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2017年8月6日日曜日

「大和堆」問題で漁業者と懇談

金田峰生

日本の排他的経済水域にある日本海の「大和堆」で北朝鮮船籍と思われる不審船が違法操業を行っている件について、七月二十五日に浜坂漁協組合長や地元漁業者からそれぞれ話を聞きました。
不審船については、二〇一五年秋、浜坂の漁船が大和堆付近で、「幽霊船のような」黒い五トン以下の小さな船がイカをとっているのを発見、水産庁に通報しました。
翌年は六月から不審船が出没。隻数も数十隻にふえていました。そして今年は百隻を超える不審船が、「流し網漁」と言われる、日本国内では禁止されている漁法でイカをとっているのが目撃され、さらに警告する水産庁の船に銃口を向けるという「事件」まで発生しています。流し網はスクリューに絡まり危険なこともあり、ある漁師は甘えび漁を断念、被害額は一航海あたり推計千五百~千六百万円といいます。
最近「イカがとれない」状況が続き、燃油高騰もあって、当時十隻あった浜坂のイカ釣り漁船が今では三隻になってしまいました。今度の事でまた漁業が衰退しかねません。
ある漁師は、「安倍政権は拳をただ振り上げるだけでまともな外交がないから事態は一層悪くなっている。力の対応だけでは報復合戦になり私たちは余計に危険になる。道理に立った外交で主権を守って欲しい」と訴えました。
日本共産党は一貫して北朝鮮とも話し合いルートを確保し、道理ある平和外交で問題を解決する道を提案しています。
今回の問題解決のためにも尽力します。
この懇談には、谷口功新温泉町議が同行しました。
(国会議員団兵庫事務所長・党県農林漁民部長)

(兵庫民報2017年8月6日付)

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