日本共産党西芦地区の報告集会:共闘した市民・野党の6氏が挨拶
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上田さち子さん |
日本共産党西宮芦屋地区員会が十月二十六日に開いた総選挙報告集会では、これまでの報告集会と違い、選挙で共闘した市民団体や野党の六人の方から挨拶を受けました。
「共闘という時代が来て、いいことだが、切羽詰まった時代。先頭に立って取り組んでいただいたのが日本共産党。お礼を言いたい」(西宮市議のよつや薫さん、緑の党兵庫県本部共同代表)、「市民と野党の共闘を進めてきた日本共産党に敬意」(新社会党の芦屋市議・前田辰一さん)、「九条三項はダメ、何としても止めていかんと」(宝塚市議の梶川みさおさん、社民党兵庫県連合代表)。西宮市議の一色風子さん(みなせん@西宮・芦屋)、みなせん@西宮・芦屋の川元志穂弁護士、野党は共闘!西宮芦屋市民の会(準)の樫村庸一さんも挨拶しました。
七区小選挙区候補としてたたかった日本共産党の上田さち子さんは「選挙が終わり、(市民と野党の共闘の)確信がじわじわ広がっている」と挨拶しました。
共闘の成果は、得票にも表れ、史上最高の三万六千六百二十七票(得票率一七・一%)を獲得しました。
それぞれの発言が会場をあたたかく包み、百人を超えていっぱいになった報告集会は、これからの市民と野党の共闘をさらに前に進めていく大きな確信に満ちていました。
(木野下章)
市民連合@いたみアクション:当選した立憲民主・桜井氏が挨拶
「市民連合@いたみアクション」が支援した、衆院兵庫六区の立憲民主党・桜井周氏が比例代表で当選しました。公示前に「市民連合@いたみアクション」は桜井氏との間で七項目の政策合意を結び、それを受けて日本共産党が吉見秋彦氏の立候補を取りさげ、自主支援という形で事実上の野党統一候補が実現したのです。この結果、共産党支持層の九五%以上が桜井氏に投票、桜井氏の比例復活当選につながりました。
選挙後の十月二十七日に「もぐらカフェ」で開催した「市民連合@いたみアクション」のパーティーは二十二人の参加者で会場が一杯になりました。桜井氏本人と選挙対策委員長の川上八郎伊丹市議、日本共産党阪神北地区委員会からも吉見地区委員長、上原秀樹・服部好廣両伊丹市議が参加しました。
桜井氏は「皆様のお力で当選させていただくことができました。私は兵庫県で唯一の野党議員です。市民一人ひとりの生活からのリアルな声を国会に届けたいと思います」と挨拶しました。吉見氏と固い握手を交わす場面もありました。
その後、夜遅くまで党派を超えて「国政をどう変えていけばいいのか」といった和やかな歓談が続きました。
(中島隆夫=同アクション事務局)
(兵庫民報2017年11月5日)