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2017年6月11日日曜日

兵庫民報2017-06-11

  • 兵庫県知事選15日告示/
  • 尼崎市議選で日本共産党/
  • がんばってます! 兵庫7区:上田さち子さん/
  • 検証兵庫県政 7/
  • 「神戸港将来構想」:目を疑う超巨大開発(下)/
  • マイナンバー漏洩問題で神戸市に申し入れ/
  • 「共謀罪」法案廃案求め地方議会から意見書を/
  • 「共謀罪」反対平和憲法を守る垂水ネットが署名宣伝/
  • 『火垂るの墓』に母の話を重ね、平和と「共謀罪」阻止の決意新た/
  • 革新芦屋の会総会で沖縄統一連・瀬長氏が講演/
  • 兵庫生存権裁判を支援する会が総会/
  • 「最賃1000円以上に!」労働局前で座り込み・デモ/
  • 連載エッセイ18「たまには飲みながら」/
  • みんぽう川柳〈五月〉「晴れ」/
  • 段重喜「非常にありがたい」/

兵庫県知事選15日告示

憲法が輝く兵庫県政をつくる会と津川ともひさ氏が全力


兵庫県知事選挙はいよいよ六月十五日告示。七月二日の投票へ、激しい選挙戦が始まります。
憲法が輝く兵庫県政をつくる会の津川ともひさ代表幹事は、連日、各地の街頭で、集会で、県政の転換を訴えています。
*


六月四日には、近畿二府四県からかけつけた百人を超える全労連近畿ブロックの労働組合員が、午前中から神戸市内で宣伝カーによる街頭演説やハンドマイク宣伝、ビラ配布を展開。午後三時には元町駅前で、津川氏と合流して宣伝しました。


津川氏は、「人と地域を守る県政に」と県民の命と安全を守る県政の役割を強調。安倍政権の改憲と戦争する国づくりに対し「憲法九条を守り、平和を発信する兵庫県にしたい」と決意を語り、「七月二日を、兵庫県を変える日にしましょう。県民の生活を支え、原発をなくし、平和にこだわる―そんな県政をごいっしょにつくりましょう」と呼びかけました。

尼崎市議選で日本共産党

得票伸ばし現有6議席確保

当選した日本共産党の6氏と堀内照文衆院議員、庄本えつこ県議

尼崎市議選は六月四日に投開票が行われ、日本共産党は、二新人と四現職が当選し、現有六議席を確保し、得票・得票率ともに前進しました。
日本共産党の当選者は、広瀬わかな(37)=新=、まさき一子(59)=現=、こむら潤(41)=新=、松沢ちづる(62)、徳田みのる(69)、川崎としみ(63)=以上現=の六氏。さとう貴志氏(53)=新=は及ばず、前回獲得議席七の回復はなりませんでした。
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定数四十二に対し前回より十人多い六十一人が立候補。選挙戦は政党間の激しい争いになりました。
日本共産党は、①国保税引き下げ、十八歳までの医療費無料化をはじめとした、尼崎市民の命と暮らしを守る日本共産党か、市民にがまんを強いる自民・公明・維新か、②憲法九条を守り、憲法を暮らしにいかす日本共産党か、憲法改悪の自民・公明・維新か―の二つの争点を鮮明にしてたたかいました。
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日本共産党の得票合計は一万九千八百二十三票(前回比千三百九十票増)、得票率は一二・四九%(前回比〇・五二㌽増)。二〇一六年参院選比例票比では、得票で三千三百八十二票減でしたが得票率は〇・四八㌽上回りました。
自民党と維新は改選議席の倍の大量立候補。しかし、十二人を立てた自民党は現職五人、新人一人が落選し、現有議席六に留まり、得票は二万七千百五十九票で参院比例票から二万七百八十一票減。八人を立てた維新は現職が一人落選し、七人が当選しましたが二万千四百四十五票で比例票比二万二千六百三十一票減。いずれも比例票比で半減。公明党は得票を増やし十二人全員当選で三議席増となりました。
投票率は四二・四二%(前回比一・〇四㌽増)。
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日本共産党尼崎地区委員会は、市議選で展開した論戦と得票増に確信を持ち、公約実現に全力をあげ、兵庫県知事選挙勝利、東京都議選での躍進、衆院兵庫八区での堀内照文議員の議席獲得、市民との共闘・野党共闘の発展に全力をつくすと表明しています。

がんばってます! 兵庫7区:上田さち子さん


日本共産党兵庫七区国政対策委員長としての活動を開始してから、五カ月経過しました。活動エリアは西宮全域と芦屋市域へと広がり、朝立ちや街頭宣伝、各種団体等での挨拶、さらに各支部が開催する「日本共産党を語るつどい」などに参加。宣伝でもつどいでも、あまりにひどい安倍政治への批判とともに、政治は変えられると、政治転換への展望を届けています。
とくに、憲法九条の第三項として「自衛隊」を書き込むとの安倍首相の企みについては、必ず訴えの中心に据えています。三十年以上にわたる阪神西宮駅での定時定点では「いやな世の中ですね。憲法改悪を一緒にやめさせましょう」と言いながら握手を求めてくる女性がいたり、リクルートスーツの若い女性が黙って手を差しだすことも。
「戦争反対!」が私の政治家としての原点。何としても共謀罪を廃案に追い込むとともに、憲法改悪を阻止する決意です。
地域を回ると読者から「上田さん、もうすぐ選挙やで」と声がかかります。「安倍はもう終わりや、選挙に逃げ込むしかない。がんばりや!」と言われます。解散総選挙はいつになるかわかりませんが、絶対自民や公明、維新を少数に追い込まなくてはと思います。
この間、みなせん@西宮・芦屋の選挙カフェにゲストとして参加し、日本共産党の「財源論」を話したり、五月二十七日には、みなせんと野党は共闘!西宮芦屋市民の会(準)との共催で行われた集会に参加し、買い物客でにぎわう阪急西宮北口ガーデンズ前で「共謀罪に反対しましょう」と百五十人の参加者ともに訴えました。この集会では、議員や市民十人がリレートークし、民進党元衆院議員(兵庫七区)の畠中光成さんとともに、日本共産党から私もスピーチを行いました。
野党は共闘!のうねりを兵庫七区から実現し、議席を奪還するために奮闘する決意を新たにしています。

検証兵庫県政 7

渦巻く県民の暮らしの願い、要求実現の県政へ転換を

国が、社会保障の切り捨てや庶民増税を矢継ぎ早に進めるもとで、くらしを守ってほしいという県民の願いは切実です。
子育てでは、「子どもの医療費を無料に」の願いが大きく、新日本婦人の会兵庫県本部などが、毎年パレードや県への交渉を続けてきています。県の医療費助成の対象年齢拡大が行われ、市町が上乗せ助成を行うことで、県下の大多数の市町で中学校卒業までの無料化が実現しています。県の制度として中学校卒業までの無料化が実現できれば、県内どこに住んでも、子どもは安心して医療にかかることができ、さらに十八歳まで無料化への展望が開けます。
高い学費と奨学ローン返済に苦しむ学生の強い願いになっている給付制奨学金。県は、県内中小企業に就職する人向けに返済免除の制度をつくりましたが、対象も予算もわずかで、現役学生向けの制度はまだありません。全国では、若者の声に動かされ、独自の給付制奨学金を創設する県が増え始めています。
県の経済の主役・中小企業は、消費税増税や個人消費の落ち込みに苦しみ続けていますが、ねばりづよい運動を続け、県「中小企業振興条例」が制定されました。
しかし、県の予算は大企業本位のまま。県内の九九%を占める中小企業に対する年間の予算は、融資をのぞくと、パナソニック一社につぎこまれた金額の半分程度しかありません。
住宅リフォーム・店舗リフォーム助成制度は、県はまだ創設しようとしていませんが、県議会に請願が出されるなど、中小企業振興につながる制度として強く期待されています。
ほかにも、高い医療費や国民健康保険料の引き下げ、保育所や特養ホームの建設、少人数学級の拡大、働くルールの確立など、県民の間には、くらしの願いが渦巻いています。
地方自治体の第一の仕事は、国の悪政の防波堤となり、県民のくらしを守ること。知事選挙を前に、県民のくらしの方を向いて仕事をする県政か、大企業の利益の方を向いて仕事をする県政か、が問われています。
県民の願いを集め、県民の願いを実現する県政へ転換するために、大きく力をあわせる時です。
(おわり)

「神戸港将来構想」:目を疑う超巨大開発(下)

神戸市は五月十九日、神戸港開港百五十年の記念式典で突如「神戸港将来構想」を発表しました。二〇五〇年(概ね三十年後)を目標年次とする同「構想」は、目を疑うような二つの「超大型開発」――「国際ロジスティック構想」と「ウオーターフロント構想」――が据えられた神戸港「構想」です。その問題点を前号に続き考えます。

②スクラップアンドビルドに偏ったウオーターフロント構想

神戸港将来構想の二つ目の「超大型開発」は、巨大な民間再開発を柱にした「ウオーターフロント構想」です。
「構想」では、須磨海岸から深江浜までひろがる再開発ですが、戦略的な取り組みとされているのは「中央区」一極集中の再開発です。
神戸には「強力な集客資源が不足している」ときめつけ、「都市の成長の牽引」する商業施設や集客施設の誘致に依存しています。いまの神戸の良さや魅力を無視したスクラップアンドビルドに偏った再開発です。
三宮の再開発計画では、先日、駅前にミント神戸をしのぐツインタワー商業ビル構想を発表した二社がアドバイザーに認定されました。また、市役所二号館再整備では、商業・にぎわい施設の誘致が検討されています。さらに、神戸港の「構想」ではポートターミナルや神港突堤西地区に商業集設を誘致する民間再開発をすすめ「国際集客エリア」にする計画で、既存の商店街を顧みずに、三宮商圏の巨大再編計画を推進しています。
また「構想」では、居住人口の減少と世界レベルの「居住者獲得競争」に備え、「外国人居住者の取り組みが重要」としています。そのため神港突堤西地区の建築制限を規制緩和して地上三十階建て百メートル級の高質マンション誘致や、須磨水族館を民間に売り払い須磨海岸を外国人向けの滞在型リゾートにしようとしています。一体誰のための神戸市なのでしょうか?
住民や商店業者などに期待せず呼び込みに頼り、いま神戸に住み、暮らし、生業を営んでいる市民を全く無視する久元市長の政治姿勢が色濃く表れている「構想」です。

非公開・トップダウンで市民や港湾関係者不在

また「同構想」は市民や市会議員が知らない間に、非公開の場で決定されました。久元市長の指示で神戸市港湾審議会の中に「研究会」を設置。市会議員を加えず、行政当局と一部の学者と港湾関係者が非公開で議論し、発表の前日に審議会に報告されました。審議会でも記念式典でも「案」の文字はなく「構想」として出席者に配布しました。
神戸港の将来を考えることは必要ですが、市民や大半の港湾関係者の意見を聞かずに「三十年先を見据えた」計画をトップダウンで押し付けることは許されません。

パブリックコメント6月21日まで

神戸市は「同構想」を「パブリックコメント案」として六月二十一日まで市民意見を募集していますが、批判の声をふくめ広く市民の意見を聞く姿勢が神戸市に求められています。
*
「神戸港将来構想(案)」への市民意見は、個人は住所と氏名、団体は所在地・名称・代表者氏名を明記して下の宛先へ郵送・Fax・電子メールで提出します。
また、同構想(案)の資料は①市政情報室(市役所二号館二階)、②みなと総局技術部計画課(市役所一号館二十一階)で閲覧できます(募集期間中の平日)。

「神戸港将来構想(案)」パブリックコメント提出先

  • 郵便:〒650‐8570 神戸市中央区加納町6‐5‐1
    神戸市みなと総局技術部計画課
  • Fax:078‐322‐6127
  • e-mail:minato_keikaku@office.city.kobe.lg.jli
  • 問い合わせ:同課☎078‐322‐5680

マイナンバー漏洩問題で神戸市に申し入れ

特別徴収額決定通知書への記載は中止を日本共産党神戸市会議員団



神戸市の市県民税特別徴収額決定通知書により、マイナンバーなど個人情報が漏洩したことについて、日本共産党神戸市会議員団は六月五日、市に要望書を提出し、通知書へのマイナンバー記載の中止などを求めました。
神戸市は、同通知書にマイナンバーを記載し、約六万の事業所に対し約五十三万人分を送付しています。
そのうち、事務処理の誤りで、五人のマイナンバーが他人の通知書に記載され、個人情報が漏洩したことが市議会総務財政委員会の質疑であきらかにされました(うち一件は委員会後に判明)。
要望書では、この五件についてはいずれも事業者からの通報によって発覚したもので、通報がなければ漏洩の有無事態を市が把握できず、この他にも漏洩がないかどうか危惧されるとし、また、マイナンバーの管理は、中小企業にとっても大きな負担であり、番号管理の体制が整っていないにもかかわらず一方的に送りつけること自体、さらなる情報漏洩を招く恐れがあると指摘。
市民からも不安の声が陳情として三月市議会に提出され、日本共産党神戸市議団も行財政局に対し記載の中止を求めるなど、繰り返し問題点が指摘されてきたにもかかわらず、このような事態を招いた神戸市の責任は重大だとしています。
また、総務省は「マイナンバー記載がなくてもペナルティーはない」との見解を示し、東京都中野区や北区、名古屋市など、マイナンバーを記載せずに通知している自治体もあることも上げています。
さらにマイナンバー制度は、国民の税・社会保障情報を一元的に管理し、社会保障の給付削減を狙いとするものであり、またいったん漏えいした情報を取り返すことはできないと指摘し、同通知書の送付について次の三点を求めました。
①特別徴収税額決定通知書へのマイナンバーの記載は中止すること②個人情報漏えいの原因を解明し、対策を講じること③個人情報漏えい等神戸市の把握した内容は速やかに議会、市民に明らかにすること。

「共謀罪」法案廃案求め地方議会から意見書を

憲法会議、自由法曹団、9条の会など各地で請願

「国民を総監視する共謀罪」を阻止する運動のひとつとして、各団体が地方議会へ「テロ等準備罪法案の廃案を求める意見書を国に提出すること」を求める請願を行っています。
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兵庫県議会への請願は、六月一日十七時締め切りに間に合わそうと、兵庫県憲法会議は幹事の井村・綿中・速水の三氏が、国民救援会兵庫県本部は濱島氏が、三十日の午後県議会各派に二団体合同で要請を行いました。
自民党・維新改革・ひょうご県民連合・公明党・共産党・無所属四議員の順にそれぞれ説明し紹介議員になるよう説得しました。
反応は「うちは何しろ自民ですから」「検討はするが難しい(維新)」「慎重審議と廃案に分かれまとまらないので紹介議員は無理(連合)」「正確に報道してくれてない、説明不足と思う(公明)」「積極的に紹介議員となる(共産)」などの回答で、無所属は全員留守でした。六月一日午後に返事をもらいに行き、結局、日本共産党議員だけの紹介で提出しました。
自由法曹団兵庫県支部も県議会に請願。吉田維一弁護士が精力的に各派をまわり、六月一日無所属の丸尾議員・共産党の磯見議員の紹介で、請願書を提出しました。
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三田市議会には、三田革新懇、秘密保護法に反対する三田市民の会、三田九条の会、新婦人三田支部で構成するピースパレード実行委員会が五月三十日請願書を提出しました。紹介議員は共産党だけとなりましたが民進系の議員は議会では賛成すると言いました。
「九条の会・赤穂」のよびかけ人代表谷中進氏ら三人は五月二十九日、市議会を訪問、「国民の内心の自由と人権を不当に制約する恐れがある」との趣旨で「共謀罪の廃案を求める」請願書を持参し、有田光一議長へ手渡しました。
(速水二郎=兵庫県憲法共同センター)
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丹波市議会には、基本的人権の保障される社会に暮らしたい住民の会が日本共産党の西本嘉宏議員の紹介で、篠山市議会には、九条の会ささやまが同党の前田えり子議員の紹介で、それぞれ請願を提出。篠山市議会には新日本婦人の会篠山支部も陳情を行いました。

丹波市議会委員会が「共謀罪」法案の慎重審議を求める請願を採択

丹波市議会は6月6日の総務文教常任委員会で、基本的人権の保障される社会に暮らしたい住民の会が提出していた、「「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書提出を 求める請願」を部分採択しました。今後の本会議での議決をへて、共謀罪法案の慎重審議を国に求める意見書を提出する運びとなります。

「共謀罪」反対平和憲法を守る垂水ネットが署名宣伝

「こんな悪法通したらダメ!」と次々



平和憲法を守る垂水ネットワークは六月三日夕、JR垂水駅西口で「共謀罪」反対の署名宣伝を行い、十八人が参加しました。
年金者組合、東垂水九条の会、新日本婦人の会、国民救援会垂水支部、垂水革新懇、日本共産党の代表者が代わる代わるマイクを持ち、通行中の市民に訴えました。立法事実の乏しさ、内心の自由に踏み込む違憲性、安倍政権が戦争をする国をつくろうとしていることなど、をそれぞれの言葉で語りかけました。
夕方の慌ただしい時間でしたが、六十五筆の署名が集まりました。口々に「こんな悪法は通したらダメ!」といいながら署名をしてくれました。若い世代の署名もあり、励まされました。
平和憲法を守る垂水ネットワークでは地域や垂水区内の他の駅頭で、いろんな団体に呼びかけ、共謀罪反対の署名を取り組んでいます。(戸田晃=同ネットワーク)

『火垂るの墓』に母の話を重ね、平和と「共謀罪」阻止の決意新た

御影公会堂での講演と映画の集いに参加して

兵庫一区くらし相談所長 こんどう秀子

一九四五年戦争末期の神戸大空襲、その戦禍を潜り抜け、必死で生きようとする兄妹が餓死するまでを描いたアニメ映画『火垂るの墓』(監督・高畑勲、原作・野坂昭如)。
神戸大空襲を経験し、戦後の混乱期を死に物狂いで乗り越えてきた私の母は「二度と戦争はしたらあかん」とまるで自分に言い聞かせるように話してくれます。
その母の話とこの映画が重なって、涙なくして見ることができません。テレビでは何度も見ましたが、映画の舞台のひとつとなった御影公会堂での上映に、初めて見たような新鮮な気持ちになりました。
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講演した羽柴弁護士(中央)ともに(右が筆者)

ことしリニューアルされた御影公会堂で六月三日午後、実行委員会主催で「『共謀罪』阻止、平和と民主主義を守る講演と映画の集い」が開かれ、羽柴修弁護士(弁護士九条の会事務局長)の講演「戦前の悲惨な経験を繰り返さないために」と、「火垂るの墓」が上映されました。
御影公会堂の職員の方も、「リニューアル後初めての映画会で、『火垂るの墓』が上映されたことはうれしい」と語ってくれました。
講演の冒頭、羽柴弁護士は「なぜ今、共謀罪法案が衆議院で強行採決されたのか、私たちの国が戦争法の下で、本当に戦争する国にしていいのかどうか、私たちの孫、日本を支えていく子供たちのために、歯をくしばってでもくい止める運動にしていく」と、共謀罪阻止へ決意を述べました。
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私も、今日の集いの経験を今後の運動につなげ、がんばる決意です。

革新芦屋の会総会で沖縄統一連・瀬長氏が講演

「たたかいあるかぎり基地建設はできない。

「革新芦屋の会」は六月三日、第六回定期総会を開き、安保廃棄沖縄県統一連事務局長の瀬長和男さんが四十人余の参加者を前に記念講演しました。
瀬長さんは、沖縄戦の教訓は「基地があったから戦争になった」「軍隊は住民を守らない」ことだと話し、アベ政権の「戦争できる国づくり」を批判しました。
新基地建設工事のなかでは、政府が、「法的根拠」を示すこともできない「座り込み排除・拘束」で警官が市民に大けがをさせているなどの生々しい実態を報告しました。
しかし「そこまで政権が新基地建設に血道をあげても、計画面積のわずか数%の埋め立てにも一年以上かかるだろうという進捗であり、今後、知事・市長の許可を要する様々な手続きがある」など、具体的な根拠をあげ、「県知事、名護市長のがんばりと市民・国民のたたかいがあるかぎり、辺野古新基地建設はできないと確信している」と語り、「オールオキナワをオールジャパンに発展させよう」と訴えました。
*
総会議事では、「野党は共闘!」の声をさらに広げていく/壊憲・共謀罪を許さぬたたかいを前進させる/安保を知る学習会・講演会などを開く/「革新懇ニュース」を読み普及する/などの方針を拍手で承認しました。
*
上田さち子・共産党兵庫七区国政対策委員長が、五野党と市民そろい踏みの「共謀罪」反対の街頭宣伝で、民進党・畠中光成氏とともにスピーチし、握手も交わした経験に触れつつ、「衆院七区の議席を市民の手に」と決意を語りました。
;(副島國義)

兵庫生存権裁判を支援する会が総会

支援をいっそう広げよう


兵庫生存権裁判を支援する会は第十一回定期総会を六月三日、あすてっぷKOBEで開催し、七十五人が参加しました。
開会挨拶で代表世話人の松崎喜良神戸女子大学教授は、全国で十一年、兵庫で十年にわたった老齢加算復活を求めるたたかいは裁判では負けたものの、我々の主張が間違っていないとの確信と教訓を広げ、生活保護基準引き下げに対する「新生存権裁判」の原告が全国で千人近くに広がっていると強調し、「支援する会の枠・量をさらに広げていく総会にしよう」と呼びかけました。
二つの裁判の元原告・原告らが紹介され、生存権裁判元原告の勇誠人さんが支援への感謝を述べ、新・生存権裁判原告の北風正二団長が支援を訴えました。

漫談で問題点を開設する吉田・八木両弁護士

吉田維一・八木和也両弁護士が「漫談」で、生活保護基準引き下げが、生活保護だけでなく、最低賃金、就学援助、医療費助成、介護保険料など多くの人々の暮らしに影響を与えることを風刺も交え、解説。生存権裁判への支援を広げることの重要性を訴えました。
総会は新生存権裁判支援の取り組みを強めること、「いのちのとりで裁判全国アクション」に参加することなど、一年間の方針を確認しました。
憲法県政の会の津川ともひさ代表幹事も参加し、激励と連帯の挨拶をしました。

「最賃1000円以上に!」労働局前で座り込み・デモ



兵庫労連は六月一日、兵庫労働局前で「6・1最賃労働局前座り込み・デモ行動」を行いました。
成山太志議長は、「いまの最低賃金の水準では生活できない。時給千円以上を求めているが、これでも年収二百万円にとどかない。結婚を考えられる収入にはならない。尼崎と隣の大阪では六十円も違う、全国一律で大幅な引き上げが必要。兵庫県知事選で、最賃審議会にものを言える知事に変え、生活を変えよう」と訴えました。
座り込みの間、リレースピーチも行われ、最賃審議会の傍聴の報告や、各産別、地域からの最賃引き上げの訴えがあり、長時間労働是正の必要性も語られました。


この日までに集めた二千三百余の「最賃引き上げを求める署名」第一次分を労働局に提出。「最賃を千円以上に」「最賃審議委員は公正に選べ」「ワーキングプアをなくせ」などコールを響かせデモ行進もしました。

連載エッセイ18「たまには飲みながら」

日本共産党参院議員 大門みきし

六月三日、大阪なんばで開かれた「ReDEMOS(リデモス)」の集まりに参加しました。
「ReDEMOS」は、安保法制=戦争法反対で大活躍した若者団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーが中心となって立ち上げた、一人ひとりが大事にされる社会をめざして政策提言をおこなう研究機関です。
集会のテーマは「大阪から経済のはなしをしよう」。
大沢真理・東大教授、塩田潤さん(神戸大大学院)、奥田愛基さん(一橋大大学院)、小川郁さん(SADL・関西市民連合)、民進党の辻元清美衆院議員と一緒に、格差や地域経済問題について議論をしました。
大阪経済をどう発展させるか。辻元清美議員は生まれ故郷である奈良の「柿の葉寿司」を例に、伝統産業が大きな産業に発展する可能性を力説。
私はわが本家である大阪交野の大門酒造がこのたび国際的な日本酒の品評会で金賞を取ったことを報告。大阪商人のもつ技術の素晴らしさに光をあて、懸命に頑張っている中小企業を支援することこそ大事だと訴えました。
会場はライブハウスのようなところで、みんなで飲みながら食べながら、ゆるい雰囲気でのトークショーという感じ。でも中身の濃い、話し手と参加者の一体感があふれるいい集会でした。
最後のまとめの発言で、私が「共産党の演説会もたまにはこんなふうに飲みながらやるといいかも」というと、場内爆笑。奥田愛基さんも「そりゃ、いい」と大賛同してくれました。

みんぽう川柳〈五月〉「晴れ」

選者 島村美津子

特 選

晴れた日は心弾んで無駄づかい 神戸市 松尾美恵子
【評】ただでさえ少ない年金は削りに削られ物価は上がる一方、家計は苦しくなるばかり更に腹の立つ森友、加計問題のひた隠し更にさらに平和を脅かす共謀罪や憲法の改悪いいことの何もない。
そんな日常の中でふと晴れた日に心を弾ませて日頃の節約を忘れ財布のひもが緩む、ユーモアとペーソスに思わず微笑みがもれる一句。

入 選

日本晴れ原発撤去基地撤去
 神戸市 山本尚代

晴れた空個人情報暴かれる
 神戸市 山元三恵子

反戦の思いが集う五月晴
 神戸市 梶山洋枝

共謀罪いらん母親行進晴ればれと
 尼崎市 富田明美

お日さまに負けて一枚シャツを脱ぐ
 明石市 小西正剛

鯉のぼり求め旅する五月晴れ
 神戸市 伊藤マツ子

晴れわたる空の青さに来た別れ
 大阪市 鈴ヶ嶺輝美

晴れたらいいな茶柱立った椅子を立つ
 神戸市 水田裕子

晴れ男だったはずだが雨嵐
 丹波市 西田修二

洗濯物減って青空持て余す
 神戸市 玉山歳子

明日は晴れ願って天をつきあげる
 神戸市 塩谷凉子

安倍首相忖度解明政治をはらす
 神戸市 高馬士郎

空晴れて歴史語らず舞う黄砂
 神戸市 長沼幸正

晴ればれと都議選結果見てみたい
 神戸市 古賀哲夫

段重喜「非常にありがたい」



(「兵庫民報」掲載)

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