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2016年9月4日日曜日

第21回尼崎平和のための戦争展を終えて

実行委員会事務局長 松岡宗治

震災の翌年から始まった「戦争展」、今年は「自民党改憲草案を斬る」と「沖縄」をメインに取り組みました。


テーマ「あなたと私には平和のうちに生きる権利がある」を掲げ、人は物扱いでなく個人としての尊厳が守られる社会を願うという憲法前文の精神をアピールしました。

沖縄・高江の権力との熾し烈れつな闘いをされている住民の様子を沖縄の写真家・大城弘明氏から送っていただき、コーナーとして展示しました。

また映画『うりずんの雨』は「沖縄戦」「占領」など四部構成で沖縄県民の闘いを私たちに余すところなく教えてくれるものでした。

初日には市内四園からの保育園児が紙芝居を観て、展示を見学。展示物の水筒などに触れて不思議そうにしていました。

展示は「憲法」「沖縄」「原爆」「各九条の会」「残留孤児」「戦争に突き進む歴史年表」「原発」「地雷」「戦時中の出版物各種」「現物展示」「慰安婦」など各コーナーを設け、サロンや読書コーナー、高江への寄せ書きコーナーなどには椅子を置き、休憩場所にもなりました。

今回はワンフロアーの広い部屋でゆったりと展示ができ、また会場内に音楽を流してリアルな展示の中に安らぎ感を漂わせることができました。

四十代の男性は「小林愛子様の被爆体験を聞いて、永遠に戦争してはならないことを実感し、核兵器を廃絶すべきと思います」との感想を寄せられました。

沖縄基地の強行、改憲を目指す政権にNO!の声をあげ続けなければ、との思いを深くする戦争展でした。

今年も尼崎市および教育委員会からの後援をいただき、参加者は延べ五百人を超えました。

(2016年9月4日付「兵庫民報」掲載)

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