市民と野党の共闘豊かに発展させ憲法守り、公約実現へ全力
第二十四回参議院議員選挙は七月十日投開票で行われ、「自公と補完勢力」対「四野党プラス市民」が対決構図となる戦後かつてない選挙となりました。
日本共産党は、比例代表選挙で六百一万六千百九十五票(得票率一〇・七四%)を獲得し、市田忠義、田村智子両副委員長、大門実紀史氏、岩渕友氏、武田良介氏の五人が当選、東京選挙区の山添拓氏を加え、六議席を獲得。改選三議席を倍増、非改選と合わせ十四議席となりました。
市民と野党の共闘は、全国三十二の一人区すべてで統一候補を立て、青森・岩手・山形・宮城・福島・山梨・長野・新潟・三重・大分・沖縄の十一選挙区で勝利しました。
*
![]() |
投票日の翌朝、元町駅前で挨拶する金田峰生氏(右) (中央は堀内照文衆院議員、左は松田隆彦党兵庫県委員長) |
![]() |
比例で当選した大門実紀史氏(左から3人目) |
*
選挙期間中には、安倍首相が公明党候補の応援に入るなど、各党党首がかつてなく兵庫入りする大激戦となりました。
そのなかで、関西市民連合やママの会で活動する人々などが日本共産党の演説会で訴えるなど、市民と野党の共闘もすすみました。
*
日本共産党兵庫県委員会と金田峰生氏は、「物心両面のご支援、ご協力をくださったすべてのみなさまに心から感謝を申し上げます。今回生まれた市民と野党の共闘を今後さらに豊かに発展させるとともに、安倍暴走政治に対決、憲法を守り、公約実現へ全力を尽くす決意です」と表明しています。
(2016年7月17日付「兵庫民報」掲載)
