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2017年7月29日土曜日

日中相互理解へ中学生たちが交流

日中友好協会加古川支部 前田清

 平岡中で交流する生徒たち(Tシャツが燕山中生徒)

日中友好協会加古川支部は、七月十一日~十八日、江蘇省溧陽市燕山中学校訪問団(中学生一、二年生七人教師二人)を招き、市内で交流と日本体験を行いました。
日中平和友好の前進へ、相互理解が重要と民間の相互交流に取りくんできた同支部は、日中国交正常化四十五周年を記念して、溧陽市燕山中学と「交流協定」を結び、第一回の交流が実現したものです。
中国側の諸事情で来日が二日遅れ、深夜の到着など困難が生じましたが、十二日午前、市立山手中学校を訪問。山手中生徒代表の中国語を交えた笑顔の歓迎挨拶で交流がはじまりました。
市立平岡中学校では生徒会代表との弁当会食の後、授業参観。廊下ではどの教室の窓からも笑顔で「ニイハオ」が飛び交いました。音楽教室では、求めに応じた中国女生徒がピアノ演奏で「さくら」を披露。さらに中国舞踊と、「燕山中校歌」斉唱。平岡中生徒は合唱曲「予感」で見事に応えました。演奏終了後は一気に盛り上がり、あちこちで会話し、写真を撮りあい、サインを交換、肩を抱き合うなど友情交流が広がりました。
一行は加古川市長を表敬訪問。岡田康裕市長は「青少年時での国際交流は将来のために重要」と歓迎の言葉を述べ、懇談しました。加古川の印象を問われた生徒たちは「日本の街はきれい」「学校はみんな笑顔で迎えてくれた」「加古川で勉強したい」と語りました。また、在籍二千八百人の代表として、「中日友好、一衣帯水」の書、「花」の絵画を市長にプレゼント。市長は十三歳とは思えない見事な作品に驚き、「これからも精進を」と激励しました。
さらに地域の団体の協力で、ゆかたの着付け、茶道・お花、折り紙など日本体験を楽しみました。食事で寿司は苦手のようでしたが、神戸での自由食事で二度もファストフード店を選んだのは予想外でした。
また各地の「日中友好協会」の協力で手塚治虫記念館、姫路城、京都祇園祭山鉾巡行など、日本の国宝や伝統文化を見学しました。生徒たちは感想文を提出し、感謝の言葉と日中交流の大切さをのべていました。十八日、家族・親戚友人から頼まれた「日本みやげ」をもって夕刻帰国しました。毎年「相互訪問交流」の第一歩は全日程を終了しました。
(同支部支部長)

「兵庫民報」2017年7月30日付掲載

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