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兵庫民報2017-02-12

山下副委員長まねき但馬で新春のつどい

「真実広げる力」大きくし市民と野党の共同の前進を


山下よしき日本共産党副委員長・参院議員を迎えて二月四日、豊岡市で「新春のつどい・日本共産党旗びらき」が開催され、但馬各地から約百四十人が参加しました。
五区後援会長の前田貞夫弁護士の主催者挨拶に続いて、各界からの挨拶としてたじま医生協の千葉裕理事長、年金者組合但馬支部の中島健支部長、但馬革新懇共同代表の小林聖牧師、豊岡合同法律事務所の木下和茂弁護士が、医療、年金、憲法、「共謀罪」の策動など国民的運動の呼びかけを行いました。また、各氏とも市民と野党の共闘をすすめる第二十七回党大会への共感を共通して示しました。
「国政報告」の表題でステージについた山下副委員長は、「第二十七回党大会を語れば国政の情勢がわかる」と明快に述べました。国政選挙でかつてない野党共闘を実現した原動力が二〇一三年の参院選以来の連続する日本共産党の躍進と「野党は共闘」を求める市民運動の前進にあり、「この流れは逆戻りしない。今後の展望を大会は力強く示した」と語りました。
米国大統領選でのトランプ氏の勝利や安倍内閣の「高支持率」など、「ポスト真実」の政治について山下氏は、国民によくわかる国会論戦や日本共産党の党勢拡大など「真実を広げる力」によって必ず打破できると、日本共産党への入党を訴えて講演を締めくくりました。
続いて、衆院兵庫五区予定候補となった村岡峰男但馬地区委員長・豊岡市議が決意表明に立ち、満場の拍手を受けました。
また、年内に予定されている香美町議選(五月)、豊岡市議選・朝来市議選(ともに十月)、新温泉町議選(十一月)(括弧内は任期満了月)の予定候補・現職議員らも並び、山下副委員長、村岡五区予定候補を中央に、「頑張ろう」の意気を示しました。
写真:「頑張ろう!」と必勝への意気を示す山下氏(中央)、村岡地区委員長(その左)、前田後援会長(右)、各市町の議員・予定候補者

雪害対策:日本共産党が県知事に申し入れ

県民生活・地域産業守る支援を


日本共産党兵庫県議団は二月七日、雪害対策について県知事に申し入れました。
今年一月に入り、兵庫県内でも大雪に見舞われ、各地で家屋被害や、農家のビニールハウス倒壊、農作物、家畜など農畜産をはじめ産業分野での被害が出ています。
今回、二十数年ぶりという大雪による雪害で、「つぶれたハウスと下敷きになって出荷できなくなった作物あわせて千五百万円以上の被害」「このままでは学校給食やお客さんに迷惑をかける。はやく何とかしたい」「屋根が壊れたが直せない。途方に暮れている」「幹線道路だけでなく、生活道路の除雪への支援もして欲しい」などの声が寄せられています。
県の調査による農林関係の被害額だけでも、約三億五千万円(一月三十日時点)にものぼるとされており、調査がすすむにつれてさらに広がっている状況です。
申し入れはこうした実態を指摘し、県民生活と地域産業・経済を守るため、次の項目を知事に求めました。
  • ①被害の全容・実態を把握・公表すること。
  • ②国に対し、「被災農業者向け経営体育成支援事業」の発動や特別交付税措置など、支援を求めること。
  • ③被災したビニールハウスなどの撤去・再建費用助成をはじめとした各種農畜産業支援、家屋被害の撤去あるいは修繕・再建補助、その他、必要な被害救済策を県独自でも講じること。
  • ④そのために必要な補正予算をくむこと。
  • ⑤再度災害防止対策を検討すること。
この申し入れには、村岡峰男党但馬地区委員長・豊岡市議、金田峰生党国会議員団兵庫事務所長、岡田和之朝来市議、津﨑和男養父市議、竹浦昭男前養父市議、西本嘉宏・西脇秀隆両丹波市議、兵庫農民連の芦田浅己会長も同席し、各地の実態・農家の実情を訴えました。 (*村岡氏は衆院五区、**金田氏は衆院十区のそれぞれ予定候補)
写真:申し入れる(中列左から)ねりき恵子県議、村岡氏、岡田朝来市議、西本丹波市議ら

憲法共同センターが全県交流会

各地域の共同 もう一歩前進させよう

憲法改悪ストップ兵庫県憲法共同センターは二月四日、「あらたな共同をめざす全県交流会」を開催。六団体十二地域からの参加で、この間のとりくみや共同の発展への探求を交流しました。
*

はじめに兵庫県共同センター代表の津川知久氏が、開会の挨拶を兼ね、集会を開いた目的と情勢について発言しました。
津川氏は、安倍自公政権が国民の利益、願い、憲法を無視した暴走を続けるほど、共同が広がり、共同の条件も広げていると、実例をあげました。
―安倍首相は年頭から、改憲を声高に言っているが、まさに国民に追い詰められて焦っている。
―共同はどんどんすすんでおり、西宮で衆院選を展望して市民連合的な組織を展望した準備会が発足、昨年五月三日の一万一千人集会を開いた総がかり行動兵庫県実行委員会は今年も神戸で集会を予定するなど、県内各地でそれぞれ特徴を持った共同が発展している。原発ゼロでも、三月に共同の集会・デモが予定されている。
そのうえで津川氏は、「今年は自民党政治の転換の可能性をはらんだ年。昨年の参院選での野党共闘を発展させ、衆院選で安倍政権を打倒する共同を広げる時。共同センターは政治団体ではないが共同の発展の政治結集の素地をつくることができる。知事選でも共同が広がっており、大きなチャンスだ。この間の経験を交流し、さらに共同を広げるために交流しよう」と呼びかけました。
*
和田邦夫事務局長は、県内で広がった総がかり的共同行動が発展しており、北播では秘密保護法提出の二〇一五年七月以来、連日宣伝カー運行などを継続していることも紹介。戦争法廃止だけでなく地域の切実な要求課題での一致点も大切に共同を広げ、今後地域ごとの交流もすすめ相互に学びながら運動を展開し、当面、「共謀罪」法案反対や沖縄支援などにもとりくむことを提起しました。
*
交流では十三人が発言しました。
「安保関連法反対のアピールを呼びかけると、保守の元市議や住職も含め賛同者が半月で三百人を超え、一般紙に折り込むと反響も」(三木市)
「安保法制を許さない会を住職など四十二人の呼びかけで結成した」(兵庫区)
「戦争法反対で『尼崎共同行動』を新社会党やナショナルセンターを越えた労働組合などともに結成し、街頭集会を千人で開催した。東園田や立花など地域で共同組織もつくられてきている」(尼崎市)
「総がかり行動明石を共同センターや新社会、解同、市職と結成し、全駅宣伝も行っている。十九日行動は、平日には駅前、土日は明石公園で開催」(明石市)
「生活の党(現・自由党)、共産党などにも呼びかけ新長田駅前で集会や宣伝」(長田区)
「共同行動には兵教組の人も」(淡路)
「秘密保護法以来、姫路駅前で共同の行動を広げてきた」(姫路市)
「二千万署名運動を総括し、共同センター再建総会を開き、早速行動」(西区)
―など各地から二千万署名運動を通じて広がった共同の経験が語られました。
また
「舞子小学校の防災訓練に自衛隊を呼ぶ計画を知って、新婦人と共産党が相談に乗って中止させた」(垂水区)
「3・11以後、多彩な市民の運動が起こっている。公立幼稚園・保育園を民間こども園化する計画に、学習会や署名・陳情をいっしょに協力。聞いたら行ってできることをする。そのこと通じてさらに共同が広がっている」(三木市)
―など地域要求の一致点がさらに共同を広げている報告もありました。
「ターミナルは人通りがないので、大通りで三十~五十人がスタンディング」(三木市)
「毎月十九日に駅前で宣伝している」(芦屋市)
「夕方は暗いのでライトも用意してスタンディング」(西区)
「(鉄道)ターミナルがないのでイオン前で宣伝」(淡路)
―など粘り強く継続する共同の宣伝も報告されました。
こうした共同の上に
「この間の共同を通じて衆院四区の野党共闘へ話し合いの実行委員会」(三木市)
「新社会も候補者を発表しており、野党各党へ働きかけを相談している」(明石市)
―など野党共闘実現への働きかけの検討も報告されました。
*
最後に和田事務局長が「どうウイングを広げるかの探求。野党共闘実現への探求も交流された。さらに頑張りましょう」と訴え閉会しました。
発言する津川代表

白昼・市街地・完全武装:陸自「徒歩行進訓練」

戦争する国づくりストップ!伊丹連絡会が中止を請願

国道171号線千僧交差点を渡る自衛隊員ら

陸上自衛隊第三師団では、今年に入り白昼に市街地での「徒歩行進訓練」を繰り返しています。
一月十日、一月十一日に続いて、二月二日午前七時から午後六時にかけて百二十七名(主隊)が武庫川方面へのコース、別動隊(大隊長以下三名)が来年度の実施予定コースの下見として、猪名川沿道と伊丹市内を一巡するコースを「行進」しました。
「行進」とは名ばかりでその実態は、完全武装(戦闘服、小銃、銃剣、弾そう、防毒マスク、背のう、鉄帽、弾帯、弾のうなどを装着)での「行軍」です。
コース内には自然豊かな市民の憩いの場・昆陽池や大型ショッピングセンターがあり、女性や小さな子どもも行きかう生活道路です。また、主要な行進コースの武庫川河川敷は老若男女が集う憩いの場であり、戦闘服や武器を持ち込むなどもってのほかと言わざるを得ません。
今回を含め陸自から伊丹市担当部局への通知は規定期限ぎりぎりとなっており、対応そのものが高圧的です。

第3師団長あて中止請願を提出する伊丹連絡会の代表ら

今回は三日前に実施を知り、急遽「戦争する国づくりストップ!伊丹連絡会」が「陸上自衛隊徒歩行進訓練の中止を求める請願」を、代表団七名で二月一日午後、第三師団長あてに提出しました。 (服部好廣)

関電が赤穂石炭火力化を断念

市民の反対の声が実る

兵庫県内では全国で一番多い石炭火力発電所の新設、増築、燃料転換計画が進行中ですが、関西電力は一月三十一日、赤穂市に「赤穂発電所の燃料転換計画を断念する」と通告してきました。
同社は二年前から赤穂火発(六十万㌗×二基)の燃料を重油・原油から単価の安い石炭に切り替える計画を公表、環境自主アセスメントまでやっていました。計画の断念は神戸製鋼所や高砂など同じ問題をかかえている各地の石炭化計画にも影響を与えそうです。
同社は、断念の理由として、節電の定着、国の温室効果ガスCO2排出量の削減対策強化などを挙げています。
日本共産党赤穂市議団と環境問題を考える市民の会などは、くり返し学習会をひらき「石炭火力発電は天然ガスの二倍ものCO2を出す。風力や太陽光など再生可能エネルギーへという世界の流れやパリ協定に逆行する」「石炭を燃やせばPM2.5や水銀など人体に有害な物質がでる」と反対の声をあげてきました。
関電主催の環境アセス説明会(十五年十一月)では、予定時間を超過しても質問が殺到し、「関電一社のもうけのために市民に環境悪化の犠牲を強いるのか」という批判が噴き出しました。共産党市議団は「関電の環境影響調査が出てから判断したい」と言う赤穂市長の消極的な姿勢を毎議会で追及、計画に反対するよう強く求めてきました。 (武田信幸=民主赤穂編集部員)

日本共産党と民青同盟が甲南・関学などで宣伝

社会を変える展望学び行動する民青同盟の活動に受験生共感

日本共産党兵庫県委員会と東灘・灘・中央地区委員会、民青同盟兵庫県委員会は甲南大学や関西学院大の受験生を応援し、大学生活への期待や不安を聞く宣伝に取り組みました。
二月二日~四日に宣伝を行った甲南大学では、「努力した人が報われる社会になってほしい」と話す受験生が民青同盟に加盟しました。
加盟した受験生は「三人兄弟で父親が頑張って働いてくれていても生活は苦しい。学費を下げてほしいし、バイトが見つかるか不安です」と話しました。また「ヤジばかり飛ばしている国会議員はいらないですよね」と今の政治への怒りも話しました。
一緒に対話していた西ただす神戸市議が「議員は市民の声を聞いて政治に生かすのが仕事。自分も市民の声を聞くために毎日駅頭宣伝しているんだ」「政治や社会への怒りを語り合ったり、変えていく展望を学びみんなで行動できるのが民青同盟。一緒にやろう」と呼びかけると、受験生は加盟を決意しました。
別の受験生は、「十八歳選挙権で投票権を得たけど、政治や社会のことを学ぶ場が少ないと思います」と話し、宣伝に参加していた民青同盟員から民青同盟の活動の様子を聞き、連絡先を交換しています。

甲南大学前で対話する大前市議

甲南大学の宣伝にはOBの大前まさひろ神戸市議が連日参加。机と温かいお茶を用意して試験で疲れた受験生をねぎらいながら、大学生活への期待や不安、今の政治に対する思いを聞きました。
四日の関西学院大での宣伝でも、「投票率が低すぎるのを変えたいと思って法学部政治学科を受験します。試験が終わったら民青同盟の話を詳しく聞かせてほしい」という受験生がいました。教育学部の受験生からは「家族が全員教員で自分も教員をめざしています。中高生への無料塾スタッフに興味があります」という声も出されました。
青年の要求を出発点に、学び行動する民青同盟の活動に受験生から共感が寄せられる宣伝になっています。
党県委員会と民青同盟は引き続き私立大学の入試宣伝や、二月二十五日に行われる国公立大の入試でも受験生向け宣伝に取り組む予定です。

カンキン240回

関西電力神戸支社前での原発ゼロをめざす神戸行動


二月三日、二百四十回目の原発ゼロをめざす神戸行動が関西電力神戸支社前で行われ、四十人が参加しました。
昨年初めから神戸支社前で行われていた津波対策の名目でずっと続いていた工事も終わり、今回から広々と場所を使って行動することができるようになりました。
参加者からは――
「福島第一原発の内部が五十三万ミリシーベルトで、一分間で人間が死ぬレベルのものと報道された。私たちが生きている間に廃炉の見通しが立つのか。孫の世代や、その先の世代に責任を負わすような原発はおかしい」
「台湾は福島原発の事故に学んで二〇二六年までに原発なくすと決めた。どの国も福島事故から学んでいるのに、日本だけが学んでいない。安倍政権を変えないといけない」―などの怒りの声が語られました。(写真上)
また、春休みに宝塚で行う福島の子どもたちを招いた保養キャンプも紹介されました。

日本共産党市議団がごみ問題学習会

大型焼却施設建設・民間委託:三木市方針に市民の不安


日本共産党三木市議団は元国会議員で、現在、環境資源廃棄物問題研究家として活躍している岩佐恵美氏を講師に招き、ごみ問題学習会を行いました。急な開催にもかかわらず四十一名もの市民が参加しました。
三木市は、口吉川地区にある産廃事業者が新たに大型焼却施設を建設してそこで産業廃棄物と一般廃棄物の混焼する全面民間委託を打ち出しました。市民からは、ごみ処理の全面委託が賢明な選択なのか疑問の声があがっています。
岩佐氏は「そもそもごみ問題とは」から説き始め、三木市が人口一人当たりのごみ排出量で県内トップであり、リサイクル率も決して高くないこと、事業系ごみの割合の高いことがその大きな原因であることを明らかにしました。
さらに、国のごみ行政の問題点として、大型焼却炉を推進しており、ごみそのものを少なくする方向からも矛盾していることを指摘しました。
参加者からの「三木市がごみを民間に委託することについてどう思うか」との質問に対して、岩佐氏は「民間事業者はごみを燃やして収益を上げる。三木市はごみの量を少なくするために住民の全面的な協力を得ながら事業に取り組まなければならなりません。行政が単に民間事業者に任せた方が安上がりであることを理由に民間委託しようとしていることは問題です」と指摘しました。(板東聖悟=三木市議)
講演する岩佐氏

東日本・東北―復興支援へ「A wish チャリティコンサート」

神戸青年合唱団・JMITUなど


二〇一六年四月十六日に起こった熊本震災は甚大な被害をもたらし、被災者は不安な生活を余儀なくされています。阪神・淡路大震災から二十二年、東日本大震災から六年が経過しました。兵庫県でも復興住宅からの一方的な退去命令があり、東京電力、福島原発事故終息宣言による規制区域解除で補償金の停止、また九州電力は知事の停止要請を無視して原発の運転を継続したままです。そして熊本では瓦礫の撤去遅れにより復興が被災者の思うように進んでいない状況が続いています。
このような状態をなんとかしたいと、神戸青年合唱団、JMITU通信産業本部兵庫支部などが実行委員会をつくり、三月五日、震災復興支援チャリティーコンサートを多くの人たちの協力を得て被災地に寄り添いながら開催し、収益の一部を被災地へ贈ろうと企画しました。
演奏会は、みんな歌う会、沖縄のエイサー、ピアノ独奏、オペラ歌手による熊本民謡、共同作業所の仲間の演奏、働く仲間のうたごえ、市民合唱団の演奏などが楽しめます。(兵頭和子=神戸青年合唱団)

復興支援 A wish(願い 想い 希望)チャリティコンサート

3月5日(日)14時20分開演/ピフレホール/参加協力券1,000円/連絡先:神戸青年合唱団(樫木)☎090-2284-0058、JMITU通信産業本部兵庫支部(増田)☎090‐2101‐7662、email: ma_ssan@agate.plala.or.jp
練習風景

大門みきしエッセイ:ユーモアって、なに?

二月三日、衆議院予算委員会で、日本共産党の清水ただし議員が、カジノ問題で安倍首相を鋭く追及。よく準備された切れ味のいい見事な質問で、清水さんらしいユーモアも聞く人を引き付けました。
中野晃一さん(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合、上智大学教授)のことばを思い出しました。「私たちは怒っています。しかし、怒っているだけの人たちに、人は寄ってきません。より広げるためにはユーモアもいります」(一月十七日、党大会でのご挨拶)。
権力の不正を厳しく告発し続けるアメリカの映画監督、マイケル・ムーアさんも、以前から「左翼の運動にもっとユーモアを」と呼びかけてきました。「運動に怒りは必要だが、それだけでは人を遠ざける、話し手にユーモアがあると、聞き手は信頼を寄せてくれる」「権力追及の最大の武器はじつはユーモアだ」と。
ところで、ユーモアとはなにか。
中野さんのことばが話題になったとき、わが党の若手の女性議員Aさんが私に「質問になると、いつも最初から最後まで怒りっぱなしだと、自分でも思います。ユーモアなんて無理だけど、もう少し余裕をもてないものかと悩んでしまう」といったことがあります。悪政への怒りがこみ上げるのは当然のこと。「怒りっぱなしも、度を過ぎるとユーモアになるから」と慰めました。
ユーモアは、たんにジョークのことではなく、人間の可笑しさにたいする愛しみのようなものだと思ったからです。 (日本共産党参院議員)

大雪被害:「自助」では地域も農業も疲弊

金田峰生

雪害の実態を追って、丹波市に続き、二月一日に篠山市、五日には宍粟市と朝来市を訪ねました。
*
2月5日の宍粟市内

宍粟市在住の八十歳台の方は、毎週月曜日の入浴サービスを楽しみにしていましたが、一月二日、九日と続いて休日。待ちに待った十六日。宍粟市でも二十数年ぶりの積雪。翌週も降りつもり、月末になっても雪が解けず、雪かきもできないため、サービス車が入れません。結局、新年になって初めての入浴は「明日(二月六日)の予定」とのこと。
まだ一面真っ白でしたが、職員は「これは災害と同じです」「もう待たせてはおけません。何としても行きたい」と言ってくれました。
雪に阻まれ、介護を提供できないまま帰らざるを得なかった場合、介護報酬は支払われません。事業所運営も大きな痛手です。何より利用者の健康で文化的な生活が損なわれています。まさに行政の出番です。
*
雪で倒れた岩津ネギ(朝来市)

篠山市では、苗を育てるビニールハウスが潰されたため、米作りが危ぶまれています。朝来市では特産の「岩津ねぎ」が打撃を受けています。
国は「共済がある」と言いますが、ビニールハウス一棟あたりの掛け金が年一万円として、五年間で五万円。概ね五年ごとに新調するビニールが約四万円。厳しい営農状況の中、十数年から数十年に一度あるかないかの災害に備える余裕はありません。
政府や行政がこのまま「自助」を言い続けていたら、地域も農業も一層疲弊するでしょう。一刻も早い対策が切望されています。(日本共産党国会議員団兵庫事務所長・衆院兵庫十区予定候補)

みんぽう川柳〈一月〉「新しい」

選者 島村美津子

特 選

共謀罪怒と始まった新年も
明石市 小西正剛
【評】罪なき多くの人々を罪に陥れたかつての「治安維持法」とそっくりな「共謀罪」、名を変えて「テロ等準備罪」を安倍政権は今国会での提出を狙っています。憲法で保障された永久に戦争のない自由で平和な世の中であり続けられるように願わずにはいられません。

入 選

新年に期することあり一人酌む
神戸市 川上俊智
新しい空古い空気を切り刻む
神戸市 山元三恵子
津々浦々新基地NOの声高し
神戸市 塩谷凉子
新年の願いは一つ平和です
明石市 門脇かつ子
お正月水仙凛と平和でと
芦屋市 梶原嘉代子
新しい年は共闘アベ倒す
神戸市 梶山洋枝
新しい手帖に先ずはアベ打倒
神戸市 山本尚代
新しい靴を一足やっと買う
神戸市 松尾美恵子
錆びぬ人漱石という新しさ
神戸市 水田裕子
新札を数え思案のポチ袋
神戸市 玉山歳子
白内障手術して見る新しい朝
尼崎市 富田明美
新しい日記とにかく二カ月へ
神戸市 長沼幸正
新しい政治希望は立憲政治
神戸市 高馬士郎
新しい市民の声が聞こえくる
神戸市 古賀哲夫

阪神・淡路大震災22年、東日本大震災6年―復興を祈念して


敵対していた川上村の娘と川下村の青年が恋におち、両親の許可なく婚礼をあげることになり、両方の村は大騒ぎ――七夕伝説をもとに創作したマダン劇を韓国民族芸術団「クンドゥル」が神戸で上演します。
同団芸術監督のチョン・ミンギュ氏は「大震災で被害にあわれた方や東日本大震災でこの地域に移ってこられた方々にとって温かな癒しになってほしいと願い準備しました」「また韓日間、朝鮮半島、東アジアの平和に思いを致す機会にもなればと思います」と語っています。

『烏鵲橋(おじゃっきょ)アリラン』
:韓国民族芸術団「クンドゥル」マダン劇公演

3月23日(木)18時30分開場/神戸文化ホール中ホール/友情出演:金昴先(キム・ミョウソン)/一般3,000円、高校生以下1,500円/問い合わせ・申し込み:姫路労音☎079‐288‐6600

段重喜「炎上大統領」


観感楽学

これで二回目の「観感楽学」です。私は二十五年近くソフト開発の会社で働いていましたので、今回はコンピュータ関連ネタで書いてみたいと思います▼いま「働き方改革」とかで「三六協定」や「残業時間」が話題になっています。そもそもソフト業界は残業の多い業界だと思っています。学校を卒業しソフト会社に就職。他の業種のことをあまり知りませんが、毎月四十時間ぐらいの残業は普通でした。とにかく納期を守るため、必死で作業をしていました。ソフト業界みな同じで、これが常態化していました。これを疑問に思わず働いていたわけではありませんが、とにかく納品日厳守で頑張っていました▼ひと昔まえでは難しかったことでも、技術の進歩で、今では簡単にできるようになりました。これはソフト業界も同じです。すると「少ない人数、少ない期間で開発できるでしょ」となるわけです。人数は減らされ、短納期になり個人の負担が重くなり、結局、残業は減りません▼単純ではありません。社会全体が変わる必要があるでしょう。「八時間働けば普通に暮らせる社会」を切に願います。(ふ)

(「兵庫民報」掲載)

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「子ども食堂」のとりくみが神戸市長田区でも始まりました。

アベノミクスのもと格差と貧困が広がるなか、無償で食事を提供して子どもたちを支えようという「子ども食堂」が全国各地で取り組まれています。

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毎月第三土曜日の午前十一時三十分から午後二時三十分まで。小学生以下(入学前の子どもは保護者同伴)に無料でランチを提供します。(大人のランチ=四百五十円=もあります)。


初日の四月十六日には、看板をみて近所の親子連れが訪れました。

藤田さんは、「チラシをまいたり、初めから大規模にはできませんが、少しずつはじめて、一人でも多くの地域の子どもたちを支えたい」と語っています。

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佐藤さんは、「夫の職もなかなか見つからず、私も出産で働けず、貧困そのものでしたが、なかなか周りの人にわかってもらえませんでした。でも、ここへ来るとスタッフのみなさんやお客さんが子どもたちを温かく見守ってくれ、安心できました。他の子どもたちも安心できる店にしたい」と語っています。

(2016年5月1日付「兵庫民報」掲載)

兵庫民報2016-11-20

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