記事を検索

2018年3月18日日曜日

西宮で借り上げ住宅裁判報告会

市長の決断で裁判待たずに解決を


西宮市が借り上げ復興市営住宅「シティハイツ西宮北口」の入居者に明け渡しなどを求め起こした裁判について、借上復興住宅弁護団が三月十日、同住宅集会所で報告会を開催。弁護団事務局長の吉田維一弁護士が裁判とそれに並行して行われてた和解協議の経過について、入居者、支援者らに報告しました。
和解については、裁判長から、西宮市に対しては継続して入居させられる方策を考え、入居者には今の住宅に住み続けなければならない理由を示すよう提案があり、七月から三回の協議を行ったものの、市側が方策を示さず和解できなかったと報告。
三月七日で十二回目となった裁判については、入居者生活実態を明らかにすることを重視し、法律、医療、居住学など専門家から他に例を見ない多数の意見書を提出していること、国連機関から人権・健康権の問題として高い関心が寄せられていることなどを紹介しました。
シティハイツ西宮北口

また、四月十五日投票の選挙で選ばれた新市長が決断すれば、裁判をまたずに直ちに解決ができると述べ、市民団体が立候補表明者に送った公開質問状の回答を紹介しました。
この説明会には岩手県の「岩手日報」記者も参加し、東日本大震災被災地からも注目されていることが示されました。
*


報告会に先立ち、「チェンジ!いきいき西宮市民の会」の上田さち子氏が挨拶し、借り上げ住宅問題を直ちに解決するため市長選で勝利したいと決意を表明しました。

(兵庫民報2018年3月18日付)

日付順目次