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2017年7月16日日曜日

安倍改憲の危険性を永井弁護士に聞く


立憲主義と平和を守る西宮の会は七月五日、西宮市大学交流センターで、講演会〝「憲法改正」が動きはじめた〟を行いました。平日夜にもかかわらず、街頭宣伝や新聞記事を見て参加した人、大学生など約七十人が参加しました。
講師は三月に衆院憲法審査会に参考人として意見陳述した同会呼びかけ人永井幸寿弁護士。講演は審査会の様子を織り交ぜながら、同呼びかけ人の川元志穂弁護士の質問に答える形で、自民党が九条加憲とセットで改悪項目に挙げている四点の一つである緊急事態条項が、あらゆる観点から全く必要性のないものであることをわかりやすく解説しました。
永井氏に衆院憲法審査会での陳述の依頼があったのは五日前だったことや提示されたテーマが衆議院解散と任期延長で緊急事態条項ではなかったこと、また審査会当日の議場の他の参考人や各政党委員の質問の意図、参考人には議員の質問事項が事前には知らされず、議員に聞かれたことにしか答えられないことなどもリアルに語られ、参加者の興味を誘いました。維新議員の「不文の国家緊急権」を認めてもよいのではないかとの質問には「驚愕した」と答えました。
緊急事態条項を切り口に、安倍改憲の恐ろしさ、内容のなさ、しかし侮ってはいけないことなど今後の取り組みを勇気づける講演でした。

2017年7月16日付「兵庫民報」掲載

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