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2016年8月21日日曜日

海外代表4人が神戸を訪問・交流:原水爆禁止世界大会

非核「神戸方式」など市民のたたかいに共感



原水爆禁止二〇一六年世界大会に参加した海外代表四人が八月十日、神戸市を訪れ、神戸港を視察、兵庫県の平和運動関係者と懇談、交流しました。

IPB(国際平和ビューロー/スペイン)のジョルディ・ルファンへス氏、アメリカのピース・アクションのポール・マーティン氏、韓国の研究者イ・ジュンキュ氏は、平和委員会の大森幹雄事務局次長、AALA連帯委員会の井村弘子事務局長らの案内で神戸港を見学。船上で、戦後の神戸港が米軍基地であった時代の基地撤去のたたかい、非核「神戸方式」誕生の経過、自衛隊潜水艦の建造拠点としての現在の神戸港の役割などの説明を受けました。眼前に展開する四隻の潜水艦に驚きの声をあげ、神戸市民の平和のたたかいへの共感の思いを語りました。

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同夜、非核フィリピン連合事務局長のコラソン・ファブロスさんが加わり、海外代表四人を囲んだ交流会が行われ、県下各地から約四十人が参加しました。

IPB/スペインのルファンへス氏は、核兵器・軍需産業を支える銀行からの投資の規制の重要性などを報告しました。

アメリカのマーティン氏は、十五万人会員、百地域組織を持つピース・アクションが米政府に核兵器廃絶を迫るたたかいを繰り広げている活動を報告しました。

韓国のイ氏は、「数万の核兵器を持つ米ロは『脅威』と騒がず、数発しか持たない北朝鮮を『脅威』と騒ぐのはなぜか?」と問いかけ、北朝鮮の現状、日米韓の対応などの具体的資料を示し、外交力の重要性を強調しました。

フィリピンのファブロスさんは、新しい大統領、同国への米軍の進出、中国との海洋紛争などについて述べ、フィリピンでも非核「神戸方式」を実施する取り組みを進めていると紹介しました。
(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

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