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2018年4月8日日曜日

NLTプロデュース『しあわせの雨傘Potiche~飾り壺~』

神戸演劇鑑賞会4月例会


四月の舞台はフランスのコメディです。
〝飾り壺〟(Potiche)と呼ばれている専業主婦シュザンヌが、頑固な社長で夫のロベールが病に倒れ、その代わりを務める過程を笑いと小気味よい人情で、見事〝飾り壺〟の汚名を返上し、周囲を驚かせる物語です。
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一九七〇年代のフランスのとある田舎に大きな傘工場があった。今は創立者の娘シュザンヌの夫が経営手腕をふるっている。シュザンヌは三十年間専業主婦で、お手伝いまで居る身分。ジョギングに俳句作りの毎日で、工場には関係がない。だが、ある時、労動組合のストライキが勃発し、ロベールは軟禁される。その最中、持病の心臓発作をおこす。会社運営は到底無理。さんざん頭をひねった結果、シュザンヌに決まった。
最初の仕事は組合との交渉だった。その日、彼女は宝石をちりばめたドレス姿で現れた。案の定反発が激しく、彼女の胸めがけて、真っ赤なトマトが飛んできた。トマトはドレスに命中。あかい大きな輪ができた。彼女は驚かなかった。そして言った。「みなさんの母親になりたい」と。真っ向から対立姿勢を見せないで、共にやりましょうの姿勢は、受け入れられた。そして……。
久々の痛快な舞台を満喫しましょう。
―小谷博子

NLTプロデュース公演『しあわせの雨傘 Potiche~飾り壺~』

①4月15日(日)15時30分、②4月16日(月)18時30分、神戸文化ホール中ホール/作=バリエ&グレディ 翻訳=佐藤康 演出=鵜山仁 出演=賀来千香子、永島敏行ほか/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生千円)/☎078‐222‐8651、Fax078‐222‐8653

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神戸演劇鑑賞会は、会員が会費を持ち寄り、年七本のお芝居(例会)を楽しんでいます。
舞台を観るだけでなく、例会を迎える準備や劇団との交流、講演会、例会後のおしゃべり会など色々な催しを、会員みんなで運営しています。

(兵庫民報2018年4月8日付)

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