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2016年5月22日日曜日

新名神橋桁落下事故で申し入れ:再発防止へ原因究明と損害賠償、周辺被害者への支援を

金田氏と党県議団が兵庫県に



金田峰生国会議員団兵庫事務所長と兵庫県議団は五月二十三日、新名神高速道路の橋桁落下事故で、兵庫県知事に対し、申入れを行いました。

事故後、金田氏と県議・市議が、現場に赴き聞き取り調査などを行い、住民、商店などから寄せられた声にもとづいて行ったものです。

申し入れ内容は、

①西日本高速道路株式会社および国に、工事内容や設計および施工計画に関する問題の有無はもちろん労働環境や安全対策など、再発防止に資する事故原因の解明を徹底的かつ早期に行うよう要請すること。

②西日本高速道路株式会社に対し、事故に伴う通行止めで経営が悪化した近隣店舗をはじめ損害を受けている方々への賠償・補償等を誠意をもって行うよう要請すること。

③国道176号を早期に再開通すること。少なくとも県民に作業の進しん捗ちよく状況等の情報を提供し、その目途めどを明らかにすること。

④県内自治体と協力し、事故による影響の調査・把握および被害、損害、不利益を被った方々への支援、活用できる制度の積極的紹介や相談窓口の設置など、対策を講じること。

―の四点です。

金田氏と県議らは、事故の原因究明をあらためて求めるとともに、「通行止め区間の店舗からは、売上が激減していることを聞いた。県としての支援や使える制度などの紹介を」「通行止めの期間がしっかりとわからないと、今後の営業の方針が立てられない」「近隣の三田でも営業の影響がでている」などの声を伝え、県としての対策強化を求めました。

糟谷昌俊県土整備部長は、「県として事故原因の解明などをすでに申し入れている」「使える制度の紹介はありうる」としつつ、「損害の調査などは県としてはむずかしい」と消極的な姿勢を示しました。


西宮市議団が西宮市に



日本共産党西宮市会議員団は五月十七日、新名神高速道路橋桁落下事故の問題で西宮市へ対策を申し入れました。

神戸市北区道場での橋桁落下事故は、当初「事故は神戸市」という感がありましたが、日本共産党(金田峰生国会議員団兵庫事務所長、県議団、西宮市議団)が現地調査を行う中で、被害はむしろ西宮市の方が大きいことがわかりました。

天上橋交差点(山口町下山口)以北の国道176号沿線の店舗等では、通行止め、交通規制により客足が途絶え、商売にならない深刻な状況が生じています。また、名来地域は迂回する車両が大量に侵入するため安全が脅かされています。西日本高速道株式会社は国道176号通行止め解除にむけ工事を十三日に開始したものの、最低でも二カ月間と、見通しはたっていません。

申し入れでは、事故原因の究明や損失補償の他、生活保障のために、山口支所への相談窓口設置、事業者へのつなぎ融資創設、税や国保料などの減免・徴収猶予制度の周知徹底、迂回車両の侵入に対する安全対策などを求めました。

西宮市から議会に事故に関連する報告があったのは五月十一日。市長や各局長が出席する政策調整会議でも事故報告のみで現状や対策について一度も協議されていません。ようやく十七日に産業部が被害事業者の調査を始めたとのことです。自治体が市民の生活を支えるために必要な対策を直ちに取るべきです。

日本共産党西宮市会議員団は、全庁的な連絡調整の場を設置し、直ちに西宮市が対策に取り組むよう求めました。

(杉山たかのり=西宮市議)

(2016年5月29日付「兵庫民報」掲載)

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