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日高医療センターに病床全廃の動き:第4回兵庫の地域医療を守る交流集会

第四回兵庫の地域医療を守る交流集会が、兵庫の地域医療を守る会主催で八月二十一日に神戸勤労会館で開催されました。

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地域医療を守る但馬の会の千葉裕代表

地域医療を守る但馬の会の千葉裕代表が、地域医療構想を受けて日高医療センターの全病床ベッドを廃止する動きが出ていることを紹介し、日高地域の住民主体のたたかいと但馬全体の力を結集して日高医療センターを守る決意を表明しました。

地域医療構想は但馬の人口減少を病床削減の理由としていますが、豊岡市では、入院患者の多い六十五歳以上の高齢者人口が二〇一〇年の二万三千九百六十五人から二〇四〇年には二万四千百九十五人へ長期的に増加していくため、むしろ病床増が求められます。日高地域の住民も病床廃止の話はほとんど知らされておらず、住民の理解も得られていません。千葉さんは、こうした地域や患者の実態をみない、住民無視の一方的な病床廃止を厳しく批判しました。

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森本真神戸市議は、先端医療センター病院と中央市民病院の統合、神戸アイセンター病院の開設など、安全性の確立されていない高額の保険診療外治療や医薬品などの開発をすすめ、研究者、臨床医と医療関連企業を集積する神戸医療産業都市の新しい動きの問題点を報告しました。

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苦瓜一成姫路市議は、県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合の動向と姫路の地域医療と介護を守る会の取り組みを報告しました。

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兵庫の地域医療を守る会事務局の副島圀義さんが、県立柏原病院や県立西宮病院などの県立病院改革の動向について報告しました。今西(筆者)が当面の取り組みとして、公立病院改革の情報収集と対応、介護要支援の新総合事業化でサービスを後退させない、国保都道府県単位化に向けた準備の三つを重視すること、日高医療センターを守る取り組みを全県の力をあげて支援することを提起し、参加者全員で確認しました。
(今西清=県社保協地域医療部会代表)
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(2016年8月28日付「兵庫民報」掲載)