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兵庫民報2016-11-20

日本共産党を語るつどい各地で

国会議員の訴えに入党者次々


淡路:総選挙勝利へ党の力を大きく:宮本議員が訴え


「日本共産党と未来を語るつどい」を十一月十二日、洲本市文化体育館で開催。用意した資料がなくなるほどの盛況振りでした。
近藤昭文洲本市議の司会で始まり、新町みちよ衆院兵庫九区予定候補は、総選挙で頑張る決意を示すとともに、十九歳の青年を党に迎えた経験を語り、参加者に「社会を変える主人公に」と入党を訴えました。
宮本岳志衆院議員は、TPP承認案と関連法案の衆院本会議採決で、地元選出の自民党の西村衆院議員が賛成討論を行なったことを批判し、米国が離脱の方向へ動き、日本の国益を売り渡し、大企業の儲けにつながるTPP反対にむけ、衆院選挙で審判を下そうと強調しました。
宮本氏は、「総選挙はいつになるかわからない」と解散の可能性に言及し、「総選挙で勝利するためにも党の力を強く大きくしたい。日本共産党に入っていただきたい」と参加者に入党を訴えました。
宮本衆院議員は、『JCPマニフェスト』を手に、日本共産党の戦前のたたかいや自衛隊問題、天皇をどう考えるか、未来社会論などを縦横に語りました。
参加者からは、「平和外交をどうやって進めるのか」「自衛隊解消には疑問」「千島問題の党の政策は」「差別と断定できないという閣僚の発言は」などの質問に宮本衆院議員は丁寧に答えました。
(岡田教夫=党淡路地区委員長)

宝塚:ユーモアあふれる清水議員、3人が入党を決意


十一月十二日宝塚の総合福祉センターで「日本共産党宝塚のつどい」を開催。清水ただし衆議院議員が講演しました。
清水議員は、お笑い芸人として取り組んだ阪神・淡路大震災ボランティアで多くの共産党員・後援会員に出会い、「まじめな党だけどとっつきにくい」というイメージが「困った時に献身的な活動をする政党」に変わり、いっしょに政治を変えようと入党を決意したことを話しました。
アベノミクスについて、大企業が最高の売上をあげているのに国民には消費税増税と社会保障改悪を押し付けていると批判。税金の使い方について日本の安全とは関係なく海外へ戦争しに行く軍事費、三兆円もかける不要不急のリニア計画を批判。過労自殺を起こした電通にもふれ、労働時間の上限が定められていない日本の雇用ルールが世界でも類を見ないもので「過労死」を訳す言葉が世界のどこにもないこと、厚生労働委員会で堀内照文衆議院議員が奮闘をしていることを報告しました。
平和の問題では青森の自衛隊が南スーダンへ派遣され、安保法制による新たな任務(武器使用の拡大)を帯びた活動が始まろうとしていることを憲法違反と批判しました。
新潟県知事選挙については原発再稼働反対、TPPの交渉参加反対という県民の思い・大義にたった米山氏と野党・県民の勝利だと報告しました。
国会のなかでも党の議員が増えたことで質問時間が延びたこと、今この時期に共産党に入党をして大きくしてほしいと訴えました。
終始、ユーモアが入り会場は笑いに包まれながらも共産党を大きくしたいと共感がひろがりました。講演後、清水議員も働きかけに参加し、三人が入党を決意してくれました。(吉見明彦=党阪神北区地区委員長)


姫路:『JCPマニフェスト』手に熱弁の宮本議員にあいづち


十一月十三日、姫路市の網干市民センターで、宮本岳志衆院議員を囲んで「日本の未来を語る集い」を開きました。
宮本議員は日本共産党の綱領と日本国憲法とを縦糸に国内外情勢を横糸に、戦前の党の歩みから日本の未来の展望まで、『JCPマニフェスト』を手にかざして大阪弁で熱弁を振るいました。
会場からはみんなが関心のある、日銀の物価目標などの経済政策、TPP承認問題、医療介護制度の今後、中国の核への態度や社会主義、軍需産業の実態、安倍首相の外交とODAの本質、党議員の政務活動費の不正問題、タックスヘイブンなどのテーマの質問がとぎれることなく飛び出し、的確かつ即妙な回答も相まって参加の八十五人はあいづちを打ち、時には爆笑ありと熱心に耳を傾け会場が一体となり大いに盛り上がる二時間でした。宮本議員は「一人でも多くの方が入党されることを願っています」と訴え、東京への帰途を急ぎました。
参加者からは、一九四三年十月の学徒出陣神宮外苑壮行会の際、東条首相兼陸軍大臣の行った訓辞を紹介されことが大変印象に残ったなどの感想が寄せられています。
(苦瓜かずしげ=姫路市議)

高砂:ともに歴史を動かそう:堀内議員が訴え


日本共産党高砂市後援会は十一月十三日、堀内衆院議員を迎えて「日本の未来を語り合うつどい」を高砂市ユーアイ帆っとセンターで開き、三十五人が参加しました。
堀内議員は、安倍政権の暴挙とおごりを批判。政府が年金について物価が上がっても賃金が下がれば年金を引き下げる法案を狙っていること、介護保険利用料を一割負担から二割・三割へ、保育では規制緩和のなか認可外の施設で死亡事故が起こったことなどを示すとともに、年金財源の国庫負担を増やして下支えをつくるなど安心して暮らせる年金制度や医療、介護、保育などの日本共産党の提案を紹介しました。
福祉を充実させることは、高齢者のためだけではない。負担者の軽減にもなり、若者の雇用が増えて地域の活性化が生まれると訴え、日本共産党が提案している税金の集め方、使い方、働き方の「三つのチェンジ」を示して「市民と野党の本気の共闘で歴史を動かす取り組みをともに」と強調し、つどいの後、四人の方に入党の呼びかけをしました。
(坂辺勝彦=高砂市議)


観感楽学 

核兵器禁止条約の制定交渉を来年から開始するとの国連決議案に日本が反対したことに国際的に強い批判がわき起こっている。百二十三カ国も賛成する決議案に、九十六年以来続けてきた棄権の態度を変更したのだ▼直前に米国は、「核抑止力」に影響がでるからと日本やNATO諸国などに採決での反対投票を強く求める書簡を送った。決議案採択を勧告した国連作業部会を設置する決議(昨年十二月)は反対十二・棄権三十四だったが、今回は反対三十八・棄権十六に変化したことに米圧力の効果が表れている▼日本のように棄権から反対に変更した国が二十にも及ぶ。米国書簡は「抑止力に影響が及ぶ」具体例として核兵器の使用や脅しの禁止、核戦争計画への参加の禁止、核兵器積載艦艇の寄港禁止など九項目を挙げ、「条約に署名すれば、核兵器による防衛の申し出があっても、拒否せざるをえないかもしれない」と脅す▼安倍政権が米国の圧力に屈して禁止条約の交渉開始に反対し、核戦争を容認するまでになったことは見逃せない。「ヒバクシャ国際署名」を広げ、諸国政府と市民の運動の共同の力で、正式採択される国連総会で日本政府が賛成に廻るように迫らねば。 (K)


「部落差別の解消の推進に関する法律案」百害あって一利無し〈3〉

村上保(兵庫人権問題研究所事務局長)

前回、山口氏が虚偽答弁をしていることを実証しましたが、この答弁を吟味せず、また、法案全体を理解できずに兵庫県健康福祉部人権推進課の担当者は、「ヘイトスピーチ法と同様に理念法と思っている」と兵庫県地域人権運動連合の要請の際に答えています。担当者としては失格です。
全会一致で成立した「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」(いわゆる「ヘイトスピーチ法」)は、対象者「本邦外出身者」と目的「不当な差別的言動」の禁止がはっきり明示され、その「不当な差別的言動」の定義が第二条で明解に示されています。
3「部落差別解消推進法案」真の狙い
では、「立法事実がない」「理念法でもない」のに、なぜ突然、この法案が提出されるに至ったのでしょうか?
一つは、昨年来の全国規模で展開された「立憲主義と民主主義」違反の「安全保障法制(戦争法)」反対運動での市民と野党共闘の分断を狙ったことでした。
これは歴史が証明しています。「特別措置」法が行われていた一九七〇年代から部落解放同盟(以下、解同)による暴力的糾弾・利権あさり、それに追随・利用した行政の不公正・乱脈な同和行政により、当時の社会党と共産党の共闘で実現した「革新自治体」が解同の支持する社会党の離反により次々と破壊されたばかりか、統一戦線の一翼を担っていた部落解放運動も分裂させられました。解同による蛮行や不公正・乱脈な同和行政を批判すると「(部落)差別」とされました(マスコミも解同の無法に屈し、報道せず)。
その頂点が、社共統一による兵庫県知事選挙の真っ最中に、行政や警察権力に庇護された解同により一九七四年に但馬地方で引き起こされた八鹿高校の先生方への集団リンチ事件・「八鹿高校事件」でした(当研究所刊行の『今、あらためて八鹿高校事件の真実を世に問う』参照)。その結果、兵庫でも革新統一の力は発揮されませんでした。
なお、第一回で指摘したように法案には「部落差別」の定義がありませんので、解同等が恣意的に「部落差別」と断定し〈それゆえ、「解同」法案という人も〉、無法が再来することは明白です。
もう一つは、法案第五条にうたう「教育・啓発」で、憲法の豊かな人権保障の原理を差別問題に矮小化し、安倍自・公政権などによる国民への広範な人権侵害の事実を覆い隠す役割とその人権侵害を克服する人権行使を抑える役割があります。
この法案は、解同の要求を巧みに利用しながら「部落差別」を残し、強調するためのものです〈これが「部落差別固定化」法案と呼ぶ理由です〉。
(続く)

戦争法発動許すな、閣議決定撤回を

憲法共同センターなどが緊急抗議宣伝


憲法改悪ストップ兵庫県共同センターなど8団体は11月15日昼、安倍内閣が南スーダンPKOに派遣する自衛隊に「駆けつけ警護」の任務を与える閣議決定を同日午前に行い、安保法制(戦争法)を発動したことに対する緊急抗議宣伝を神戸元町・大丸前で展開。約 50人が参加して順次マイクで訴え、ビラを配り、署名を呼びかけるなど、閣議決定の撤回と安保法制の廃止を強く主張しました。1時間たらずの宣伝で40人あまりが署名に応じました。


神戸市長選展望し、あったか神戸が市民集会

市政変える運動広げよう


市民にあたたかい神戸をつくる会(あったか神戸)は十一月十二日に、「市政転換・要求実現市民集会」を神戸市内で開催し、百三十人が参加しました。
*
集会では、日本共産党の金沢はるみ議員が、久元市長三年間の市政運営について報告しました。
久元市長が熱中する三宮再開発が国家戦略に沿って進められ、中央区役所や図書館が住民不在で移転させようとされていると告発。その一方、人口減少や高齢化で苦しむ地域から、幼稚園や保育園がどんどん廃止され、保守層や与党議員からも「一極集中」だと批判が出ていると指摘。あったか神戸の「三宮一極集中ではなく、九行政区バランスをとれた発展を」とのスローガンが大切になっていると報告しました。
会の共同代表の森口眞良氏は基調報告で、久元市長の三宮一極集中の開発に対置して、あったか神戸の会が、地域の切実な課題を掲げて運動を広げることを呼び掛けました。
集会では、加盟する三つの団体からと九つの行政区の会から、神戸市の小学校給食値上げ計画をストップしようと署名を集めている運動の報告や、交通不便地域が多く各区で公共交通の充実が必要という発言がありました。また、選挙のない年でも頑張るため毎年学習会や地域要求で区交渉を行ってきた兵庫区の会の経験、地域の会館を廃止から守る署名を集め移転存続に変更させた灘区の会の経験が報告されました。
集会には、借上復興住宅弁護団事務局長の吉田維一弁護士が連帯挨拶。借上復興住宅の入居者を守るための裁判闘争も重要だが、被災者を被災自治体が提訴するようなことが、二度と起こさないように、来年の市長選で争点化をしてきたいと述べました。
まとめの報告をおこなった那須由美子事務局長は「各地域や団体から、様々な要求がだされ、その要求を掲げたたかう決意を固めあえた市民集会」だったとして、市長選に向け「候補者づくり、組織づくり、政策づくりすべての面で市政を変える運動をひろげよう」と訴えました。


ねりき県議、金沢・朝倉両神戸市議が特別支援学校を視察


ねりき恵子県議と、金沢はるみ・朝倉えつ子両神戸市議は十一月十日、神戸市北区にある兵庫県立神戸特別支援学校を視察に訪れました。
*
応対した大橋勇教頭、谷元浩好事務長が学校の概要を紹介しました。生徒が増え五年前からプレハブ校舎の使用を余儀なくされていたが、三年前に兵庫区に神戸市立友生特別支援学校が新設され、利用人数も分散されるようになり、プレハブ校舎も来年度から解消されると説明しました。
ねりき県議らは、バスによる通学時間の長さや乗降場所の屋根、エレベーターが使用しにくいなどの要望を伝えました。
また校内、エレベーター、運動場、バスの乗降付近などを視察しました。
学校側からは、プレハブ校舎撤去に際し、一緒にとりつけた渡り廊下の屋根は、おいてほしいなどが要望として出されました。
ねりき県議らは、引き続き要望などの情報交換をおこない、よりよい学校運営ができるように連携し、必要な改善を県などにもとめていくことを約束しました。


兵庫県弁護士会「いわゆる共謀罪法案の提出に反対するパレード」 


兵庫県弁護士会が「いわゆる共謀罪法案の提出に反対する街頭パレード」を十一月十二日、神戸・元町商店街の六~四丁目で行いました。
同弁護士会は過去五度、「共謀罪」新設に反対する会長声明を発表。現在、安倍政権がねらう「テロ等組織犯罪準備罪」も「共謀罪」法案と同等、基本的人権に対する重大な脅威となるとして法案の国会提出を許すなと取り組んでいます。


十二月十八日には十四時から東遊園地北~三宮センター街のパレードを予定しています。


ひなたぽっころりん〈586〉




地域医療を守る但馬住民集会

「ベッドゼロ」取りやめ、入院できる日高病院を!

但馬の会の署名六千に迫り、区長協議会署名も一万超す



地域医療を守る但馬住民集会が十一月十二日に、日高農村環境改善センターで地域医療を守る但馬の会主催で開催され、百二十二人が参加しました。
*
同会の千葉裕代表があいさつで――私たちが取り組んでいる署名は五千八百筆を超えている。透析患者さんが一人で二百筆を集めたり、老人会からの署名やカンパも寄せられたりなど運動が広がっている。区長協議会の署名も一万筆を超えている。病院組合主催の説明会でも反対の声が続出している。保険医協会の先生方のご協力もいただいている。住民の力を集めて日高病院を守ろう――と訴えました。
今西(筆者)は――「日高病院には入院ベッドが絶対必要」と題して記念講演、県の策定した地域医療構想の但馬は病床過剰とか、医師不足は解決できない、入院はできなくても在宅医療で補えるという当局説明の誤りを克服して、日高病院をまもりましょう――と様々な資料やデータをもとに説明しました。
地元の和田邦子さんは――母親も日高病院でお世話になった。私自身が一人暮らしで、高齢化しているので、日高病院からベッドがなくなるのは大変不安――と発言。
患者の中家和美さんは――日高病院で目の治療を受けて入院もし、大変ていねいな治療を受けた。当局が患者のことより経営を優先させている姿勢はおかしい――と批判しました。
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地元の谷垣正人医師が――医師不足を病床廃止の理由にするのは本末転倒。医療費抑制というが、医療費統計をみても但馬の住民は県内でも最も医療費を使っていない。但馬で入院できる病院がないため、丹波の病院などに多くの方々が入院されている。日高病院でベッドを廃止すれば、医師の疲弊は一時的には解消されるかも知れないが、入院出来ない患者がさらに増大していく。出石病院は生活圏が違う、高齢者の入院は家族が近くにいる生活圏が望ましい。病院組合や自治体はまず入院ニーズを調査把握し、必要な医師確保を病院と自治体の責任で行うべき。なによりも住民の声を聞くべきだ――と病院組合のベッド廃止方針やすすめかたの問題点を指摘しました。
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ろっぽう診療所長の藤井高雄医師は――いま日高病院は透析、回復期、慢性期、リハビリ、健診と多方面に頑張って住民の命を支えている。救急で豊岡病院に送っても、満床で受け入れてもらえないこともあるのが現実。住民にとって日高病院の入院ベッドは絶対必要です。日高病院の医師の厳しい勤務環境を病院組合と自治体が責任をもって改善し、県の養成医の派遣要請もしっかりと行って医師確保を行うべきだ――と発言しました。
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日本共産党豊岡市議会議員で豊岡病院組合議員の奥村忠俊さんは――耐震診断の結果、危険だと判明したが、これを病床廃止の口実にするのはおかしい。住民の要望は入院機能のある日高病院の建て替えであって、診療所化ではない。日高病院のベッドを守るために議会の中でも全力で奮闘する――と決意を表明しました。
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出石から参加した土野郁子さんは――豊岡病院で看護師をしていた経験から、但馬でしかできない地域に密着した医療の姿を多くの先生方に知ってもらえれば、必ず医師不足は解決できる。かつて出石病院を守ったように、住民の力で入院ベッドのある日高病院を守っていこう――と発言しました。
(今西清=兵庫の地域医療を守る会代表)


神戸・平野支部が党を知るつどい

コーヒー楽しみつつ、情勢と展望語り、疑問にも答え


いま県下各地で日本共産党綱領と日本の未来を語るつどいが多彩に開催されています。
十一月十三日には、神戸市兵庫区の平野支部が「日本共産党を知るつどい」を喫茶店を借りきって開催。小林明男日本共産党県常任委員が『JCPマニフェスト』(綱領)パンフを使って、参院選後の情勢と日本共産党のめざす展望について語りました。
参加者からは、「日本維新の会は支持が高いが」「家族が共産党ぎらいだが」などの疑問も出され、コーヒーを飲みながら懇談しました。
大かわら鈴子神戸市議が、看護師だった時、保守的な地域の出身でためらいもあったが「せっかく良くなった患者が途中で退院して悪化する、社会を変えないといけないと日本共産党への入党を決意した」などの体験も語りました。
このつどいに初めて参加した八十代の「しんぶん赤旗」読者の方が「若い時からずっと共産党を支持して来た。赤旗をいつも楽しみにしてます」と入党を決意しました。
平松順子衆院二区予定候補も参加し、あいさつしました。


第6回東日本大震災救援ツアー

これからも被災者によりそって

ふじたに香恵子(衆院兵庫三区国政委員長)

東日本大震災救援バザー実行委員会の第六回救援ツアーが十一月六日から八日の日程で行われ、三十二人が参加。私は、近所の赤旗読者の方が手作りされた「ひまわりブローチ」百個を持っての参加でした。
一日目は、南相馬市小高地区を渡部寬一日本共産党市議の案内で視察しました。二日目は、郡山市内の仮設住宅(川内村・富岡町の住民が入居)で、もちむぎ素そう麺めんの炊き出しと無料バザーを行い、たいへん喜んでいただきました。

*南相馬市

閑散とした南相馬市街地

津波、地震、そして原発事故の放射能汚染による三重苦は、南相馬市でも同様で、原発事故さえなければ実りの秋を迎えていた農地に雑草が生い茂り、放射性物質を含んだ除染土などの仮置き場となっていて、三段・四段と山積みされた真っ黒の袋が広大な土地を占領していました。環境省の除染計画は縮小され、空き家、森林は除染されないとのこと。
今年七月に避難指示が解除されましたが、これでは住民は戻れません。壊れたままの家、住む人がいなくなった立派な家が放置されたままの惨状を目の当たりにし、政府の原発事故収束宣言にあらためて大きな怒りを覚えました。
福島県は、収束どころかますます深刻な事態となっています。収束宣言を受けて、大手マスコミが原発報道をほとんどしなくなり、「収束したのだから」と自宅への帰還と賠償金の打ち切りが強行・推進されています。

*仮設住宅

仮設住宅での交流会

仮設住宅での被災者のみなさんとの交流では、来年三月の仮設住宅打ち切り・閉鎖に対し、「帰っても病院がない、店がない、家もない」「小さな子どもは帰れない」「どうやって生きて行けばいいのか」などの不安と、政府への怒りの声があがりました。

神山県議(中央)を囲んで
(右となりが筆者)

交流には日本共産党の神山悦子福島県議が参加し、「いわぶち友参院議員とともに政府に被災者の実態をぶつけ、国と東電に除染の徹底と賠償の責任を果たさせたい」「十一月十三日には県民集会をひらき、原発反対百万人署名にもとりくんでいく」と被災者を激励しました。
兵庫県からの参加者も、「福島の現状を周りにしらせ、復興するまでともに頑張る」との思いを語り、熱い連帯の輪が広がりました。

私は救援ツアーに参加し、これからも福島の方々の長い長い復興のたたかいに寄り添い、原発再稼働・原発輸出をすすめる安倍暴走政治を一日も早くやめさせなければ、と強く思いました。


「あさぎ」十一月詠草 姫路年金者組合

昼のごと家と木陰を濃く落とし澄みたる空に十五夜の月
空高く十六夜の月うっすらと雲がかるをしばし見上ぐる
藤原信子

うす暗き木陰に生えし雑茸を今年も喰わん命がけにて
汁物も御飯にしても美味しいが人にはすすめぬ山の雑茸
山下直子

清明小グラウンド北に住家あり元気な子供の声がはじける
日がおちて練習にはげむ子等の声チャイムの音が響きわたるも
江藤雅江

戦時中学校近き駄菓子屋にこんにゃくだけの関東煮売る
生温かく核心衝かぬ国会の質疑応答歯痒くてならぬ
衣川有賀子

旅に出て家事を忘れて五日めにでんと聳える鳥海山見る
歌友より掘立て里芋いただいて包あければ土の香ただよう
常田洋子

風呂上がり床に座しいて調理する週三日にて命養う
時くればIHにのせ温めて飯かみくだす喉ごしも良し
田渕茂美


鳥取県中部地震被災者への支援募金にご協力ください

10月21日に起こった鳥取県中部地震は、平井伸治知事も「鳥取県西部地震を上回る被害」と述べているとおり、被害実態が日を追うごとに広がっているようです。被災者の生活再建などが長期化することも予想されます。
被災者支援のための募金へのご協力をお願いします。

  • 振込先口座 ゆうちょ銀行
  • 記号:01130‐9 番号:31116
  • 加入者名:日本共産党兵庫県委員会

*通信欄に「鳥取募金」「被災者支援」など募金の目的を明記してください。問い合わせ☎078‐577‐6255

(「兵庫民報」掲載)

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(2016年5月1日付「兵庫民報」掲載)