記事を検索

2018年3月25日日曜日

兵庫県議会予算特別委員会(2)

二月二十八日設置された兵庫県議会の予算特別委員会は、三月十五日まで連日二〇一八年度予算案の審査が行われました。日本共産党のいそみ恵子、きだ結両議員が各部局審査の質疑に立ちました。

県土整備部

いそみ議員
県土整備部で、いそみ議員は国道一七六号「名塩道路」の整備と、武庫川河川改修について質問しました。
「名塩道路」について、いそみ議員は、まだ整備が残っている「生瀬工区」「東久保工区」への整備促進を求めました。いそみ議員は「とくに用地買収が終わっている『生瀬工区』は、『異常気象時通行規制区間』に指定されており、その解消が一日も早く急がれる」と迫りました。
当局は、「できるだけ早急にすすめられるよう、国にも働きかけ着手していけるようにしたい」と述べました。
さらに、武庫川河川改修と西宝橋のつけ替えについて質問。これらにかわって、立ち退かなければならない住民がいることを指摘し、「住民合意を大事にし、決してごり押しをしないことを言明していただきたい」と迫りました。
当局は、「慎重に判断していきたい」と述べました。
*
きだ議員は、借り上げ復興県営住宅の問題をとりあげました。二十年の期限が問題になった八年前の入居者全員退去という県の方針から、住民の声や議会でのやり取りをふまえ、現在は、医師、福祉の専門家など第三者で構成する判定委員会が個別の事情を勘案し、七十五歳未満の入居者も含め継続入居の可否判定を行うようになったと指摘。そのうえで、若い入居者が判定申し込みを諦めないように、この際、年齢要件を撤廃すべきだと質しました。
当局が「判定申し込みがなかったところにも、個別に判定への呼びかけを行っている。七十五歳未満の方も二十八世帯について、継続入居可となっている」と答弁したのに対し、きだ議員は「年齢要件について言及はなかったが、撤廃されたと同等の対応をしているとの答弁だと理解した。希望者全員が継続入居できるよう改めて求める」としました。

教育委員会

きだ議員
教育委員会では、特別支援学校などについて、きだ議員が質問しました。
阪神間での特別支援学校での過密化について、特別教室の普通教室への転用や、運動場などへプレハブ校舎を建てている実態などを現地調査に基づき紹介し、「過密化解消のために、新たな支援学校の建設などを求める」と迫りました。
当局は、「平成三十年度(二〇一八年度)をピークに生徒数減を見込んでおり、新たな建設についての検討は今のところはない」と答弁。きだ議員は、需要も高まっており、生徒数が増加傾向にあることを指摘し、重ねて支援学校の拡充を求めました。
*
また、特別支援学校の寄宿舎の正規職員の増員、安全対策を求めました。宿舎正規職員は二十二年前から新たな採用がなく、非正規職員は二年が限度なので継続的な対応ができないと指摘。近隣の府県と比べても非正規比率が高いことを指摘し、「正規職員の抜本増」を求めました。

(兵庫民報2018年3月25日付)

日付順目次