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2016年10月16日日曜日

ZEROこねっと:核兵器ゼロをめざす世界のながれを学習


原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっとは十月二日、兵庫県原水協筆頭理事の津川知久さんを講師に招き、学習会「核兵器ゼロをめざす世界のながれ」をひらきました。
津川さんははじめに、七十一年前に二発の原爆が投下されたことによって被爆者の方が人としての尊厳を奪われ、いまなお世界に一万五千発の核兵器が存在していること、したがって核兵器廃絶は現在と未来の人類生存にかかわる喫緊の課題であると話しました。
そして、核兵器のない世界への新しい動きが広がっているとして、昨年の国連総会で核兵器廃絶条約の交渉開始を求める決議が百三十七カ国の賛成で採択され、採択を受けて今年設置された国連作業部会において「二〇一七年に核兵器廃絶条約の交渉開始する勧告」が賛成多数で採択されたことを紹介しました。
さらに、この流れを作ってきたのは被爆者自身の核兵器廃絶への思いと、その思いに共感した多くの人の行動だと語りました。この流れをさらに大きく動かすためにも被爆者自身が呼びかけ人になった「ヒバクシャ国際署名」を集めようと呼びかけました。
講演を受けて参加者からは「被爆国である日本が核兵器廃絶の世界の流れを止めようとしていることにショックをうけた。今日は世界の流れを知ることができてよかった」「世界にまだ多くの核兵器があって、それが駆け引きに使われていることに恐怖を感じる。核兵器の怖さを広げ、ヒバクシャ署名を集めていきたい」という思いが語られました。

(2016年10月16日付「兵庫民報」掲載)

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