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2017年7月16日日曜日

憲法県政の会選挙闘争本部声明

憲法が輝く兵庫県政をつくる会は七月七日、県知事選の結果についての選挙闘争本部声明を発表しました

選挙闘争本部声明:「人と地域を守る県政」へ

選挙の総括を深めながら、公約実現に向けてがんばります

二〇一七年七月七日 憲法が輝く兵庫県政をつくる会


内田樹氏(左)とともに第一声で訴える津川ともひさ氏

憲法が輝く兵庫県政をつくる会は、二〇一七年七月二日投開票の兵庫県知事選挙に、津川ともひさ代表幹事を擁立し、十四万八千九百六十一票(得票率八・八%)を獲得しました。ご支持をお寄せいただいたみなさん、猛暑のなか、ご支援をいただいたみなさんに心から感謝を申しあげます。
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結果は、残念ながら、井戸敏三知事の五選を許すものとなりました。しかし、井戸氏の得票は、初めて百万票を割り、得票率も過去最低の五一・二四%にとどまりました。四人が立候補するというこれまでにない選挙の中で、勝谷誠彦氏が六十四万票余、中川暢三氏が十万票余を獲得しました。
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私たちは、昨年十一月の津川氏の擁立発表以来、県内各地で各界・各層のみなさんと対話をすすめ、病院・学校・公共交通機関がなくなるなど、政治が地域を壊しているという多くの実例を目の当たりにし、そこから「人と地域を守る県政に」と県政の転換を訴えてきました。
高校卒業までの医療費無料化や返済不要の奨学金をつくるなどの公約は、井戸県政の転換を求める世論をつくる上で、大きな役割を果たしました。
そのことは、日本国憲法の廃止を主張する勝谷氏が、本来の主張を封印して、私たちと同様の公約をかかげずにおれなかったことにもあらわれました。
同時に、私たちは、「共謀罪」法の強行や九条改憲への動き、加計問題など安倍政治への国民の怒りが強まる中で、「教え子を戦場に送らない」という津川氏の高校教員としての原点を訴え、国政の転換を求める世論を激励しました。
安保法制に反対する「ママの会」や「学者の会」の有志をはじめ、様々な市民運動のみなさんや、内田樹さんなど多くの著名人の応援が寄せられたのは、こうした政治的・政策的な立場への共感からでした。
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それにもかかわらず津川氏の得票が、前回、前々回の私たちの選挙に比べて大きく後退したことについては、井戸県政への批判票が知名度の高い勝谷氏に集中し、他方で「井戸氏を勝谷氏が追撃」という報道の中で、大日本帝国憲法を賛美する勝谷氏を勝たせないために井戸氏に投票するなどの複雑な動きの結果でした。この状況を乗り越えて津川氏が当選するためには、取り組みの創意工夫をふくむ私たちの一層の活力の発揮と、一定のはたらきかけにもかかわらず野党共闘を実現するにいたらなかった共闘の狭さの打開が必要でした。
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選挙結果の分析については、ご支援をいただいたみなさんをはじめ、多くのみなさんのご意見に耳を傾け、あわせて私たちの取り組みの点検も深めながら、今後のたたかいに生かす決意です。一層のご支援を、よろしくお願いいたします。

2017年7月16日付「兵庫民報」掲載

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