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2016年10月23日日曜日

映画『山河ノスタルジア』:過去、現在、そして未来を描く

神戸映画サークル協議会市民映画劇場11月例会



一九九九年、二〇一四年、二〇二五年の中国山西省・汾陽(フェンヤン)を舞台に、その街に生きる女性教師タオと彼女に想いを寄せる二人の男性たちとの人生を、文化大革命後、改革開放政策の中、格差に揺れる内陸部の街の風景と共に描いた作品。
「山は移り、丘は動いても、わが慈しみはあなたから移ることはない」。時代を超えても変わらないもの――それが母が子を想う気持ちであり、旧友との絆であり、生まれ育った故郷だ。そんな想いがこの映画の中心点にある。
監督は常に市井の人々の姿を映画を通して丁寧に描いてきたジャ・ジャンクー。
(松本正憲)

『山河ノスタルジア』/11月18日(金)①11時②13時30分③16時④19時/19日(土)①11時②13時30分◎講演「中国における日本の映像文化の影響」袁葉(広島大学講師):16時~17時③18時/神戸アサヒホール4階/監督ジャ・ジャンクー 出演 チャオ・タオ、チャン・イー、リャン・ジンドン/2015年中国、125分/一般1,300円(当日1,700円)、シニア・障害者・大学生以下1,300円/☎078‐371‐8550、http://kobe-eisa.com/

(2016年10月23日付「兵庫民報」掲載)

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