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2016年8月14日日曜日

原水爆禁止世界大会に参加し決意新た

被爆の実相受け継ぎ核兵器廃絶の流れ広げよう


力重智之

今年の原水爆禁止世界大会は、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議を多数で採択し、核兵器の禁止・廃絶を目指した作業部会が始まるなど「核兵器のない世界」への新しい扉が開かれようとするなか開かれました。また、被爆者自身が呼びかけ、世界で数億の署名を目標にした「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」という新しい運動も始まっています。

今回の世界大会に参加して感じたことは、被爆の歴史を受け止めることが今の時代に生きる私たちに求められていること、そして世界の核兵器廃絶の流れに確信を持ってこの日本でも広げていきたいということです。

被爆者の平均年齢が八十歳を超え、広島、長崎での被爆の実相を受け継ぐことができる最後の世代が私たちです。世界大会で、被爆者の方が語った「ピカドンが落とされて、逃げまどう人、泣き叫ぶ人、変わり果てた姿の人たちであふれかえり地獄のようだった」という光景の上に自分たちは生きていることを改めて忘れてはいけないと感じました。

二百十四回を数える毎週金曜の関電神戸支社前での原発ゼロ行動にも参加していますが、それは、3・11福島原発の事故による被害をみれば原発の再稼働なんてありえない、原発を再稼働させようとする安倍政権や電力会社は許せないという思いからです。

私たちは原爆と原発の被害から学んで未来をつくることができます。八月六日の平和記念式典で広島県知事が「核抑止力論こそ理想論だ」と核抑止力論を批判しました。原爆の被害から学べばこその発言だと思います。

私も被爆の歴史、核兵器廃絶を進める世界の流れに学び、仲間たちと一緒に核兵器のない世界、その先頭に立つ日本を実現するために頑張っていきたいと決意を新たにしました。

(党県青年学生部副部長)


(2016年8月14日付「兵庫民報」掲載)

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