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後援取り消しのりこえ:平和と文化のつどい

加古川・高砂・稲美・播磨



十月二十三日、加古川市民会館で約六百人が参加して第十一回「平和と文化のつどい」が開催されました。
主催している二市二町九条の会つどい実行委員会(加古川市・高砂市・稲美町・播磨町の七つの九条の会)は、昨年の安保法制強行採決に続いて、南スーダンへの駆けつけ警護などを前にして準備を進めていましたが、既報の通り、十日後に開演を控えた段階で、加古川市・稲美町・播磨町から一斉に後援の取り消しが通知されるなか、各市町に対する申し入れ活動や緊急学習決起集会(五十人)を開催して、警備体制も組んで無事講演会を成功させました。
講演会は、「あしたのための声明書」(自由と平和のための京大有志の会)の朗読で幕を開け、文化事業としては、東播センター合唱団による平和の歌声、加古川市在住の高橋竹仙氏による津軽三味線の演奏が行われました。
第二部「記念講演」では、小林節慶応義塾大学名誉教授に、「自民党改憲草案の意味するもの」と題して、わかりやすいお話をしていただきました。高橋竹仙氏も「出演にあたり、日本国憲法を読んでみた。小林先生の話を聞いて、今までは国民が憲法を守らなければならないと思っていたが、為政者をしばり、守らせるものであるということが分かった」と感想を述べられました。
今回のような後援取り消し・拒否は、「中立性」を盾にして自民党の改憲策動を容認していく全国的な動向だとみられています。小林名誉教授も講演の中で「行政の中立性とは、すべての立場を色をつけずにサポートすることだ」と批判しました。
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講演会を終え、実行委員会では、来るべき国民投票に焦点を当てた旺おう盛せいな取り組みを展開しようと意思統一しました。
(立花俊治)

(2016年11月6日付「兵庫民報」掲載)