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2018年2月24日土曜日

堀内照文「勝つ方法はあきらめないこと」

連載エッセイ (16)

名護市長選挙は、自公維推薦の渡具知氏が当選し稲嶺進市長は敗れました。自民党は「辺野古の『へ』の字も言わない」ことを徹底し、国会議員などを動員して「ステルス作戦」と称して地下に潜り、暮らしの充実を訴えるなど、訪問と切り崩しに徹したといいます。初めて推薦にまわった公明党の手前、渡具知氏は「海兵隊の県外・国外への移転を求める」ことをビラに明記。基地には反対だが民意無視ですすめられる工事を前に、少しでも暮らしをとの思いが交錯する結果ではなかったかと思います。
敗因はさまざま分析されるでしょうが、辺野古への新基地建設が決して容認されたものではないことは出口調査でも明らか。当選直後の渡具知氏の言葉からも語られました。
大事なことは、相手候補をして辺野古推進とは言わせなかったこと。渡具知氏は、これから基地建設にかかわる許認可の判断一つひとつの態度が問われます。知事にも権限が多くあり、基地建設は容易に進みません。ここに安倍政権の執念の深さとともに、彼らが陥っている矛盾の深さもあります。この矛盾は九条改憲をめぐっても共通しています。
「勝つ方法はあきらめないこと」―沖縄のたたかいのなかで共通して語られた言葉の重みがこれほど実感させられるときはありません。肝に銘じて頑張りたいと思います。(前衆院議員)

(兵庫民報2018年2月25日付)

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