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2016年9月18日日曜日

兵庫民医連:熊本・仮設住宅へボランティア

「一般社団法人ING」で八月二十八日、熊本県益城町の広崎仮設団地(六月十四日入居開始五十三戸)を訪問しました。
これには、神戸医療生協組合員一名、兵庫民医連職員十四人(看護師四、医療ソーシャルワーカー一、ケアマネジャー一、検査技師一、栄養士一、歯科衛生士一、事務五)、取り引き先職員一名の計十六人が参加し、健康チェック、なんでも相談会(弁護士、生活と健康を守る会と一緒に)とたこ焼きの炊き出しをおこないました。
広崎仮設は、町民グラウンドにできた町内十七か所建設予定の一番目の仮設で、入居条件が重度障害、要介護以上、七十五歳以上、乳幼児・子どものいる世帯などの方々が優先入居されていることがわかりました。


健康チェックは、二十名の方にマイカルテを使って問診、血圧、体脂肪、尿検査を実施。八十歳~九十歳代の方が多く八五%が女性、全壊の方がほとんど。尿検査で潜血・蛋白(+)、膀胱がん術後定期フォロー中でしたが、震災で中断となっている方がおられ、受診をすすめました。
九十歳の女性は、震災後、体重が五キロ減少し、息子さんも被災、仮設から自宅の片づけに行く交通手段に困っているため、生活相談が必要とのことで、現地の共同センターのスタッフに引き継ぎました。
介護相談として、こちらから話を聞きにまわるなかで八十三歳になる自治会長さんと話ができました。仮設入居当初は、外灯や雨樋、雨水管がない状態で、いろいろな環境・生活改善のために毎日役場の復興課へ足を運ばれたそうです。


支援物資として、ゼリー百個と歯ブラシ百本をお渡ししました。たこ焼きは百二十人分つくり、入居者、現地スタッフに「おいしい」と好評でした。
参加者からは、「入居者同士がコミュニケーションを取るきっかけになったのでは」「高齢で被災したにもかかわらず、全体的に元気にすすもうとされていることに逆に元気をもらった」「テレビ報道は少なくなっているが、実際に見てまだまだ支援は必要とされている」「健康チェックでは、話を聞いて欲しい方が多かった」などの感想が寄せられました。今後も入居者の生活面を含めた継続支援が必要だと感じました。(森和子=クリエイト兵庫)

(2016年9月18日付「兵庫民報」掲載)

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