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2016年6月12日日曜日

観感楽学

「三千円で月内なんとかやっていかないと」ある女子大生のつぶやきです。「彼女が月内って言ったのは、十五日くらいの話ですよ。大学生のみなさんの暮らしを変えるために力を合わせましょう」地元の駅で訴えると、JCPマガジンの受け取りがよくなりました▼学生の置かれている実態に改めて心を寄せ、参院選をたたかいたい。日本の高等教育予算はGDP比でわずか〇・五%。先進国最低クラスです。一方、大学授業料は世界最高レベル(国立五十三万円、私立八十六万円)。歴代の自民党政府は、無利子だった奨学金を〝学生ローン〟に変質させ、卒業と同時に数百万円の「負債」を抱えて社会人となる▼こうした状況に置かれている大学生たちが、立ち上がり、政治を変えようと頑張っています。目前に迫った参議院選挙は、日本共産党と民青同盟が戦前から実現を求めていた「十八歳選挙権」が実施されるはじめての選挙です。新たに選挙権を得る十八・十九歳は、六〇%が「選挙に行く」と答え、「今の政治が変わってほしい」と八八%が願っています(NHK調査)。若い世代との共感を大切に、未来を切り開くため、一日一日悔いなく頑張りたい。(あ)

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

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