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2016年9月4日日曜日

伊方原発へ:兵庫革新懇夏期一泊研修ツアー


兵庫革新懇は八月二十一日、住民の反対を押し切って再稼働された四国電力伊方原子力発電所を視察・訪問しました。

伊方原発は愛媛県西端の瀬戸内海に突き出た佐田岬半島の付け根の瀬戸内海側にあり、山口県の諸島が遠望される地で、初めて原発施設を目の当たりにした参加者からは、こんな風光明媚な場所に、という感嘆の声が聞かれる立地条件です。

伊方ビジターハウスの所長は丁重に館内を案内し、東電福島原発の事故の経験も踏まえて、最大級の地震と津波に対応できる補強をして三号機を再稼働した、と胸を張って説明していましたが、最大級とはいうものの結局は電力会社にとって容認できる範囲の想定であり、「想定外」の事故については全く考慮がない「安全神話」の宣伝の役割を果たしていました。

一行は往きのバス内で、福島原発事故の現状についての調査研究を進めている出口幹郎氏から実情説明を聞き、また伊方原発については「伊方等の原発をなくす愛媛県民連絡会議」の中尾寛事務局長から再稼働に反対する現地の実情について報告を受けるなどして、原発について充実した研修を行うことができました。

二日目は道後温泉近くの子規記念博物館、四国霊場五十一番札所石手寺を訪問しました。

参加者からは「百聞は一見にしかず。研修ツアーの意義を実感した」などの感想が寄せられました。
(堤隆二=兵庫革新懇事務局)


(2016年9月4日付「兵庫民報」掲載)

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