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2018年4月22日日曜日

神鋼石炭火力発電中止を:日本共産党県議団、神戸・芦屋市議団が政府に要請

左から西、味口、きだ、広瀬の各議員

日本共産党の県議団と神戸議団、芦屋市議団は四月十一日、神鋼石炭火力発電所増設問題で、環境省および経済産業省と意見交換し、事業計画を中止させるよう求めました。
上京したのは、喜田結県議、味口俊之神戸市議、西理神戸市議、広瀬久美子芦屋市議の四人です。
神鋼石炭火力発電事業計画については、環境アセスメントで既に「環境大臣意見」「経済産業大臣勧告」が出ていますが、四人はそれぞれの内容について当局に質し、地元住民の声も紹介しつつ、問題点を指摘しました。
今回の交渉で環境省は「二酸化炭素は削減し続けるべきものであり、目標値は可能な限り早期に超過達成するべき」「二酸化炭素排出量が多い、老朽施設や低効率な施設は縮小・廃止するべき」と答弁しました。また、データ改ざん問題について「アセスの精神は事業者自身が自主的に配慮するものであり、事業者自がやり直すと言えばできた」と述べました。
一方で環境省は、発電施設から住宅地まで四百メートルしか離れていないことや、長年大気汚染で苦しんでいるなどの地域の実情について把握していなかったことが明らかになり、四人は「地元住民の声も実情も知らずに大臣意見を出すのはアセスの精神に外れている。環境省自身がやり直すべきではないか」と厳しく指摘しました。
経産省は、「石炭を増やすことは考えていない。低減させていく」「二酸化炭素削減目標が達成できないと判断した場合は、中止を含め事業を見直しさせる」としましたが、勧告が導入を検討するよう促しているCCS(二酸化炭素回収・貯留)は、貯留場所が確保できるかどうかわからないなど、将来不安があることが明らかになりました。
議員団は引き続き事業中止を求めて取り組みを強めていくことにしています。
要請には、市田忠義参議院議員・副委員長(秘書)と金田峰生国会議員団兵庫事務所長が同席しました。

(兵庫民報2018年4月22日付)

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