記事を検索

2017年7月16日日曜日

カンキン5周年:「原発なくせ」訴え毎週

一人ひとりの想いを発信しつづけよう

橋本銀河

5周年は七夕の日。願いを短冊に託して(写真提供:ZEROこねっと)

関電神戸支社前での原発反対の行動(「カンキン」)が七月七日、毎週一度も休むことなく五年を迎えました。二〇一二年七月六日からはじまり、これまでの延べ参加者は一万六千七百八十六人になりました。
神戸の行動は、東京での行動に呼応し、SNSを通じて呼び掛けられた行動から、ゼロこねっとの青年が中心となってマイクを握るようになっていきました。
ふりかえると、雨の日も風の日も、暑い時も寒い時も、お盆も年末年始も、一度も休まず行動を続けることができたのは、大きく二つの理由があると思います。

参加者からの意見を取り入れて

一つは、参加者から出される意見を取り入れてきたことです。
少し紹介させていただくと――
「怒りだけでは行動は続けられない、楽しさがないといけない」と、楽器などの鳴り物や替え歌などがたくさん披露されました。替え歌は、現在の行動でも大人気です。
「もっと周りに発信していきたい」という意見からは、参加者で懇談する機会も持ち、▽チラシを作成して配布したり、▽七十二回からは行動の終わりに三宮マルイまでパレード、▽百八十二回目以来、月一回アピール行動を行い、▽第百夜、第百五十夜など区切りごとのアピール行動など、発信の場を増やしてきました。マルイ前での行動時には手を振ってくれる人も増えたと感じています。
他にも、コールについてもアイディアが出されバリエーションも増えました。今は毎週新しいコールを考えて言ってくれる人もいます。

一人ひとりの気持ちがあるからこそ

もう一つの理由は、何といっても一人ひとりの原発をなくしたい気持ちだと思います。参加する一人ひとりが避難者の支援や訴訟に関わったり、地域で学習会をしたり、自分の周りで対話したりメッセージを集めたり、思いを持って参加しています。
そうした一人ひとりの原発をなくしたい気持ちがあるからこそ、みんなで励まし合い、みんなで学び、みんなで声をあげ続けることができています。
五年前、東京では二十万人の人が首相官邸前で原発再稼働反対の声をあげました。その二十万人の人たちは、きっと今も原発はいらないと思っているし、その周りの人たちもそう思っている人たちがたくさんいるでしょう。
関電神戸支社前の行動は、今後も自分の想いを発信できる場所の一つとして、一人ひとりの声をあわせて原発をなくすという大きな転換を訴える場所として、引き続き行動していきます。今後ともよろしくお願いします。(核兵器ゼロ!原発ゼロ!ZEROこねっと事務局長)

2017年7月16日付「兵庫民報」掲載

日付順目次