会議に日本共産党の代表団として参加し、被爆者の訴えへの世界の国々からの賛辞、市民社会の奮闘と、一項一項について予定時間を大幅にこえてまで熱心に議論する世界の民主主義の到達点に感動したことを報告。この条約が発効すれば、核兵器廃絶に大きな力になることを詳しく解明しました。
こうした流れに逆行する安倍政権を批判し、いま、原水協をはじめ、市民運動の出番であり、一刻も早く安倍政権を退陣させようと訴えました。
午後は和田進代表理事(神戸大学名誉教授)の挨拶から総会議事を再開。梶本修史事務局長が二〇一七年度の運動の経過と十八年度の課題と運動計画案を提案。核兵器禁止条約を採択した力が草の根の運動にあることが討論を通じて共通の確信になりました。
梶本事務局長は結語で、平和行進が兵庫県に入ってくる七月七日は核兵器禁止条約採択一周年であり、記念集会を川西市で行うことを提起。また、被爆者とともに闘ってきた原水爆禁止運動の到達に確信をもってさらに前進することを訴えました。
財政決算・予算もふくめて、二〇一八年の運動計画案・新役員の提案(祝教充事務局次長提案)を拍手で採択。最後に岡本毅一代表理事(年金者組合)が閉会挨拶をしました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

科学者会議が市民フォーラム:兵庫百年の災害復興

日本科学者会議兵庫支部は五月十二日、神戸市勤労会館で総会に続いて市民フォーラム「兵庫、この百年の災害と復興の歴史」を開催し、会員の他にも市民らが参加しました。
フォーラムでは室崎益輝氏(兵庫県立大学減災復興政策研究科長)の講演と質疑・討論を行いました。
室崎氏は、関東大震災(一九二三年)から九州北部豪雨(二〇一七年)に至る日本と兵庫の災害年表を示した上で、特に①北但馬地震(一九二五年)②阪神大水害(一九三八年)③神戸空襲(一九四五年)について被害状況と復興過程をたどり、積極面と問題点を指摘しました。
北但馬地震の後、城崎では全町民の合意形成をはかり、木造の美しい街並みを残しながら防災にも配慮して温泉復興と教育復興に力を注いだこと、戦後復興では民主化の中で優れた理念に基づく計画があったが十分には生かされず、その後の都市計画や災害復興にも受け継がれなかった問題など示唆に富んだ報告でした。
講演後も六甲山のはげ山化と植樹の歩み、自治体の規模(平成の大合併)などについて、活発な討論が行われました。
―廣森勝久(科学者会議兵庫支部事務局長)

(兵庫民報2015年5月20日付)

保険医協会が種子法問題で学習会

主要農産物の種子生産これからも県が担えるよう条例化


兵庫県保険医協会の環境・公害対策部会主催の市民学習会が五月十二日、同協会会議室で行われました。
多国籍企業から食料主権を守る中南米でのたたかいを記録したドキュメンタリー映画『種子』が上映されたあと、兵庫県農民連の芦田淺巳会長が、「主要農産物種子法」廃止によって種子の価格高騰や品質低下などが懸念されるなどその問題点を指摘しました。
続いて、県農林水産局農産園芸課の澤田和也副課長が三月に制定した主要農産物種子生産条例について説明。種子法の下で県が担っていた県の役割(①奨励品種の指定②その原原種・原種の生産③種子生産圃場の指定④生産された種子の審査⑤種子生産者への助言・指導)を引き続き行えるよう条例を制定したと解説しました。
質疑応答では、安倍政権が種子法廃止の理由に「民間ノウハウの活用」を挙げていたのに、同法でも県条例でも民間参入を排除していないなど、法廃止の道理のなさも浮かびあがりました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2015-05-10

内部被ばくや急性症状について、懇切丁寧に証言

副島圀義

五月十日の大阪地裁は、原告・苑田朔爾さんご自身と、郷地秀夫先生の証言。

長崎の、爆心地から四キロメートル余の高台の家で被爆。十五日に北へ十七キロメートルほどの祖父宅に避難しますが、途中、爆心地近くの浦上川で水浴び。よく下痢をしていたと、祖父母から聞いています。
原爆症の申請疾病は前立腺がんですが、甲状腺機能低下症、脳腫瘍など次々と…。
国は「直爆距離が四キロメートル余、爆心地近くを通ったのが六日後。発病するほどの放射線は浴びていない」と主張しています。

郷地先生は――初期放射線量は低かっただろうが放射性降下物、残留放射線、誘導放射線などによって相当な内部被ばくをしたと考えられる。
―四キロメートルというのは、幅二十キロメートルの「きのこ雲」からの降下物がいちばん多い所となる。
―「黒い雨」に打たれなくても、放射能汚染された水や野菜などを摂取することで内部被ばくする。
―被爆者に下痢の症状があった場合、急性症状を疑うのが当然。爆心地近くではプルトニウムやウランなどの微粒子が飛散しており、水を飲んだりして腸管に付着し急性症状を起こしたと考えられる。
―摂取された放射性核種が、その部位をずっと被ばくさせることによってがんを発症させる。特定の臓器だけに起こるのではない。
―高齢化も含めて、発病には他の原因もあるだろうが、その場合も放射線被ばくの起因性は大きい。――等々、懇切丁寧に被爆者の発病の仕組みを解説しました。

郷地先生は「安倍首相は、原爆の日の記念日の挨拶で、いつも高齢化している被爆者に優しい言葉をかけている。その演説がうそでないなら、官僚が勝手に忖度して、こんな裁判をいつまでもしているということなのか?」と、手厳しい批判で証言を終えました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

兵庫障害者センター連続講座:障害者権利条約を暮らしに活かす

講演する井上氏

兵庫障害者センターが連続講座「障害者権利条約を暮らしに活かす」を開講しました。
二〇一四年一月、日本は同条約を締結し、政府は同条約を守る責務が生まれました。同センターでは、政府に責務の履行を求めながら、権利条約を自分の日々の暮らしにどう活かせばいいのか、みんなで考え、発信していこうと企画しました。
その第一回が五月十二日、神戸市障害者福祉センターで開かれました。
京都在住でWebマガジン・福祉広場編集長の井上吉郎さんが「障害は迷惑、か?」と題して講演しました。
京都市長選に出馬するなど活躍していた井上さんは二〇〇六年、六十一歳の誕生日直前に脳幹梗塞に倒れ、右半身がマヒし車いすを利用。加えて、嚥下障害などがあり、食事は口からできず、胃ろうで栄養をとっています。
井上さんはこうした状況をユーモアも交え説明し、「胃ろうが周りに迷惑をかけますか? 不便なのは私です」「手話通訳者がいる病院は少ない。聴覚障害者は大きな迷惑を被っています」と述べ、相模原事件のような「障害者は社会の迷惑だ」という考え方を批判。
また、秘密保護法反対以来、プラカードを掲げる「無言宣伝」にも取り組んでいることを紹介し、障害者を排除しない社会をつくるため力をあわせようと訴えました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

日本共産党文化後援会「文化を語る会」

ユーモア川柳と社会派川柳

講演する吉田氏

日本共産党兵庫県文化後援会は五月十二日、「文化を語る会」を開催。今回は川柳の吉田利秋さんを講師に「ユーモア川柳と社会派川柳」をテーマに開きました。
段野太一文化後援会会長は開会挨拶で「後援会は文化の各分野の専門家に語ってもらう会を開きながら交流を広げてきた。今や安倍政権のひどさは誰でもわかる事態になっている。自民党政治の転換へ日本共産党の躍進を文化の分野からも波を起こそう」と呼びかけました。
講師の吉田氏は、阪神・淡路大震災の翌年、川柳作家時実新子氏の講演会で川柳と出会って衝撃を受け、時実氏に師事し、勉強してきたと自己紹介。川柳の一部を空欄にしたレジメを配り、「さて何がはいるか」と参加者に問いかけると、各参加者から次々と手があがり、珍回答に沸く場面もありました。
さらに、吉田氏は、平和行進への参加、被災地福島での体験、平和美術展出品作も紹介しながら川柳の魅力を語り、参加者の質問にも答えました。
講演に先立って、東海林繁さんのフルート演奏も行われ、日本共産党兵庫県委員会の小林明男常任委員も挨拶しました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

クリスタル短歌の会から

安武ひろ子選

集金に行けばわれに理容師は世相語りて雄弁になる
 広瀬弘子

関電前抗議活動三百回節目の時だけの参加を恥じて
 塩野菜美

公僕の自死無駄にすなと大門議員静まりかえる自民党席
 岡本征子

十人の署名届けてくれし友しばし語ろう春の日うらら
 平野万里子

今日もまた新たな文書発覚し会う人ごとにモリカケ話題に
 長谷川一枝

衣がえついでにベッドの向き変える空の広ごり心も替えんと
 清水淑子

貧しければ南京虫を潰すのも慣れてしまいぬ小学時代
 三浦良子

楠は色づき芽ぶけば待ちいしと古き葉落す春陽の中に
 島田国子

寒暖の差のはげしければあちこちの桜の盛り独り楽しむ
 正津房子

壮大なるジグソーパズル黙々と土器復元する地下室の人
 西嶋節子

足もとに春はムクムク踊りだす夕べの湿りに草花歓喜し
 宮川菊代

(兵庫民報2015年5月20日付)

ひなたぽっころりん〈619〉

(兵庫民報2015年5月20日付)

観感楽学

韓国映画『タクシー運転手』は、軍事独裁政権が戒厳令支配に抗議する市民百数十人を虐殺・鎮圧した事件を告発したものだ。実話に基づいたものだが娯楽作品としても秀逸で話題を集めている。一九八〇年五月の「光州事件」は、きびしい報道管制下であったが、日本で支援・連帯の闘いが広がったという印象はない。それほど昔の出来事ではない▼七〇年のパリを舞台にした映画『ぜんぶ、フィデロのせい』。チリのアジェンデ政権誕生の支援活動にかかわった両親が「共産主義」になったために少女の生活が激変する。クーデターで倒されるチリ民主連合政権に、遠く離れたパリでの国際連帯の闘いにかかわる九歳の少女の心の機微がユーモラスに描かれた。この時期、日本では学園民主化闘争とともにベトナム戦争反対の闘いが広がった。日本からのインドシナ人民支援船が十二回にわたり神戸港から出港した。神戸港の労働者はベトナム人民支援・連帯をストライキでたたかった▼今、東アジアの平和情勢が激動し、核兵器大国の妨害を越えて核兵器禁止条約を誕生させた。世界の動きを敏感に反映した国際連帯の日本映画が登場しないか心待ちにしている。(K)


(兵庫民報2015年5月20日付)

2018年5月19日土曜日

淡路九条の会「憲法学習会」

九条に自衛隊書き込む危なさを伝えよう


淡路九条の会は五月十三日、洲本市内で憲法学習会を開き、雨の中百五十人が参加しました。
学習会では、淡路島に来るのが九年ぶり二度目となる小森陽一さん(東京大学大学院教授・九条の会事務局長)が講演しました。
小森さんは、森友・加計疑惑で支持率が大幅に下がっている中でも、安倍首相は九条改悪に執念を燃やしており、改憲発議を許さない市民の運動を、三千万人署名の取り組みを広げながら取り組んでいこうと訴えました。
自民党の改憲案について小森さんは――九条に自衛隊を書き込むことの問題点をどれだけ幅広く周りの人にわかりやすく伝えるかが重要。二〇一五年に安保法制が成立するまでの自衛隊は、海外でアメリカ軍と一緒に軍事行動をすることは憲法違反というのが前提だった。ところが、安保法制が強行され、「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」の言葉が入ったことで、自衛隊がアメリカ軍と一緒に海外で自由に軍事行動ができるようになった。そのため、憲法に「自衛隊」を書き込むだけで、自衛隊は戦争ができる組織に変わる。
―と述べるとともに、南北朝鮮の平和的解決の動きや、市民と野党の共闘の優れた取り組みなども紹介しながら、安倍改憲を許さない大運動の意義を訴えました。
―まもり和生(洲本市議)

(兵庫民報2015年5月20日付)

西宮革新懇が総会

市民と野党の共同支え奮闘



平和、民主、革新の日本をめざす西宮の会(西宮革新懇)は五月十二日西宮勤労会館で第四回総会を開催し、八十三人が参加しました。
常任世話人の冨田宏治・関西学院大学法学部教授は「五月三日に三千万署名が千三百五十万に到達。改憲派が四年かかって一千万集めたが、わずか半年でそれを上回る数を集めた。安倍政権打倒へ三千万署名をやり遂げるため、頑張りましょう」と開会挨拶しました。
来賓として、安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクション世話人の魚谷直生さん、憲法生かす阪神連絡会の奥山篤さん、芦屋革新懇世話人の吉澤弘さんが挨拶。兵庫革新懇、東灘革新懇から連帯のメッセージが寄せられました。
上脇博之神戸学院大学教授が「安倍政治の実相と三千万署名の重要性―『市民と野党の共闘』の発展で、まともな政治の実現を―」と題して記念講演しました(写真右下)。
上脇氏は、安倍政権の前と後では自衛隊の位置付けが違う。憲法に書き込もうとしている自衛隊は戦争法で戦争が出来る自衛隊だと危険性を指摘。安倍九条改憲NO!三千万署名の意義を強調しました。
議事では樫村庸一事務室長が二〇一七年度活動報告と二〇一八年度活動方針を説明。衆院選で日本共産党の上田さち子さんを野党統一候補として押し上げていった経過で西宮革新懇が果たした役割について、特に「野党は共闘!西宮芦屋市民の会」を立ち上げ、粘り強く宣伝行動を行い、市民と野党の共同集会の開催、選挙戦における弁士の配置、車上垂れ幕の準備に至る事務的作業など詳しく説明しました。
活動方針では、現在の最大課題「安倍内閣退陣要求運動、三千万署名達成活動」について、「安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクション」を立ち上げ市民と野党の共同活動を粘り強く進め、当面、第二弾の「市民集会とパレード」(五月十九日十三時三十分から西宮市役所六堪寺町公園)を成功させようと強調しました。
―阿波角孝治

(兵庫民報2015年5月20日付)

2018年5月13日日曜日

5・3兵庫憲法集会:9千人声あげる


戦争をさせない1000人委員会・ひょうご、憲法改悪ストップ兵庫県共同センター、9条の心ネットワークの呼びかけで「戦争させない、9条壊すな! 5・3兵庫憲法集会」が憲法記念日の五月三日、神戸・東遊園地で開かれ、九千人が参加しました。

高石ともやさん
神田香織さん

高石ともやさんが、自分が受けた『あたらしい憲法のはなし』の授業も紹介しながら「あの日の授業」(作・笠木透)などのフォークソングで日本国憲法の大切さを訴え、講談師の神田香織さんが、福島原発事故による避難指示のため津波生存者を救出できなかった消防団員の無念さを描く講談を語り、原発再稼働をすすめる安倍政権への怒りを表しました。
兵庫出身の衆議院議員として立憲民主党の桜井周氏が挨拶したほか、借り上げ復興住宅、核兵器禁止条約、障害者などの問題についての訴えもありました。
集会は、当たり前のように過ごしている平和がある日突然、戦争によって奪われることのないよう、自衛隊を書き込むことによって憲法九条を壊そうとする安倍内閣の退陣を要求するとのアピールを確認し、三コースに分かれてのデモで広く市民に訴えました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

憲法フェスタ:阪神間の幅広い結集で

5・4憲法集会実行委員会主催の「憲法フェスタ」がいたみホールで開催され、七百五十人が参加しました。
安倍政権はボロボロになりながらも憲法九条改憲を執念深く狙っています。そういう中で「憲法を守りたい」という思いを幅広く結集しようと計画された集会でした。
午前中は映画「米軍が最も恐れた男、その名はカメジロー」を上映し午後は集会でした。
国会報告は六区から野党統一候補としてたたかった桜井周衆院議員、記念講演とトークセッションは山尾志桜里衆院議員、司会はミナセン尼崎の弘川欣絵弁護士でした。
憲法九条を守ることはそのほかの憲法条文も守ることになる。憲法を変えるのではなく憲法を実現することこそ必要だ、ということが山尾議員とママさんたちのトークセッション「子供の未来と、憲法が輝く社会の実現へ」で明らかとなりました。
木村真豊中市議が「将棋でいえば完全に詰んでいるのが『森友問題』。開き直る安倍政権を追い詰めよう。大阪では松井知事もやめさせるために頑張る!」と力強い決意を語りました。
最後に羽柴修弁護士から「三千万署名」の訴えを行い閉会しました。
―服部好廣(日本共産党伊丹市議団)

(兵庫民報2018年5月13日付)

憲法を守るはりま集会:ずっと、ずっと憲法守って40回

(撮影:小松原大輔氏)

実行委員会主催の「憲法を守るはりま集会」が五月五日、姫路市市民会館大ホールで開かれ、八百人を超える市民が集いました。同集会は一九七八年から毎年開かれ今回が第四十回。記念講演だけでなく、映画、落語、合唱、スライドなど多様な表現で憲法を守れとアピールし続けてきました。

合唱団「希望」
スライド「お母さんの木」
中山さん

今回も、平和を歌う合唱団「希望」が憲法を歌い、スライド「お母さんの木」(作・大川悦生、挿絵・岩田健三郎、朗読・麦わら帽子、BGM・澤崎美恵子)で戦争で犠牲になった母子の思いを伝えました。また、作家・元俳優・元参院議員の中山千夏さんが「ずっと、ずっと、非武装・非戦」と題して講演しました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

連帯兵庫みなせんが街頭アピール:市民と野党7党がせいぞろい


連帯兵庫みなせんが「アベ即時退陣、内閣総辞職を求める」市民と野党の共同アピール集会を四月二十八日午後、神戸・三宮センター街東口で行い、市民と野党七党の十人が、「隠蔽・改竄・捏造など民主主義を破壊し、平和でも、経済でも、この国を壊している安倍政権を続けさせるわけにはいかない。国民の声をさらに広げ、野党と共闘し、未来に希望のもてる政治に切り替えよう」と訴えました。
アピールしたのは登壇順に、ママと有志の会・ミナセン尼崎の阪本直さん、脱原発はりまアクションの宮嵜やゆみさん、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、立憲民主党の桜井周県連代表・衆院議員、民進党の向山好一県連代表・兵庫県議、社民党の梶川美佐男県連委員長・宝塚市議、新社会党の粟原富夫県本部委員長・神戸市議、緑の党(県本部)の丸尾牧県議、自由党の大谷啓大阪府連幹事長・元衆院議員、連帯兵庫みなせんの松本誠代表世話人・事務局長。
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日本共産党の山下副委員長が聴衆に「南北首脳会談、良かったですね」と呼びかけると大きな拍手が起こりました。山下氏はさらに「憲法九条の力が立証された」「民主主義の力が歴史的一歩を実現した」と指摘し、日本でも市民と野党の共同で新しい政治を実現させようと訴えました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

西明石市民アクション:9日連続「憲法カフェ」


明石市では、「市民アクション明石」と各地域アクションで三千万署名を広げる運動をすすめています。
「西明石市民アクション」では、ゴールデンウイークにかけ、四月二十七日(金)から五月五日(土)まで九条にちなみ「九日間ゴールデンナイン」と銘打って「憲法カフェ」をとりくみました。
会場は日本共産党の新町・くすもと合同事務所で、時間は午後一時から四時までの三時間。連日二つ三つのプログラムを組みました。
小沢秀造弁護士は「憲法のはなし」で、九条を変えればどうなるかを従属的な日米地位協定から憲法を解き明かしました。
田中耕太郎元明石民商事務局長は「税金のはなし」で、近代民主主義の根本が税金だと強調。戦前との対比と現在の大金持ちや大企業に有利な不公平税制を批判しました。
津川知久憲法県政の会代表幹事は「働き方のはなし」で、労働相談の多くはパワハラやセクハラ、解雇や賃金未払いなどであり、「働き方改革」の本質は低賃金で都合よく働かせようとするものだと批判しました。
「どうなる介護」を肥塚俊一神戸医療生協常務理事が、「生活保護は今」を下田和男明石生活と健康を守る会会長代理が語りました。
「戦争体験を語る」では、明石空襲、旧満州や北朝鮮からの引き揚げ、戦後の苦しい生活などについて佐伯圭一さん、鈴木幸紀さん、山口和昭さん、山下登美子さんがそれぞれ語りました。
また、日本キリスト教団明石教会の筒井昌司牧師は、旭川で三浦綾子氏の夫・三浦光世氏らと「九条の会」を立ち上げたことなどを語りました。
文化的な催しとしては、東播センター合唱団の西本好道団長の「平和の歌・九条の歌」、ピースバンドの「ミニコンサート」、中川陽子さんの「絵本の読み聞かせ」、鈴木幸紀さんの「腹話術」が行われ、「ミュージックベル」の演奏を山下登美子さんの指導で楽しみました。
連日ミニバザーや野菜の販売もあり、参加者はのべ百六十六人。地域にもアピールでき、憲法を学びなおす九日間でした。
―新町みちよ

(兵庫民報2018年5月13日付)

オール灘区の会:55人が40分間のパレード


「暮らし・平和・民主主義をまもる灘区の会」(略称オール灘区の会)は「安倍さん辞めて」「内閣総辞職」を求めて四月二十七日夕、阪急王子公園南の公園に集まり、JR六甲道駅に向けてパレードしました。参加者は五十五人。
前もって水道筋商店街などパレードの沿道のお宅には「安倍改憲NO!三千万署名」と返信用封筒を配布。そのかいあって、水道筋商店街では「安倍さん辞めさせて」「がんばって」などの声をかけていただいたり、商店主の方や買い物客までお店の中から出てきてくれたり、元気いっぱいのパレードになりました。
「安倍政権は今すぐ退陣」「改竄、隠蔽、セクハラ許すな」などみんなで一緒にシュプレヒコールを繰り返しながらJR六甲道駅まで四十分。


戦争か平和か、改憲か護憲かが厳しく問われている中で、世界に誇る「憲法九条」を守りたい、立憲主義を取り戻したい、その願いを込めて自主的に参加した市民が一歩一歩着実に歩いた四十分。参加者からは「元気をもらった」「安倍さんも麻生さんもやめてもらわなあかん」「また参加したい」などの感想が出されていました。五月三日の憲法集会、三千万署名の達成、さらに安倍政権を退陣に追い込むまで頑張るオール灘区の会です。
―近藤秀子(オール灘区の会)

(兵庫民報2018年5月13日付)

武庫川9条の会:安武さんが体験から訴え

尼崎市の武庫川九条の会は第四回平和と文化のつどいを四月二十九日、同市大庄公民館で開催。元日本共産党参院議員の安武ひろ子さんの講演、同会世話人の井上潔さんの報告「『アウシュビッツ』を訪ねて」、ピアニストの広瀬一葉さんによるショパン作品コンサートが行われました。
安武さん
安武さんは、治安維持法による「三・一五」弾圧事件が起こされた一九二八年に生まれ、空気のように軍国主義に染められ、食糧の配給、金属供出など国民生活が犠牲にされるなか育ったことや、神戸空襲の体験などを語りました。
犠牲になったのは日本人だけではなく、私たちは加害者でもあると指摘。高等女学校卒業後、疎開先の役場に務め、「赤紙」(召集令状)を配っていたと明かし、自分の意志ではなかったけれどそんな仕事をしていたことを長く隠し、最近まで話せなかったことを悔いていると話しました。
安武さん自身の婚約者も敗戦が必至だと知りながら特攻隊員として出撃し、帰らなかったことも述べ、戦争を二度と起こさせないためにいま、三千万署名運動を成し遂げ、安倍政権を退陣させ、改憲を止めようと訴えました。

井上さん

(兵庫民報2018年5月13日付)

3千万署名・須磨:香山さん、署名の意義強調

講演する香山さん

香山リカさんを招き「私の憲法九条」のおはなしを聞くつどいを四月二十七日、神戸市・新長田ピフレで行い、三百三十人が参加しました。
はじめに主催者団体として「みなせん須磨垂水」「憲法を生かす須磨区の会」、地域で活動している八つの「九条の会」が一言リレートークで訴え、新日本婦人の会はコーラスで会場を和ませました。
香山さんは、午後の診察を切り上げ駆けつけてくれました。精神科医の立場から、現実が苦しくてもしっかり受け入れる人間には底力があると述べ、聞くものを励まし、いま取り組んでいる三千万署名の一筆一筆が状況を変える大きな力になると、この署名運動の意義を大いに語りました。
賛同者の一人でもある木下智史関西大学大学院教授(憲法学)からも署名の呼びかけがあり、「三千万署名・須磨」からも署名運動をもう一回り広げましょうと訴えました。
―三好正子(「三千万署名・須磨」事務局長)

(兵庫民報2018年5月13日付)

米軍ヘリ部品落下被害保育園園長が講演

講演する神谷園長

「私たちの上を飛ばないでください」と題し、講師に米軍ヘリの部品が落下した宜野湾市緑が丘保育園園長・牧師の神谷武宏氏を迎えた集会を、国際ツーリストビューロー・安保破棄兵庫県実行委員会・兵庫革新懇・兵庫労連が四月三十日、神戸市内で開きました。
神谷氏は、同保育園の歴史や一人ひとりの子どもを大切にした保育内容を紹介した上で、昨年十二月七日の事故以来の経緯を報告しました。
ヘリ部品が落ちたのは、子どもの遊ぶ園庭からわずか五十センチの屋根の上。米軍はそれがヘリで使用するものと認めたが、その後、園と教会に「自作自演」などの誹謗中傷が集中したことを明らかにしました。
父母たちは①事故の真相究明②原因究明までの飛行停止③米軍ヘリの保育園上空飛行禁止を求める―を求める署名運動を展開。十四万筆近く集め市・市議会・県・国、政党、領事館に要請したことを紹介しました。
上映された父母会がとりくみをまとめたムービーも「私たちは諦めない」と結ばれています。
神谷氏は「軍用機が空を飛ばなければ落ちてこない。この問題は沖縄の問題でなく日本全体の問題であり、連帯したとりくみを」と呼びかけました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

昨年上回る建設ラッシュ:岩国基地

フレンドシップ・デーに平和委員会・安保破棄実委が調査

オスプレイの前でPEACEの旗を広げる参加者(中央が筆者)

兵庫県平和委員会と安保破棄兵庫県実行委員会の共催の基地調査――今年度は「トランプ・安倍で強化される在日米軍と自衛隊」をテーマに、岩国(五月)、六甲山・神戸港(八月)、米軍低空飛行訓練(九月)、伊丹・姫路駐屯地(十月)の調査を行います。
アメリカ海兵隊岩国基地(山口県)については、海兵隊と海上自衛隊の共催で五月五日に開かれた「フレンドシップ・デー」を利用して基地内に入りました。四日には広島県呉市で海上自衛隊関連の施設などを調査しました。
フレンドシップ・デーは、通常、岩国駅から基地ゲートまで徒歩で三十分ほどのところ、一時間四十分かかる混雑ぶり。来場者は二十万人を超えているとのこと。
身分証明書を自衛隊員に見せ、米兵による手荷物検査を受けゲートを通過すると、通路には移動式監視ボックスが配置され、銃の引き金に指を掛けた男女の米兵が〝笑顔〟で警備していました。

監視ボックス

基地内は昨年を上回る建設ラッシュで、新築のマンション、駐車場、多目的ホールが林立。思いやり予算がこれでもかとあきれる程でした。


さらに歩くこと三十分、いちばん奥に展示されているオスプレイに乗り込みました。手を上げるとむき出しの配管に手が当たります。機内は狭いし暗い。昨年は見られた操縦席を今年は公開していません。

オスプレイ機内

轟音を響かせ上空をオスプレイが旋回を繰り返し、F35はステルス性能を強調しながら曲技飛行を行っていました。
昼下がりに全員集合し、オスプレイの前でPEACEの旗を広げて写真を撮り帰途につきました。
夕方食事をしながら、「音にビックリ。基地の大きさにビックリ」「安保を廃棄して基地をなくそう」などの感想を出し合いました。
―大森幹雄(兵庫県平和委員会事務局次長)

(兵庫民報2018年5月13日付)

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