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2018年3月10日土曜日

神戸・市民要求を実現する会が対市交渉

三宮開発より市民生活を

神戸・市民要求を実現する会は神戸市の二〇一八年度予算案に対する要望についての交渉を二月十九日、二十日、二十一日の三日間にわたり行いました。
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要望項目は、
  • 国保を皆保険制度の基盤として位置づけ、独自控除と法定外繰り入れにより誰もが払える保険料にすること
  • 生活保護の医療費扶助廃止反対・一部負担の撤回
  • 元町高架下商店街耐震化工事について市民である商店主の立場に立って神戸市がJR西日本に継続して商売が続けていけるように働きかけること(以上十九日)、
  • 交通空白地域や困難地域を把握し公共交通の拡充を神戸市が責任をもって行うこと
  • 三宮再開発について予算規模を明確にできない中での計画は中止すること(以上二十日)、
  • 子どもの中学校医療費無料化を行い高校生まで拡大
  • 公立保育所の新設による待機児童解消と保育士の確保
  • あたたかい中学校給食の実現と民間委託される小学校給食の安全性確保(以上二十一日)―など。
それぞれについて市民の要望を実現するよう各担当部局に迫りました。
神戸市は、
  • 三宮再開発や小学校給食の民間委託、元町高架下商店街問題については大企業優先の姿勢が見られ、
  • 国保、生活保護、子どもの医療費無料化は社会保障費の増大を理由に国に追随する回答が目立ちました。
  • 神戸空港の運営権を民間会社に売り渡したことについては、開港当時に神戸市が市民に示した形になっていない現状を総括すべきだと質問項目に挙げていましたが、三年連続で担当部局は出席せず、会はこのような不誠実な態度に抗議を行いました。
二期目をスタートさせた久元市長は「若者に選ばれる街」を掲げていますが、県内でも遅れた子育て環境を残したままでは「若者に選ばれない都市」になってしまいます。
人口が減少する中で、住み続けられる神戸市にするためにも無駄な大規模開発は中止し、公共交通の充実、国保・介護保険料の軽減を行うべきです。
会としては、引き続き要求の実現に向けて、連続学習会を開催するなど神戸市の予算や政策について、多くの市民の声を届けていくために活動を進めていきます。
岡崎史典(同会事務局長)

(兵庫民報2018年3月11日付)

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