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2016年9月11日日曜日

非核の政府を求める会市民学習会

「基地があるから日本は守られている」など誤解を反証


非核の政府を求める兵庫の会は九月三日、市民学習会「それってどうなの?沖縄基地の話。どうする?普天間、辺野古、そして尖閣問題」を開催し、約八十人が参加しました。
講師は、ジャーナリストで、元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博さん。屋良さんは、インターネット上をはじめとして沖縄米軍基地の実態や安全保障についての誤解、デマのたぐいがあまりにも多いことを痛感。それをどうにかしたいという思いで「おきなわ基地問題検証プロジェクト」のメンバーで小冊子「それってどうなの?沖縄基地の話。」を制作した経緯を語り、「沖縄基地と地元経済はリンクしている。基地がないと沖縄は経済的に困る。沖縄は基地があるから生きていける」「基地があるから日本は守られている」など、当たり前のように言われている様々な誤解について事実や数字なども示しながら反証しました。高江で出会った「平和のための退役軍人会」の元海兵隊将校が「海兵隊には移動手段がなく、動けない兵力」「輸送手段がないから有事対応ではアメリカ本国から海兵隊が輸送される」と話したことなども紹介されました。
そのなかで、いま世界では戦争を回避するために、経済的、人的、文化的交流などを含めた安全保障が大きな流れになっていること、安倍政権の安全保障論は、軍事の側面だけで視野の狭さがあり危険であること、政府は、米軍の沖縄駐留の根拠について「地理的優位性」「抑止力」をあげるが、海兵隊の実態も示しながら、そこには何の根拠もないことなどを丁寧に語りました。そうした海兵隊のために高江の森、辺野古の海をこわし、オスプレイが飛ぶような無法を許さず、沖縄の実態をどう解決するかを語りました。参加者からも次々質問が出され、熱心に話し合われました。

(2016年9月11日付「兵庫民報」掲載)

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