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2016年10月2日日曜日

高江現地支援行動に参加

“安倍独裁”の一端垣間見た

安保破棄兵庫県実行委員会 後藤浩

沖縄から戻ってからも実態を訴え宣伝を続ける後藤さん(9月24日、元町駅前)

沖縄ではヘリパッド建設をめぐって東村高江で安倍自公政権の暴走政治が吹き荒れています。まさに権力むき出し無法政治です。安保中央実行委員会が呼びかけた第二回高江「現地支援行動」に(九月十一日〜十三日)参加して実感してきました。まさに「百聞は一見に如かず」です。
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十一日は那覇と名護で現状報告、学習、意思統一。
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十二日、高江一日目の行動は、午前六時半名護出発で現地到着八時前。十一日には民間ヘリによる資材搬入を強行していたので、今日は砂利搬入があるとの説明がありました。
参議院選挙が終わった途端に建設行動を強行し、抗議テント(N1ゲート前)を車ともども撤去した後に一チーム九人の民間警備員が三十分交替で二十四時間警備。それに対峙して我々が監視・抗議行動を開始しました。
十時を過ぎた頃、東京、神奈川、千葉、福岡などから動員された機動隊員五十人ほど(我々の三倍)が号令一下、二列縦隊の壁を作って、抗議行動者を「危険ですから後ろに下がってください」と言いつつ県道の路肩白線まで問答無用で押しやりました。
そうして空いた広々とした道路を、パトカーや機動隊トラック七台に先導された砂利満載のダンプカーが十台次々とゲートを警備員に守られながら通過していきました。
ゲートの向こうでは沖縄防衛局職員が警備しています。
機動隊員五百名。宿泊は一泊二万円以上するリゾートホテル。民間警備員などの費用を加えると一日数千万円。これが全部税金です。安倍政権がこれほど力を集中するのは「基地をこれ以上造るな」「自然を守れ」「話し合いに応じよ」と非暴力の抗議を粘り強く進めてきたたたかいの積み重ねです。
「勝利するまで諦めない」沖縄のたたかいは県民の奮闘と併せて全国からの支援あってこそだと改めて確認できます。
このあと高江から辺野古へ移動しての激励行動で十二日は終了。
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十三日も朝六時半行動開始。この日は高江のたたかいで歴史に残ることがありました。かねてから取りざたされていた自衛隊のヘリコプターの投入がいきなり挙行されたのです。
これ以上の工事の遅れが許されないとの理由とは開いた口がふさがりません。
自衛隊ヘリ使用の法的根拠も示さず、トラックなどを吊り下げてヘリコプターは県道を何回も横切っていきました。人命を軽視する米軍の姿勢とダブります。
安倍独裁政治の一端を垣間見る思いでした。

(2016年10月2日付「兵庫民報」掲載)

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