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2018年3月18日日曜日

国際女性デー:兵庫県集会

家族主義により国家主義へ―自民党改憲草案の狙い


二〇一八年国際女性デー兵庫県集会は三月八日、神戸市で開かれ、朝からの雨のなか二十四団体から百二十人が参加しました。
「みんなで歌おう」のオープニング。続いて岸本友代新日本婦人の会県本部会長の挨拶に続き、県下の運動が交流されました。
昨年の国際女性デーの翁長樹子さんの話を受け青年五人が、沖縄フィールドワークに参加し、座り込みを含む多くの学習と現地訪問をした報告から始まりました。JAL、エミレーツ航空の不当解雇撤回裁判への支援の訴え、借り上げ住宅問題、ヒバクシャ国際署名の訴えなど、知っているが本当のところがあいまいだったたたかいについて、当事者からの訴えがされました。また、「安倍改憲NO!」の三千万署名の取り組みが新婦人須磨支部・垂水支部と共同組織を立ち上げた尼崎の東園田地域から報告されました。創意工夫と熱気のあふれた話に多くの共感が寄せられました。
記念講演は「女性と憲法」をテーマに、明日の自由を守る若手弁護士の会の弘川欣絵弁護士が講演されました。明治憲法から現憲法、自民党改憲草案まで、歴史の流れと女性・家族がどのように記されてきたか、そう書かれてきた狙いまで、簡潔に述べられました。
今年は改憲阻止の年として、三月十一カ所での憲法カフェに招かれているという弘川さんは、憲法の根っこと言われる第十三条の持つ重要さを語るとともに、もう一つの根っこである二十四条についても語られました。家族主義により、国家主義の道を進もうとする自民党改憲草案の危険な狙いに、そうだったのかと改めて「家庭教育条項」の怖さを知りました。
憲法改悪反対をテーマとするアピールを採択し、閉会しました。
中村治子(兵庫県母親大会連絡会)

(兵庫民報2018年3月18日付)

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