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2017年7月9日日曜日

「入学準備金」入学前支給へ:西宮市

西宮市は、「入学準備金」の支給を、来春から中学校も小学校も新一年生の入学前におこなう意思を表明しました。
六月二十七日の市議会本会議で日本共産党の庄本けんじ議員の一般質問にたいし答弁したものです。増額についても検討することを約束しました。
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「入学準備金」は、就学奨励金制度の一つ。就学奨励金は経済的理由で就学困難な児童、生徒の保護者にたいして、就学に必要な経費=たとえば給食費、学用品費、修学旅行費などの費用の一部を援助するものです。そのなかに小学校・中学校の新一年生を対象にした「新入学用品費」という項目があり、それを「入学準備金」と呼び、小学校新一年生には二万四百七十円、中学校新一年生には二万六千九百円が支給されています。
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しかし、①実際の入学準備には小中とも八万円程度かかること②支給が七月であること―という問題点があり、日本共産党は「必要な時に必要な額を」と国会でも地方議会でも取り上げて改善を求めてきました。
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西宮市議会では三月議会の教育こども常任委員会で、新婦人西宮支部が提出した入学前支給を求める請願が審査された際、教育委員会が、新中学生については来春から入学前に支給することを検討するとの発言があり、同請願は全会一致で採択されました。
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その後、文科省が「入学準備金」の増額と支給時期に関し、小学校入学前も可能とする通知を県教委に送付したことから、日本共産党西宮市議団は五月九日、市教委に申し入れ、支給時期の前倒しを求めていました。
そのうえで、六月議会一般質問でも庄本議員があらためて改善を要求しました。


2017年7月9日付「兵庫民報」

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