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2017年7月9日日曜日

兵庫の保育を考えるつどい

講演する平松氏

「輝け! 子どものいのちと笑顔/つくりだそう 保育・子育ての未来を」をテーマに第三十八回兵庫の保育を考える集会(実行委員会主催)が七月二日、神戸市勤労会館で開かれ、県内各地から保育士・父母など六百三十人の保育関係者が集いました。
午前は、講座「絵を聴く保育」「親子で遊ぼう」「青年期を見通して」「こうすれば熱中できる運動遊び」と、「日々の生活を積み上げる乳児保育の大切さ」「幼児期に大切にしていること」「新制度施行後の状況と課題」「食べることは生きること―保育園給食の役割について」「小さなカフェ―保育士と父母の本音でトーク」の五分科会が行われました。午後の全体会は、川西共同保育園の無認可時代に生まれた太鼓サークル<ruby class="CharOverride-4">道楽鼓の演奏で開会。名古屋・けやきの木保育園の平松知子園長が「子どもも大人もしあわせになる保育づくり」と題して講演しました。
平松さんは、来年四月から変えられる保育所保育指針、幼稚園とこども園の教育要領などを解説し、保育の本質を福祉から親を働かせやすい――企業の利益追及へゆがめようとしている新自由主義に対抗していくことの重要性を強調しました。
最後に採択された集会アピールは、「子ども・子育て支援新制度」の実施による規制緩和・市場競争原理の持ち込み、社会福祉法改正による自助努力への流れづくりのなか、兵庫でもわんずまざー保育園や社会福祉法人夢工房など、問題が起こっていることあげ、福祉のあり方や保育が大きく変えられようとしているなか「いまこそ広範な人々と語り合い、子どもたちに子どもらしい時代を保障しよう」「子どもの声の代弁者として…明日の保育をきりひらこう」と呼びかけました。


2017年7月9日付「兵庫民報」

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