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2016年9月18日日曜日

兵庫労連第52回定期総会

兵庫労連は九月十日、第五十二回定期大会を開きました。
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開会あいさつする津川知久議長

津川知久議長は開会あいさつで、「前回大会以来の情勢は、日本の歴史的一大転換期に入ったことを実感する。戦争法案反対のたたかいを通じ国民的共同が広がり、旧来の運動と新しい運動が連合して市民連合を結成。その国民の声に押されて野党共闘が生まれ、参院選をたたかい三十二の一人区全部で共闘が成立し、十一選挙区で勝利の大きな成果あげた。兵庫県でも総がかり実行委員会ができて五月三日の集会に一万一千人を集めた。日本の歴史上初の〝市民革命〟の新しい運動をつくりつつある。しかし、安倍首相は、参院選で憲法について何も語らずだまし討ちで多数を得ると、さっそく九月の臨時国会では、改憲や労働法制改悪への動きの加速を狙っている」と述べ、「改憲と戦争する国づくりを許さないたたかいと、社会保障や国民生活破壊のたくらみに対する二つのたたかいを国民的共同で発展させよう」と訴えました。
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北島隆事務局長は運動方針報告で、「兵庫でも共同はナショナルセンターの違いを越え大きくすすんだ。この共同の軸の労連の強化が求められている。政府統計でも非正規労働者は三七・六%に増え一人当たりの賃金は減少、一方で大企業の内部留保は急増しており労働者の貧困化がすすみアベノミクスの失敗は明らかだ。その時にさらに労働法制を改悪しようとしており、さらに共同のたたかいを発展させよう」と訴え、全組合員参加、組織拡大の方針に取り組むなかで前進してきている実例を紹介しました。
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討論では、非正規差別をなくす裁判闘争も含めたたたかい(郵政産業ユニオン)/非常勤の「空白の一日」問題解決、介助支援員の待遇改善などの実現を通して前進(高教組)/新しく職場に組合を結成、〝三人集まれば組合学校〟(福祉保育労)/アンケート、一声メッセージなど全組合員から声を集め、賃金パンフで学習、スト権を確立し、賃上げを実現した(JMITU)/若者の声や悩みを聞いて、彼らの苦しみを知っていっしょに学習し、組合員を拡大(西宮労連)/政権の奉仕者でなく憲法に明記された〝全体の奉仕者〟として、すべての人が安心して暮らせる社会をつくる組合の立場を論議(国公)―などたたかいと組織拡大の熱心な論議が行われました。
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新議長に成山太志氏

新議長の成山太志氏
今大会で、十一年にわたり議長を務めた津川氏が退任、新議長に成山太志氏(郵政産業ユニオン)が選出されました。
成山新議長は、「非正規労働者問題をライフワークとして取り組んできた。津川氏に負けないよう、学習につとめ、行動でも学習でも先頭にたって頑張りたい」と決意表明しました。
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大会では堀内照文衆議院議員が日本共産党を代表して来賓あいさつし、野党共闘でたたかった参院選のあと、さらに市民との共同がすすんでいることを紹介し、「歴史の大激動の真っただ中にある。安倍暴走とのたたかい、戦争法、労働法制、社会保障など国会でも新たなたたかいがはじまる。さらに共同のたたかいを連帯して発展させよう」と呼びかけました。新社会党、兵商連なども連帯あいさつしました。共産党からは小林明男県委員会労働部長も出席しました。

(2016年9月18日付「兵庫民報」掲載)

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